・・・昨夜、薄っすらと降った牡丹雪は止んでいた・・・「胡坐=胡座=あぐら・踑(足+其)・趺(足+夫)・安倉・粟国」・・・本日、北海道新幹線が開通・・・ガンガンのお天気で、雪に埋もれていた植物の木々の枝に付く芽の蕾(つぼみ)の先端は紅を見せている。玄関横の窓の下の凍った雪を砕いて捨てたが、これが叉、重労働・・・家に入ってTVの前でアグラをカイてサッカー観戦・・・「足を前に組んで座るアグラの形」は「渦(うづ)」の様に見えるし、「花の蕾(つぼみ・蔀・莟)」の「巻」様にも見えるな、なんてボンヤリ思ったりなんかして・・・
兎に角、「札幌コンサドーレと京都サンガ」のサッカー、「3-2」で札幌が勝った。未明での「U23日本-U23メキシコ」では、「2-1」で日本が勝ったが、なんか、ホッとタメ息ついてベットに入った。
TV観戦での「スポーツの勝負の世界」、相撲、野球、ラグビー、ジャンプなどの興奮もタメ息も、自分自身の「郷土」と云う場所に僅かに関係するのに過ぎないのに・・・「愛国心とは別モノ」であるハズだが、ダレかに利用されそうな「危ない心情」ではある・・・
ボクのTVでのサッカー観戦は「南アフリカ、ワールドカップ(FIFAワールドカップ・FIFA World Cup)の2010年6月11日~7月11日・第19回目)」からで、それまではマッタく興味もなかったし、モチロン、未だにルールも、そのポジションの名称も詳しくは知らないままTV観戦で一喜一憂していたのだが・・・
本日、13時からのTV観戦で
ナビゲーターの「千葉真澄アナ(女性)」が、ボクの気持ちと重なるオチャメ(?)なアナウンス(当然な地元チームへの気持ちの入った依怙贔屓なエール=yell)をしてくれて、楽しかった。
・・・「navigator=航海者・航行者
船舶・航空機などの操縦者
航海士・航海長・・・三浦按針
(WilliamAdams)
山本音吉(乙吉)
(John Matthew Ottoson)
飛行士・航空士
探検行の進路係
海洋探検家、冒険家
航空機、
ミサイル進路の
自動調整装置」
・・・「なびげぇたぁ=名備解重他蛙」・・・「ale(ealu)=ビール(beer)?」は飲んではいないけれど・・・
で、「千葉真澄」アナと解説者の会話の中での「ボランチ(Volante)=defensive midfielder」のコトバがよく解からないので調べてみたら・・・ポルトガル語・・・
「ボランチ(自動車などのハンドルの意・舵取り・サッカーでディフェンダーの前で守備的な役割をしている選手のこと・本来ディフェンダーの前で守備的な役割だが、攻撃と守備の両方をこなす選手ポジション)」、なるほど、「チームのハンドルを握っている選手」ですか・・・現場の指揮者である・・・
「U23=under23(アンダートウェンティースリー)」の意味も知らなかったので調べてみたら・・・
「U23のオリンピックのサッカーは、オリンピック開催前年の12月31日時点で23歳未満の選手に出場権がある(24歳以上の選手を3人まで・オリンピックの男子サッカーは1992年のバルセロナ大会から)」とあった・・・
ーーーーー
サッカーの
ポジション
ゴールを守る
『GK(ゴールキーパー)』、
GKの前で主に守備を担当する
『DF(ディフェンダー)・バック』、
ハーフウェーライン付近で
攻守に渡って活躍する
『MF(ミッドフィルダー)』、
攻撃の最前線で得点を狙う
『FW(フォワード)・トップ』
の4つ・・・
ーーーーー
で、アグラをカイて、身体を左右に揺すりながらの観戦だったが・・・ボクの問題は「胡坐=胡座=あぐら・踑(足+其)・趺(足+夫)・安倉・粟国」の漢字である・・・
女性は「あぐら」を「カカない」のかな?・・・未だに女性の「あぐら」はヨガの女性がとっているポーズでしか観たコトがないのだが・・・
アグラを「カク」?の漢字を調べれば・・・以下
↓↑
かく=カク
郭=廓・覚・膈・槨
欠く=闕く・舁く
書く=描く=画く
掛く=懸く=構く・・・・「構える」の「カク」?
