

当地域の一般的な迎え方は十三日にお墓に参り、仏様と共に帰宅し、十五日に地域で決められた河原の近くまで送って行きます。
十三日から十五日までの三日間は家族で、西国三十三霊場ご詠歌を唱えます。
あちらこちらの家庭から鐘の音が聞こえ、お盆を実感します。
新仏のある家は、七日から新仏用のお飾りをし、住職のお参り、ご縁のある地域の方、親族の供物をお受けします。
我が家も昨日、今日とお参りを頂くことがあり、ありがたく、賑やかな日を送っています。
通年お参り頂く菩提寺のあんじゅ様は、わたくしの高校時代の同級生で、しかも三年間ご一緒でした。
何とお呼びしていいのか今だにためらっていますが、考えが付かぬまま下のお名前で呼んでしまいます。
お仕事とは言え、彼女もやりにくいのではないかと、ずっと疑念が解けません。
不思議なご縁だなぁと思っています。
俗なわたくしは昨日、彼女の読経の後「私の訃報は貴女に一番早く届くのね。お世話になります」と言いますと「どちらが早いか分からないわよ」と返してくれました。
一年に一回出す迎え提灯の箱に、年号を書いて今年の今していることを書き込んでいます。

昨年は「今年もお盆を迎えました。今はブログにはまって掃除をしない私になりました。掃除をしていた私に戻りたいです」と書いています。
そんなに掃除をしたいのかと、健気さに笑ってしまいました。
昨日は夫の姪に「おばちゃんの家はゴミひとつ落ちていない!」と思わぬ言葉を貰いましたが、激励と受け取らなくてはと思いました。
今年も多分同じ事を書きそうな気がしますので。


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