海狗(カイク)=大をネッフ,中をチョキ,小をウネウ
アイヌ語=オンネプ(onnep)は
成獣の雌、あるいは雄
海狗とも記され、寒流に乗って金華山沖までくる
三陸で「沖の犬」と呼ばれた
「おっとせい(膃肭臍)」の異名
膃=月(肉)+囚+皿=月(肉)+囗+人+皿
オチ(ヲチ)・オツ(ヲツ)
温=ぬくい・オン・ウン(唐音)
異体字「溫=氵(水)+昷=氵+日+皿=氵+𥁕
「昷=𥁕=皿の上に蓋をし熱気をこもらせる意」
異体字「溫・昷・𥁕」
あたたかい・あたためる
温故(知新)・温存
微温湯 (ぬるまゆ) ・微温 (ぬる) む
温暖・温室・ あたたかさ、寒さ(冷たさ)の目安
囚=囗+人・・・囚人=捕虜・捕囚・罪人
肭=月(肉)+内
月(肉)+內
月(肉)+冂 +入
月(肉)+冂 +人
肥えるさま・「膃肭」は肥えていてやわらかいさま
ドツ
肥えてやわらかい・膃肭(オツドツ)
アシカ科の哺乳動物「膃肭臍( おっとせい)」
「丸々太った=膃肭」
「膃肭の 臍(ほぞ・へそ )」
・・・オット(夫)のセイ(精)は臍(毘・へそ)・・・
↓↑
すいてんぐう=水天狗?⇔海狗(カイク)?・・・沖犬?
「肭獣(トジュウ) 宇仁宇(ウニウ) 海狗(カイク)」
↓↑
おっとせい=「膃(ヲッ)肭(ト)臍(セイ)」
↓↑
アシカ科の哺乳類・・・足化・足下・足解・・・タリの解
↓↑ アシカ(海驢・海馬)には耳たぶがあるが
↓↑ アザラシ(海豹)の耳は穴が開いているだけ
雄は体長約二メートル
雌は約一・四メートル
全身ビロード状の暗褐色の体毛
耳殻と硬い口ひげ
四肢は扁平なひれ状
主食は魚類
一夫多妻
一頭の雄のまわりに
十頭から数十頭の雌が集まる
繁殖地は北太平洋の
チュレーニー島(海豹島)
↓↑ ・・・海の豹=鰭脚(キキャク)目
鰭=魚+耆=魚+老+日=ひれ・はた
異体字
「鳍・鮨・䱈・鬐・䰇・𨲘・𩥂・𩥞・𩷾」
鱶鰭=鱶=ふか・さめ(鮫)
魚翅(ユイチー)=尾鰭・背鰭・胸鰭を
乾燥したもの
水でもどし、ゆでて水にさらし
透明の糸状になった食材
耆=老+日=耂(十一ノ)+匕+日
おいる・おさ・たしなむ・としより
年をとる・年寄り
60歳の人
徳のある老人・強権的な人
かしら・長老
強い・いたる・いたす・成し遂げる
たしなむ・好む・味わう
アザラシ(海豹)科の哺乳類の総称
水豹(スイヒョウ)
↓↑ アイヌ語=「トッカリ」
コマンドル諸島
プリビロフ諸島
冬は南方に回遊し
房総沖まで南下
↓↑
きたおっとせい
おっと
かいくじん
↓↑
肉は強精剤とされ
おっとせ・おっとつさい
「血の薬でも後家は忌め膃肭臍」
(俳諧・広原海(1703))
↓↑
アイヌ語の onnep=中国で膃肭と音訳
臍(ほぞ・へそ)が薬用にされ
本草家に
「海狗腎(かいくじん)」
「膃肭臍」
と呼ばれた
↓↑
「文明本節用集」に
「膃肭臍 ヲットッセイ」
「伊京集」に
「膃肭臍 ヲットッサイ」
フランシス・ド ミオマンドル?・・・小説「おっとせい」の作者
↓↑
水居(スイイ)=水上、水辺に住むこと・ふなずまい
「海狗(あしか)
ラッコ
膃肭臍(おっとせい)の族は
毛族にて水居す」
(戦国策‐趙策・武霊王)・・・武の霊の王
水中にすむもの・魚介の類
(呂氏春秋‐孝行覧・本味)
・・・呂の氏
・・・孝の行を覧よ
孝行=コウコウ=虎羽稿・後考・・・
・・・本の味(あじ・ミ)
↓↑ ↓↑ ↓↑
膃肭臍(おっとせい)⇔水豹(スイヒョウ・海豹)⇔海狗(犬)⇔水狗
↓↑ ↓↑ ↓↑
水天宮(福岡県)
すいてんぐう・・・水天狗?