掻く・駆く=駈く
賭く・確・斯く
各・角・拡=擴
↓↑
下矩=外惑星が太陽と90度離れて西に見えること
日の出時に南中すること
西方矩
角=一点から出る二つの半直線がつくる図形
その開きの度合い・角度・四角
佳句=詩歌のよい文句・すぐれた俳句
画=劃=漢字を構成する要素で、一筆で書く線や点・字画
易の卦(ケ)を表す横線(陽と陰)
客=訪問者・買い手・旅人
牛飼君の客となるは
将に大いに驥足(キソク)を伸ぶべき
格=地位・身分・等級
物事の仕方・流儀
核=果実の中心にある種子を
保護している堅い部分
さね
細胞核・原子核の略・凝結核
郭=廓=古代中国で都市を囲んだ土壁
ものの外まわり・囲まれた場所
遊郭・遊里・いろまち(色街)
覚=対象を覚知するもの・心・心所
心が妄念を離れている状態
涅槃(ネハン)の理の悟り
膈=胸と腹の間
胃が物を受けつけず
吐き戻す病気・膈の病
槨=墓室内部の棺を保護するもの
「木槨・石槨・粘土槨
礫槨(レキカク)・木炭槨」など
欠く=闕く=かたい物の一部分を壊す
損ずる
舁く=二人以上で物を肩にのせて運ぶ・かつぐ
だます・あざむく
書く=描く=画く=「掻く」と同語源
文字や符号をしるす・文章を記す
掛く=懸く=構く
「胡坐(あぐら)をかく」の形で
足を横に三角の形に組んで座る
組み合わせる
編み合わせる
掻く=指先や爪、
それに似たもので
物の表面を強くこする
駆く=駈く=駆けるの文語形
賭く=賭けるの文語形。
確=たしかで間違いないさま
はっきりしているさま
斯く=話し手が身近なこととして
事態をとらえていう
このように・こう
前文、前置きのコトバ
各=接頭語で主に漢語名詞に付いて、
多くのものの個々、
一つ一つのどれもがみなの意
各=おのおの・それぞれ・いろいろ
角=かど・つの・すみ
動物のつの・角質=牛角(ゴカク)
拡=擴=ひろげる・ひろがる
範囲を広くする・ひろげる
画=が
脚=あし
恪=つつしむ・きまじめに身を持する
恪勤・恪守
挌=ぶち当たる・なぐり合う・うつ
挌殺・挌闘
革=かわ・あらためる・あらたまる・なめす
慣=いたる・いたす・ただす
殻=甲殻・耳殻・地殻・卵殻・から
喀=喀痰(カクタン)・喀血(カッケツ)」
覚=覺=おぼえる・さます・さめる・さとる
較=くらべる・あきらか・つき合わせて見比べる
較差・比較
隔=へだてる・へだたる
隔世・隔絶・隔離
劃=区切る・区切り・区劃
劃然
廓=くるわ・城廓・遊廓・外枠・外廓
膈=胸部と腹部の間
横膈膜(オウカクマク)・胸膈
赫=かがやく・赤々と燃えるように輝く
赫奕(カクエキ)・赫灼(カクシャク)
閣=たかどの・御殿・見晴らし台・高く構えた建物
金閣・高閣
獲=える・動物などをつかまえる
獲得・漁獲・捕獲・乱獲
嚇=おどす・真っ赤になって怒る
嚇怒・威嚇・脅嚇
擱=おく・下に置いてとどめる
擱筆・のりあげる・擱坐
馘=みみきる・くびきる
敵を殺した証拠に左耳を切り取る
馘耳
首にする
穫=作物を刈り入れる・取り入れる
収穫
鶴=つる・たず
鶴唳(カクレイ)
攪=かきみだす・かきまわす
攪拌(カクハン)
↓↑
アグラをカク
・・・ブログ記事や、「語源由来辞典」には・・・
ーーーーー
「両ひざを左右に開き、
両足首を組み合わせて
座る座り方」
↓
「あ」は「あ(足)」、
「ぐら」は「くら(座)」で、
インド北部の都市「アグラ」とは関係ない・・・関係あるかも・・・
↓
「くら(座)」は
「高御座(たかみくら)」や
「枕(まくら)」の「くら」と同じく、
「高く設けられた場所」の意味
「貴族が座る高い座席や腰掛などの道具」を
「あぐら」と呼んでいた・・・
「あ」は足の意、「くら」は座の意で、
「足」を組んだかっこうで床に座ること
「元来は大陸から渡来した貴族の用いる
腰掛のこと」で、
古代より
「あぐら」が
「床に座る正式な座り方」であった。
しかし、
「茶道が普及し、
正座が正式な座り方」とされた・・・
↓
「あぐら(Closed legs)」=足を横に三角の形に組んで座る
を
「かく(郭?)」は・・・・・囲(圍・かこ)む?
「くむ(組?)」と同意・・・?
・・・ボク的には
↓↑
坐って両足を曲げ、交互に重ね、上から見て
左は「マ」、
右は「マの逆字」
その空間は三角の形に見える
「ム」の字を
透明なセロハンやビニールに書いてみると
表の、
「ムの字」の角度を180°回転させると「7」
裏から観て左に角度を90°回転させると「マ」
「版木字」や「活版字」で印刷した文字の
「マ」、「7」、「ム」、
「鏡」に映し出した
「マ」、「7」、「ム」
「鏡=かがみ=鑑」とは
「鑑=手本」である・・・
↓↑
「仮名手本忠臣蔵」の「おかる」は「カガミ」で何かを観た・・・手紙・・・
「お軽(おかる)・・・・軽皇子・珂瑠皇子=文武天皇?
貞享二年(1684年)
~
正徳三年十月六日(1713年11月23日)
赤穂藩家老
大石良雄の妾
「於可留」、
「梶(かじ)」と記す書もある・・・
↓↑
京都二条の
二文字屋
次郎左衛門の娘として生まれた
赤穂藩が改易となった
翌年
元禄十五年(1702年)四月
大石良雄は、
妻
「りく」たちを・・・・「陸=六」
但馬国
豊岡の実家に帰らせ
京都山科の
遊郭で遊び呆け
堀部武庸らの
江戸急進派同志たちの不満が募り
これを恐れた
進藤俊式
小山良師
らが、
大石に
「廓通い」を止めさせようと
十八歳の
「お軽」
を紹介して側に置かせた
「お軽」は妊娠したので
金銀を与えて
二条の実家に戻して、
浅野家の藩医だった
寺井玄渓を
「お軽」の許へ派遣した
法名は
清誉貞林法尼
↓↑
『仮名手本忠臣蔵』では、
早野勘平(萱野重実がモデル)の恋人(妻)で、
寺岡平右衛門(寺坂信行がモデル)の妹・・・
山崎の
与市兵衛の娘・・・・・与意知・余市・与一・与市?
壱(壹・臺)與は
十三歳の卑弥呼の宗女
夫のため身売りした
祇園一力楼で
由良之助(内蔵助→句等之素懸)
の助力により
敵に内通した
斧(おの)九太夫を
夫に代わって刺す
↓↑
おかる(お軽)
浄瑠璃
「仮名手本忠臣蔵」中の女性
塩冶(えんや)判官の腰元
早野勘平の妻
夫のために
祇園の遊女となり
大星由良之助の密書を、
一力(いちりき)茶屋の
階上から
鏡で盗み見る場面が・・・有名である・・・
↓↑
初めて
「赤穂浪士の討ち入り」
を取り上げたのは、
近松門左衛門の
『碁盤太平記(1706年)』・・・ゴバンタイヘイキ
↓↑
近松の弟子筋の
「竹田出雲」らによって、
討ち入りから
足掛け
47年を経ての集大成
となったのが、
『仮名手本忠臣蔵』
↓↑
四十七士を
「いろは(伊呂波・以呂波)仮名
四十七文字」
に擬え、
誰にでもわかりやすい
「仮名書きのお手本」の意
↓↑
史実では
討ち入り決行時
・・・「雪は止んでいた」・・・
・・・「私戦予備及び陰謀罪(国交に関する罪・刑法93条1項)。本罪の行為は外国に対する私的な戦闘行為の予備・陰謀の罪・3か月以上5年以下の禁錮・自首者は刑を免除)」・・・重い命、軽い命・・・「ISに参加しようと日本人(男・23歳・MM)がシリアとの国境地帯(トルコ南部ガジアンテップ)でトルコ治安当局に拘束(シュリエット紙・電子版)。国外退去処分で3月24日夜、民間機で関西空港に到着」・・・世界中に使い捨て「チンピラ-テロリスト」が跋扈・・・「うえすとさいどものがたり」には「自制・抑制」と「未来への結末」があった・・・「waist side story」の国際化は「他人を巻き込んだ自爆」なんかじゃない。「自立・自覚」である・・・「てろりずむ」・・・当事者個人、あるいは「組織・団体・結社」のメンバーが、敵対者個人への、及び、複数の一般市民への「殺傷・暴力」でダメージを与え、「驚愕・脅迫」し、「恐怖心」を蔓延させ、その「政治的、宗教的」な「思想宣伝・煽動」に利用する行動・・・「自爆」する「チンピラ-テロリスト」には「ヤクザ社会の任侠思想」もないだろうが、「民主主義」などは毛頭ないだろう・・・「日本人9名が既にISで傭兵」・・・?・・・「人ビトが地球人として、相互協働として、公平に生きていく思想」は膨大な血の犠牲と、生き残った者の絶叫と慟哭の悲しみによって、長い時間で獲得してきたのだ・・・「物是人非」・・・「」・・・「非=鳥の羽の左翼、右翼=左右対称のモノ」であろう・・・
「韭(にら・ギュウ・ク)=非+一=韮=艹+非+一」・・・なんで「似等・疑由得・句」になるだか?・・・クサカンムリ、ハジメにアラズ・・・日下無理、哉(はじめ・カナ)に、有らず・・・
古名は
カミラ(加美良:古事記)・・・加味(神・髪・守・上)等
コミラ(古美良:本草和名)・・故巳(実・視・未・己)等
ククミラ(久君美良:万葉集)・口句未等
ニンニク(葫・大蒜)の・・・似務似句
古名の「オオミラ」に対して
「コミラ(ニラ)」
「コミラ→ミラ→ニラ」・・・となった・・・「ミ」=「ニ」?
「ミラ」=食べると美味しい=みら(美辣)・・・?
「万葉集」
伎波都久乃・・・・・きはつくの?
乎加能久君美良・・・岡の久君美良(くくみら・茎韮)?
和礼都賣杼・・・・・我れ摘めど?
故尓毛美多奈布・・・籠(こ)にも満たなふ?
西奈等都麻佐祢・・・背(せ)なと摘まさね?
(作者不明)
・・・これらの左の「万葉仮名」のカンジは右の意味なのか?
「記和訳句の、古歌之得句訓視等、和例訳備意比、故にも視他名附、所為なら訳万作章」・・・
「アリウム(Allium)」は
「ニンニク(大蒜・葫)」の
古ラテン語の「匂い」で・・・臭(句差意)いハナシである・・・
↓↑
「罪=罒(網・横にした目)
+
非(あらず・そしる・でない・ヒ)」・・・
「非」=「非常・非情・非凡・非力・非礼・ 非合理・非常識」
「悪い・間違い・悪業」
「非運・非行・非道・是非・前非・理非」
「似非 (えせ) ・似而非 (えせ) ・非道 (ひど) い」
以下はブログ記事で「テロ」を調べた羅列である・・・「恐怖(恐懼)」を与えるコトはナンでも「テロ」であるらしい・・・日常生活の「恐怖」・・・
ーーーーー
↓↑
テロ
実行主体
権力者による
自国民に対する
恐怖政治、
国家による
他の国家に対する国家テロ
「テロ支援国家」
「暗殺」とは異なる・・・・・・では「明殺」か?