福岡県
久留米市・・・「留=畄⇔巣」
留=田+卯=耕地に作物を囲う、とどめる
昴=日+卯=すばる・ボウ・・・刀=卩
卯=𠂎+卩
卯=斧で叩き割る・・・斤=𠂎
昂=日+卬=のぼる・あがる・たかぶる・コウ
異体字「仰・昂」
「卬」=昂・䭹・迎・枊・䩕・䒢
異体字「𠨐」
卬⇔迎抑仰
瀬下町
に鎮座
天御中主神(あめのみなかぬしのかみ)
安徳(あんとく)天皇
高倉平中宮(たかくらたいらのちゅうぐう)
平二位時子(ときこ)
を祀(まつ)る
水の守護神
安産・水難よけの神
↓↑
神社・社会・会社・・・社?・・・「~こそ・・・である・でない」?
↓↑
社=礻+土=示+土・・・「社=示+土(十一)」って?「拾う壱」は小想?
↓↑ 礻+十+一
異体字「𡉹・社・土・𣒮・𣴳・𥙭・𥙲・䄕」
やしろ・シャ・ジャ
・・・「八代・八尋」
・・・「八尋鰐(和邇・わに)」=八丈もある長い鰐?・・・鱷(わに)
鰐(わに)=鋤持神(さいもちのかみ・日本書紀)
=佐比持神(さいもちのかみ・古事記)
鸕鶿草葺不合尊┬玉依姫(鰐⇔和邇・和爾・王仁)
▏
彦五瀬命ー稻飯命ー三毛入野命ー神日本磐余彦尊
稲飯命=(いないのみこと)=稲氷命
「是出於新良國。即為國主。
稻飯命出於-新羅-國王者祖合」=新羅人
「さい」=刀剣・鰐の歯の鋭い様・・・差異・犀?
=サイ=「賽(斎)の目」
「サイコロ(骰子、賽子)
賽(さい)・ダイス (dice) 」
「賽は投げられた (alea iacta est)」
・・・「和邇=わに=王仁(和人・倭人)・和爾・和迩(話似)」?
わに⇔あに(兄・阿仁)⇔おに
あに⇔おに(鬼・尾似)・・・鬼室?
中大兄皇子=葛城皇子=天智天皇?
なかのおほえ
中 大 兄
チュウダイケイ・・・註(注・柱)体系
(台形・大径・碓景・・・小碓+景行)?
645年 6月 12日・・・蘇我の入鹿、蝦夷暗殺
乙巳・壬午・庚辰 鯆(いるか)=魚+甫=フ・ホ
甫=十+丶+用
はじめ・おおきい・ひろい
物事の始まり
男子に対する敬称
尼甫(ジホ)==孔子
男子の美称
海豚(いるか・Dolphin・how it is)
和名抄で「江豚-伊流可」
古事記で「入鹿魚」・・・蘇我入鹿
中国では「海猪・江豚」
フハイ・いるか・海豚の異名
↓↑ ↓↑
あに=兄・豈、晜、昆、嫂
豈=豈=山+豆=山+一+口+䒑
異体字「岂=山+己」
あに・どうして・反語を表す
たのしむ・やわらぐ
ガイ・カイ・ケ・キ
かちどき=凱旋する際の音楽
凱=豈+几
かちどき・やわらぐ
奏凱(ソウガイ)・八凱(ハチガイ).
凱歌( ガイカ)・凱旋(ガイセン)
凱風(ガイフウ)
凱(かちどき)・凱らぐ(やわらぐ)
凱風寒泉=母親の深い愛情・凱風=南風
八元八凱=「元=善」、「凱=高い徳」
8人の善人、高徳の人物
あに=反語の意をあらわす
「どうして~であろうか」
師を還すときの振・旅の樂なり
欲なり登なりと、
豆に従ひ、豈の屬は皆な豈に従ふ
「海神 所乘駿馬者 八尋鰐(わに)也 是 竪其鰭背 而在 橘之小戸」
土地の神・くにつかみ
土地の神を祭るやしろ
お宮・ほこら・祭り
ある目的や事業のために
集まった人々
その人たちの作った団体
組合・組織
↓↑ ↓↑
昔者社(むかしコソ)
「社」をコソと訓むのは
社に祈願することから
願望の意の助詞「コソ」に
「社」の字を当てるようになった・・・?