直接の攻撃対象以外である
大衆を操作する
政治的手段(技術)
↓↑
テロリズム(terrorism)
政権の
奪取や政権の攪乱・破壊、
政治的・外交的優位の確立、報復、
活動資金の獲得、・・・・・・・・身代金
自己宣伝の
政治的目的のために、
爆弾、人質
暴力的事件を起こし、
社会的注目を集め、
メディアによって
報道されることにより
自己宣伝し、
相手の政策を変えさせたり、
社会不安を煽り
世論を
混乱させることを目的とする
政治的コミュニケーション
↓↑
恐怖政治
日本語で「テロ」
暴力革命主義者の事を
テロリスト(terrorist)と呼ぶ
↓↑
「terrorism(テロリズム)」
使用語
フランス革命の
九月虐殺
革命派が
反革命派を
1万6千人殺害した
恐怖政治に使用
↓↑
テロリズム
左翼政党、
右翼政党、
革命家、
ナショナリズム集団、
宗教集団、
政府側
など
政治的な組織が
目的を達成するため
恐怖、暴力の実行、実施・・・幕末時の「天誅組」
↓↑
国家が
敵対者への
武力行使を
合法化するために使用
↓↑
アメリカ国務省発表の報告書
『世界におけるテロリズムの現状』
(Partterns of Global Terrorizm)
世界のテロリズムによる犠牲者の数
1998年~2003年
毎年、
1000~7000人程度
「対テロ戦争」による
犠牲者の数は
イラク戦争の
集計で
10万人の民間人死亡
↓↑
「テロリズム」の語源
フランス語の「terrorisme」
1793年~1794年
フランス革命での
恐怖政治(La Terreur)に由来
フランス語の「terreur」は
ラテン語の「terreō」から派生した
「恐怖」を意味
↓↑
フランス革命
ジャコバン派の
恐怖政治
ジャコバン派
権力喪失後に
「テロリスト」
の用語が使用された
↓↑
テロの実行主体
権力者による
自国民に対する
「恐怖政治」、
国家による
「他の国家」に対する
国家テロ・・・・・・・・スパイの諜報、陽動作戦
CIA・KGB・陸軍中野学校
テロを支援する国家は
「テロ支援国家」
ーーーーー
・・・「学校の苛(いじ・虐)め」も、「家庭内暴力」も、「ストーカー」も、「セクハラ」、「パワハラ」も「テロ」・・・?
国家の「法律」による「合法的なテロ(恐怖)」も・・・「自民党」はミズから自分たちのコトバとコウドウを「恐怖の法律」でシバリ、「蟻地獄」にハマって自滅していくのカモ・・・
あの「オンナのカオにはモザイク」を掛けてはイケマセン・・・
・・・「信用は悪用される」、「情報は操作される」・・・「恐慌(キョウコウ・英語=crisis・独語= krise・仏語=crise)=経済的な攪乱、麻痺、破綻状態=景気循環の過程のうち、好況局面で突如発生する深刻な景気後退・金融恐慌)=経済恐慌(world economic crisis or panic)で、ある国の恐慌が次々と他国へと波及し、世界的規模で広がる事象を世界恐慌」という・・・「1673年のオランダのチューリップ恐慌、1720年のフランスのジョン・ローによる株式投機恐慌、同年のイギリスの南海会社をめぐる株式投機の過熱と崩壊(南海泡沫事件)による恐慌・・・1793年、1797年、1810年、1815年、1819年のイギリスの諸恐慌・・・1929年(昭和4年)、1930年(昭和5年)~翌1931年(昭和6年)、1987年、1997年、2007年・・・2017年?」
と
「10年毎に世界の株価が大きく
下落→投資、投機、投棄、博打?←不況」
で株価が上がる・・・
「好況局面における過大な設備投資が
不況局面の出発点において設備過剰となり、
生産と消費の間に大きな不均衡が起り、
商品の過剰生産が一般化して
価格が暴落、
企業倒産や失業が増大、
銀行の取り付け騒ぎなどの混乱を起こす」
「crisis=(主体、実体、患者本人の)病気の危機的峠・生死の境目」・・・「ドウなるんだろう」・・・
「panic=(主体を取り巻く家族、診察、診療、施術者、医者の)狼狽・為す術無しの混乱」・・・「ドウにもならん」
・・・経済的市場(商品・雇用)での
「需要→媒介物(カネ)←供給」
の諸関係でのアンバランスな、機能不全直前の
境い目状況・・・
「景気(気分の好悪)動向」とはモノに対する
「価値・使用価値・交換価値」の
不確かな情報による
「社会的な心理的動揺」である・・・
「資本=労働」→生産→生産物→流通市場→商品市場→商品→交換媒体(貨幣)←売買・購買→消費 or 儲け、貯蔵→「労働=資本」→生産・・・で、
この「不確かな情報」を操作する大本は
「国際通貨基金(IMF)、国際貿易の188カ国の組織」
と
「連邦準備制度(Federal Reserve System, FRS)
アメリカ合衆国の中央銀行制度を司る私有企業体で、
ワシントンD.C.にある
連邦準備制度理事会(Federal Reserve Board,FRB)が
全国の主要都市に散在する
連邦準備銀行(Federal Reserve Bank,FRB)を
統括する組織」、
「FRBの株式は民間金融機関が所有」、
「連邦準備制度理事会
(Federal Reserve Board of Governors)」は
連邦準備制度の統括機関」・・・
・・・博打の元締めと、その統括(統轄)下の各地方の鉄火場(博打場)である・・・「鉄火場(博打場)」とは「市民生活での金銭を媒介にしたモノの交換の場」、「損得のシステムの場」である・・・そして、「同元はカネやモノを巻き上げる客が居なくなる」・・・この「交換システム」、表面的な「市場崩壊の瀬戸際」で起こるコトが「経済恐慌」である。当然、「生産現場の倒産・失業」との相互諸関係で起こる機能不全の極限である・・・
「恐慌」の解決策は「戦争」での「人間の消耗」と「兵器の生産と消耗、建築物の破壊」であったし、今現在もありつつアル・・・
だが、国家間戦争での「原子爆弾・水素爆弾」の使用は「元(支配階級)も子(被支配階級)も無くなる」・・・やっぱ、「国家間戦争」は「支配階級」の害が及ばない「通常兵器」でやりまセウ・・・
そして、「市民社会でのテロ」である・・・「国家間戦争」そのものが「相互敵対のテロ(殺傷・拉致・弾圧・恐怖)行動」そのものである・・・
ーーーーー
↓↑
「鞏皮症(キョウヒショウ)」
膠原病の一
指・手・顔の皮膚が硬化し、
萎縮が
末梢より
体幹へ移行する
全身性疾患
「強皮症」とも書く
↓↑
「鞏膜(キョウマク)
眼球の
角膜以外の部分をおおう、
白くて堅い繊維質の膜
眼球の前面では白目の部分
「鞏膜炎」
「強膜」とも書く
↓↑
鞏(かた)むるに
黄牛の
革(かわ・な・あらた・カク)を用ふ。
↓↑
鞏(かた)むるに
黄牛を用うるは、
以て為す有る
可らざるなり。
ーー↓↑ーー
「鞏(かためる・キョウ」=「エ+凡(卂)+廿(にじゅう・ジュウ・ニュウ)+中(なか・チュウ)+十(とう・たり・ジュウ)」・・・
「巩(キョウ)」の左の字は「凡(あまねし・ボン)=几(つくえ・キ)+ゝ」ではなく、
「卂(はやい・ジン)」である・・・
類字に
「丮(手に持つ・両手で握る・もつ・ケキ)=⺄+二+礀」があるが、
「𠃨」は、
「丮」の異体字で、
「𦏧(孰)・𢀜・𡎐(埶=うえる・ゲイ)」などで「丸」とされる・・・「まる」が「埶」・・・???
・・・「巳(み)」はトグロ(塒・蜷局)を巻き、地を這う「蛇、蝮、はぶ(飯匙倩・波布)」だが、「商業・商売の象徴」はナゼか「蛇(商業高校、大学の徽章・バッチ=batch・校旗の紋)」である・・・恐れる・恐怖は毒蛇と恐竜である。と云うコトは「蛇はカネ(商人)の儲けの象徴」であるらしい。ヘびはイヴを唆し、アダムはイヴに誘惑されリンゴ(智恵の実?)を喰ってしまった。「原罪=ゲンザイ=現在」の起源とは、この「林檎(りんご→理務語)=智恵=枇杷(びわ→備倭・備和・尾分→尾張)」は「数字(number)の勘定、計算(calculation・ computation・reckoning・counting)の加減乗除」だった?・・・アダムの咽喉仏とは異字漢字「のど=頏(亠+几+頁=音の案の頁)・臙・胭・嚨・噲・嗓・嗌」の「佛=イ+弗(ドル)=ほとけ=仏=イ+ム(邪)」である・・・「鞏(かたい・きつい・キョウ)」の漢字の構成は「巩(工+卂・工+凡・工十+乁)?」+「革(廿口十)」・・・「巩」=「工(たくみ・コウ)」の「卂(はやい・シン・ジン)=疾く飛ぶ」・・・「乁」の部首の構成類字は「丮(ケキ)」で、「訊(たずねる・ジン)・迅(はやい・ジン・シン)・汛(ジン・シン)」・・・几→「ノ+乁」→「虱=しらみ=蝨」・・・九(ここのつ)・亢(たかぶる)・冗(むだ)・凡(あまねし)・几(つくえ)→「風=かぜ=?・凮」・凩(こがらし)・颱(たいふう)・颴(せんぷう)・嵐(あらし)・凪(なぎ)・鳳(おおとり)・凧(たこ)・・・「渢楓颯飅颸颭颶颰飆颮」・・・筑(竹工凡・竹+工卂=巩?)→「筑波=つくば=築波」→「蹲(つくばい・しゃがむ・うずくまる・かがむ)=手水鉢・踞蹲)」・・・恐怖もテロ(terrorism)も、安堵も安心も・・・一時の日常性の連続(プロセス・process)・・・
ーーーーー
「鞏」=キョウ・きつく締まって固い
「鞏固・鞏膜」
「強」を代用字とすることがある
鞏い=かたい・しっかりしていてゆるがない
きつくしまっていて、堅固である
丈夫でこわれない
「鞏固」=意志がかたい
牢固・堅固・強固」に書き換えられる
「鞏皮症(キョウヒショウ)=膠原 (コウゲン)病
「異体字=巩(簡体字)」
キョウ(キョゥ)・かたい
「鞏志(キョウシ」)=中国の通俗歴史小説
『三国志演義』の架空の武将
後漢末期の武陵郡太守
金旋配下の従事として登場
・・・あまり知られていない日露戦争の人物だが?・・・
↓↑
「奥保鞏(おくやすかた)」
弘化三年十一月十九日(1847年1月5日)
~
昭和五年(1930年)7月19日
明治の陸軍軍人
元帥陸軍大将従一位大勲位功・一級伯爵
日露戦争での戦歴
南山の戦い
得利寺の戦い・・・・得利字の撰?