こそ
ある事柄を取り立てて強める意を表す
前にくる語を強調
今コソ別れめ、いざさらば
すきコソ上手
おまえコソ・あれコソ・それコソ・・・
勿来(なこそ)=福島県と茨城県との境界地域
「なこそ」=古語で「禁止」の「な~そ」に
「来(く・カ行変格活用)」の
未然形「来(こ)」が挟まれた
「な来そこ」=「来るな」
「なこそ」の漢字表記
万葉仮名、平仮名の真名(漢字)を用いて
「名古曾・名古曽・奈古曽」と
「名社」と書かれる
漢文の「禁止」の
返読文字「勿(~なかレ)」を用いて
「勿来」と書き「なこそ」と読み下す
「関の名称」であり
「来」に「越」の字を当て
「勿越・莫越」と書く
「莫・勿」は禁止の返読文字
「奥州三関=勿来・白河・念種の三関」
(念種関=鼠ヶ関=念珠ヶ関)
↓↑ ↓↑
社燕秋鴻(シャえんしゅうこう)
燕と白鳥がすれ違う短い出会い
社交辞令(シャこうじれい)
儀礼的な応対
お世辞の言葉
「辞令」は応答の言葉
社稷之臣(シャしょくのしん)
国家の重職の臣下
「社」は土地の神
「稷」は五穀の神
国家の守り神
「社稷」は国家や朝廷
社稷之守(シャしょくのまもり)
↓↑ ↓↑
社鼠城狐(シャそじょうこ)
君主や権力者の
威光を笠にきて悪事を働く者
虎の威をかる
「社鼠」は神社に住んでいるネズミ
「城狐」は城に住んでいるキツネ
は排除が難しい
城狐社鼠(じょうこシャそ)
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宗廟社稷(そうびょうシャしょく)
国家や朝廷、政府
「宗廟」は君主の祖先を祭る建物
「社稷」は土地神と五穀神を祭った建物
祖先を祭った建物と
土地の神と五穀の神を祭った建物
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禑=礻+禺=示+禺
異体字「祦=礻+呉」
さいわい・ゴ
幸せ・幸福
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恭譲王 王瑤
高麗王朝
第34代国王
在位 1389年12月2日~1392年7月31日
姓・諱 王瑤
諡 恭譲大王
至正五年二月五日
(1345年3月9日)
~
洪武二十七年四月十七日
(1394年5月17日)
父 王鈞
母 国大妃王氏
后妃 順妃盧氏
↓↑ ↓↑
王禑
第32代 高麗王
姓は王
名は禑
禑王、驪興王
初名は牟尼奴
恭愍王
と
侍婢・般若の子
恭愍王の後を継いで王位に就く
後
李成桂
の
威化島
回軍により廃位、殺害された
父は
定原府院君鈞
母は
国大妃王氏
妃は
昌成君の娘
順妃盧氏
↓↑ ↓↑
1374年
恭愍王が殺され
禑王(辛禑)が即位
倭寇(前期倭寇)平定に功のあった
李成桂・・・元(モンゴル)王朝の武官
太祖 康献大王
1335年10月27日~1408年6月18日
1357年から高麗の武官
李旦(初名:成桂)
字 君晋
小字 仲潔
号 松軒
諡号 康献至仁啓運
応天肇統広勲
永命聖文神武
正義光徳大王
廟号 太祖
元統3年10月11日
(1335年10月27日)
~
永楽6年5月24日
(1408年6月18日)
父 李子春(桓祖)
母 懿恵王后(永興崔氏)
后妃 神懿王后(安辺韓氏)
↓↑ ↓↑ 神徳王后(谷山康氏)
崔瑩
らが台頭、対明政策で対立
李成桂は
1388年にクーデター(威化島回軍)
禑王の子の
昌王(辛昌)を即位させ
1389年
昌王は王位継承者ではない偽王として殺害
恭譲王を擁立
恭譲王三年(1391年)
科田法が公布
楮貨流通政策が決定
施行前に
高麗王朝が滅亡
↓↑ ↓↑
恭譲王から
李成桂への譲位を防ごうとし
鄭夢周
らは李成桂派に殺され
1392年
恭譲王は
李成桂に王位を譲り
杆城に追放
1394年
王命による刺客により
配流先の三陟で子とともに殺された
高麗王室一族は、流刑中、
乗っていた船を沈められ溺死
麗王朝は滅亡
李成桂の
朝鮮王朝がはじまる
ーーーーー
すいてんぐう=水天狗?⇔海狗(カイク)?・・・沖犬?
↓↑ ↓↑
松浦 武四郎
文化15年2月6日(1818年3月12日)~明治21年(1888年)2月10日)
戊寅(戊丙甲)偏財・偏財・建禄 ⇔戊子
乙卯(甲 乙)劫財・比肩・帝旺 ⇔甲寅
甲戌(辛丁戊) 正官・ 養 ⇔辛亥
申酉=空亡
ーーーーー
・・・???・・・すいてんぐう=水天狗?⇔海狗(カイク)・・・沖犬?