遼陽会戦
沙河会戦
黒溝台会戦
奉天会戦
↓↑
「鞏金甌」
宣統三年(1911年)10月4日
清国政府による国歌
六日後に
武昌蜂起が発生し、
辛亥革命が勃発
翌年に宣統帝の退位で、
清朝崩壊・・・
作詞は厳復
作曲は溥侗
採用時期 1911年10月4日
採用終了 1912年2月12日
↓↑
鞏金甌 金甌(金の瓶・壜)を鞏(かた)め
承天幬 天幬(テンチュウ)を承(う)け
民物欣鳧藻 民物鳧藻(フスウ)を欣(キン)し
喜同袍 同袍喜びて
清時幸遭 清時幸遭(コウソウ)す
真熙蔯 真に熙蔯(キコウ)たり
帝國蒼穹保 帝国蒼穹(ソウキュウ)を保たん
天高高 天高高(コウコウ)と
海滔滔 海滔滔(トウトウ)と
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鞏(キョウ)
つかねる
かためる
かたい
かたくする
かたくしばる
しめる
鞏い=かたい
しっかりしていてゆるがない
きつくしまっていて、堅固
丈夫でこわれない
鞏固(キョウコ)=意志が固い
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「鞏皮症(キョウヒショウ)」
膠原病の一
指・手・顔の皮膚が硬化し、
萎縮が末梢より体幹へ移行する
全身性疾患
「強皮症」とも書く。
「鞏膜(キョウマク)
眼球の角膜以外の部分をおおう、
白くて堅い繊維質の膜
眼球の前面では白目の部分
「鞏膜炎」
「強膜」とも書く
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「工(たくみ・コウ)」は
巫(みこ)がもつ呪器
手で強く持ち、高く掲げる形
呪器を挙げて祈り、神意を求める
鞏固(強固)の意、
恐懼(恐れ入ってかしこまる)の意
革でかたくしばる
おそれる
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・・・恐れる・懼れる・怖れる・畏れる・・・おそれる=怕・怐・吓・・・オソレよりもカクゴである・・・
・・・「ベルギー、ブリュッセル国際空港で22日午前8時(日本時間同日午後4時)ごろ、自爆テロ。欧州連合(EU)本部に近いブリュッセルの地下鉄マルベーク駅でも爆発」・・・自爆、命を大切にしない無知なチンピラテロリストを洗脳し唆している奴等の目的はカネとウラミ、「悪に良が駆逐されないタメ」のコタエはあるのか?・・・「ニコラウス・コペルニクス=似顧等得素-故経留似句数?」、「ニコラウス・コペルニクス=似拠等臼(うす・碓・迂数)-故経留似句数?」・・・「レボリューション=例(霊)保留書務?」の「天球回転論」・・・「アリスタルコス(希 Αρίσταρχος・羅 Aristarchus・紀元前310年~紀元前230年頃)、古代ギリシャの天文学者、数学者。ギリシャのサモス島に生まれ、サモスのアリスタルコス(羅 Aristarchus Samius・Aristarchus of Samos)は、同名者が存在する為、サモスの、と呼ばれている」は既に「天動説」を説いていた・・・そして「グレシャムの法則=悪貨は良貨を駆逐する」であるが、「コペルニクス」は、「グレシャム(Sir Thomas Gresham・1519年~1579年11月21日)・イギリスの財政家、貿易商)」が「1559年にエリザベス1世に財政問題を進言しナイトの称号を与えられ、1566年にロンドンに為替取引所を設立)」よりも先駆け、既に「『貨幣鋳造の方法(1528年)』で同様の説(悪貨は良貨を駆逐する)」を唱えていた・・・「ニコラウス・コペルニクス」はエライけれど・・・彼の「諸説」を知っていた「日本人」は江戸時代の「天文学者=蘭学者」ではあるが、「江戸時代中期」の「三浦梅園」も、自著 『価原(1773年)』の中で「悪幣盛んに世に行わるれば、精金皆隠る」という説を独立して唱えていたらしい・・・ボクに取っては「三浦梅園」の姓名の「三浦」でもあるが・・・「三浦按針=ウイリアム・アデアムス」と同姓でもある。単なる「同姓」ではあるが、妄想はボク自身の範疇である・・・
参照、参考はホトンドが「ウイッキペデア百科辞典」である・・・貧乏人のボクは「ウイッキペデア」には感謝しております・・・
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https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%89%E6%B5%A6%E6%A2%85%E5%9C%92
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三浦梅園
享保八年八月二日(1723年9月1日)
~
寛政元年三月十四日(1789年4月9日)
江戸時代の思想家、自然哲学者
本職は医者
豊後国(大分県国東市安岐町富清)出身
諱は晋(すすむ)
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「条理学と言われる独自の学問体系を築いた
『玄語』が有名。
主要著書としては、
他に
『贅語』
『敢語』
がある。
これらは、梅園自身によって
「梅園三語」と命名された。
この三著作が梅園の思想の骨格をなす
『贅語』と『敢語』は完成したが、
『玄語』は
37年の歳月を費やして、
ついに完成できなかった・・・
詩学概論『詩轍』、
経世論『価原』、
医学書『身生餘譚』、『造物餘譚』
などがある。
また、読書日記
『浦子手記』には、
道家の系譜の哲学概論『淮南子』、
西洋天文学説『天経或問』
をはじめ、
『荘子』、『列子』、宋学、朱子学、仏教書
などの数多くの書名も記されており、
三浦梅園の思考は
こうした当時の分厚い教養の上に成立・・・
また、
陶弘景(456~536年、医者、道教家)、
韓康伯(4世紀)
の人となりを慕っていたという。
梅園は三度旅をした以外は、故郷の
大分県国東半島を離れることはなく、
医業の傍ら黙々と思考を続け、
その坦々とした生涯を終えた。
複数の藩主から招聘の声もあったが、
断ったという。
地元
安岐町に
梅園自身が設計した旧宅があり、
天文台、梅園などが整備された
梅園の里があり、
設備の完備した資料館に膨大な
自筆稿本類すべてが保存されている。
メルカトル図法で描かれた
世界地図(梅園自身の筆写)
や
南天図・北天図(南半球・北半球の星図。同前)
などがある・・・らしい・・・
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で、
「レボリューション=回転する(ラテン語のrevolutio)」
の
ラテン語名 Nicolaus Copernicus
ニコラウス・コペルニクス
ポーランド語名 Mikołaj Kopernik
ミコワイ・コペルニク
1473年2月19日~1543年5月24日
の
科学革命(Scientific Revolution)に
使用したコトバの「革命」の漢字であるが・・・
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「革・命」、「革・新」、「改・革」の
「革」の「易占」だが、以下は他のブログ記事も参照、参考にさせてもらい、少々かいさくして添付・・・
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巳の日、乃ち孚(まこと)とす、
元亨利貞(ゲンコウリテイ)、悔(く)ひ亡ふ。
彖傳(タンデン)に曰く、
革は水火相ひ息(ひそみ)み、
二女、同居して、其の志の相得ざるを
「革(かわ・な・あらた・カク)」
と曰ふ。
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巳の日、乃ち孚(まこと)とす、
革(かわ・な・あらた・カク)めて
之れ信なり。
文明にして以て説いふ、
大いに亨(コウ)を以て正し、
革(な・あらた)めて当る、
其の悔(く・ゲ)い乃ち亡ふ。
天地、
革(かわ・な・あらた・カク)まりて
四時成り、
湯武は命を革(かわ・な・あらた・カク)め、
天に順ひて人に応ず、
革(かわ・な・あらた・カク)の時、
大なるかな。
象傳に曰く、
澤中(タクチュウ)に
火有るは
革(かわ・な・あらた・カク)め、
君子以て
歴を治め
時を明らかにす。
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初九は
鞏(かた)むるに
黄牛の
革(かわ・な・あらた・カク)を用ふ。
象傳に曰く、
鞏(かた)むるに
黄牛を用うるは、
以て為す有る可らざるなり。
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六二は
巳の日に乃ち之を
革(かわ・な・あらた・カク)む、
征きて吉、咎(とが)無し。
象傳に曰く、
巳の日之を
革(かわ・な・あらた・カク)む、
行かば嘉有るなり。
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九三は
征きて凶、
貞にして窅(わろ)し、
革言の三たび就なる、孚(まこと)有り。
象傳に曰く、
革言の三たび就る、又何くにか之ゆかん。
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九四は
悔ひ亡ふ、
孚(まこと)有りて命を改む、吉。
象傳に曰く、
命を改むる之を吉なるは、
志を信ずるなり。
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九五は
大人(たいじん)虎変す、
未だ占はずして孚(まこと)有り。
象傳に曰く、
大人(たいじん)虎変す、
其の文は炳(あきら)かなり。
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上六は
君子豹変し、
小人面(つら)を
革(かわ・な・あらた・カク)む、
征くは凶、貞に居れば吉。
象傳に曰く、
君子豹変す、
其の文は蔚(うつ)なり。
小人面(つら)を
革(かわ・な・あらた・カク)む、
順にして以て君に従ふなり。
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現代語訳・抄訳
革は
時至って孚(まこと)となる。
性急なのは宜しくない。
恩賜の普くしてその革新が正なれば、
悔ひあるも遂には悔ひは亡ぶ。
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彖傳(タンデン)に曰く、
男女たる
水と火は相息するも、
二女たる
澤と火は同居せず、
其の志を
相得ざらずして
革新す。
時、至って
孚(まこと)となり、
ここに革新を決すれば信なり。
亨(とほる)を以て正し、
革新を決す、
一時に悔ゆともその悔い滅すべし。
天地は革新によりて
四時明らかに、
湯武は命を
革(かわ・な・あらた・カク)め、
天命に順いて人を導く、
これ革新の大なるものなり。
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象傳に曰く、
澤中に火有るは革新すべし、
君子はこの時に当って
歴を治め時を明らかにすと。
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初九は
固むるに
黄牛の
革を用いる。
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象傳に曰く、
その心は
妄りに
動かずして
自らを固めるべし。
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六二は
時至れば
革新す、
征きても吉にして咎無し。
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象傳に曰く、
時が至りて革新せば、
嘉の生ずるは必然なり。
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九三は
征きて凶、
貞(よろしき)も叶わず、
ただし
忍従して
革新せば、孚(まこと)が生ず。
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象傳に曰く、
革新進みて信の顕あらわる、
この時に当って誰も逃避する所なし。
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九四は
悔い滅して清明なり、
孚(まこと)有りて
命を改む、吉なり。
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象傳に曰く、
固くその志に存すれば、
悔ゆと雖も必ずや吉となるなり。
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九五は
大人(たいじん)の虎の如く
変じてその機運明らかなり、
占わずとも
人心掌握するは必然たり。
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象傳に曰く、
大人虎変なるは、
大人の志を
煥発(カンパツ)せしむるを云うなり。
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上六は
君子の豹の如く変じて、
小人従がう、
征くは凶なれども、
貞しきに居れば吉なり。
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象傳に曰く、
君子豹変なるは、
君子の志
明らかに盛隆せし様を云うなり。
ここに至って
小人はその貌を変じて、
君子に順じて従がう、
遂には心より革まらん。
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語彙・語意
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巳日(みのひ)=蛇、蝮の日
十二支の巳(み)の日
「天に十日あり、
甲より戊に至るを前五日と為し、
巳より癸に至るを後五日と為す」
時宜を得し日を指す
尚、朱子は
「巳」を「已(スデニ)」の誤りと解して
「事成りて終わる日」としている
・・・「巳」は「己(おのれ・つちのと)」に類字
・・・「巳」は「十二支の6番目」である・・・
子→丑寅卯辰→「巳」→午未申酉戌亥
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孚(フ)=まこと・はぐくむ
心の中に大切に抱きしめている気持ち
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元亨利貞(ゲンコウリテイ)
易における乾の四徳
仁義礼智に通ず
元(おお)いに亨(とほ)る、
貞(ただ)しきに利(よ)ろしと読む
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彖傳(タンデン)
彖は断に通じ、
「さだめる」という意
「傳(伝)は注釈書の意」・・・伝書
「易の一卦の義」を定める辞をいう
孔子がつけたとされ、
他に
繋辭傳・象傳・説卦傳・文言傳がある
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湯王(トウオウ・ゆおう)
湯王=天乙・成湯・殷王朝の始祖
賢臣
「伊尹」を擁して
夏の
「桀」を倒した。
後世に聖王として称賛
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武王(ブオウ)
武王=周王朝の始祖
太公望を擁して
殷討伐を成した
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鞏(キョウ)
かためる・しばって、崩れないようにする
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征(セイ)
積極的に変えんとすること
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大人(タイジン)
有徳者
君主、家長などの代表とする責任者
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炳(ヘイ)
あきらか・明るく照りはえる様
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貞(ただ)しき
自己の正しきによって
他を感化せしむること
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蔚(うつ)
一団をなしてならぶさま
盛んに興ること
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卦辞
革、已日、乃孚。元亨。利貞。悔亡。
(かくは、つちのとのひ、すなわちまことあり。
大いにとおる、
ただしきによろし。くいほろぶ)
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革の卦
改めるという卦、革命、改革の卦
雑卦伝では「故きを去るなり」
更改、改正、変化
革の字
毛を除き去った獣の皮
獣の皮から毛を除き去って改まる
革の字構成
「三十」という字構成?
廿=二十
口十=十
三十年を一世
三十年を人生一代
三十年で代がわり
それで物事が改まる
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「二女同居し
その志相い得ざるを
革という」
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上卦は
兌の少女
下卦は
離の中女
離火は炎上、
兌水は水消
志すところが
同じではなく、
互いに反目、衝突
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革の卦は
二女が互いに対抗し、
状況を改めようと
侵し合い、相争う
上の者が下の者を虐げ、
下の者は上を喜ばず
上に反抗して相争う
大きな改革、革命が起こる
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下の卦は
離
文明の徳
世の情勢によく通じていて、
華やかで美しい徳が
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上の卦は
兌、
和らいで悦ぶ
文明を以って(離)
悦ぶ(兌)
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革の卦の徳
天下万民は皆、和らぎ悦ぶ
兌の金属が離の火で
融けて形を変え
沢と火が合わさって
湯気に変わる
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夏(離)から秋(兌)にかけ、
毛が美しく抜け変わり、
変革の時
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卦辞に已日乃孚。
「已日(おわる日~十干の己)
「己」干は、
甲乙丙丁戊→「己」→庚辛壬癸
の順番では半ば過ぎた
六番目の日・・・「巳」支も6番目
五行の
「己」で徳は信であり、
改革も半ば過ぎて信じてもらえる
すなわち
孚とせる」
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革命
天の命に順ったもの
天下の万民の心に
応じてこそ起こせる
天に順い
人に応ず
順天応人がなければ
革命を起こす時ではない
革命は
私利私欲のものではなく
万民の為のもの
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易は「時」の気運
初爻
爻辞
鞏用黄牛之革。
(かたむるにこうぎゅうのかわをもちう)
冷静沈着に情勢観望、隠忍
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六爻中
下の三爻
まだ改革が出来ていない時
上の三爻
改革を行って、成し遂げた時
鞏=「かたむ・かためる」
本義は
革で物を束ねる、縛ること
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黄牛は黄色の牛
牛は
離の卦の象
黄色は土の色、
中央(土)の色(黄)
黄色い牛は、
六二をさし、
革は堅い物
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離の卦の外側にある
陽爻、
初九
黄色い牛の革
牛は柔順な動物で、
黄色は中央の色、
柔順
黄色い牛を堅く縛り、
動く事のできないようにする
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初九は
上の
六二に従い、
柔順で中の徳を堅く守り、
容易に動かず
陽であって、
剛強な才能道徳を備え
世の中の改革をする事のできる力
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初爻
時は未だ早く、
上に応じるものもない
上の六二に従い、
柔順に立場を守り、
時の至るのを待つ事が要
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二爻
爻辞=已日乃革之。征吉。无咎。
(つちのとのひすなわちこれをあらたむ。
ゆけばきちにしてとがなし)
已日、即ち十干の日が半ば過ぎた頃、
時期が十分に熟した時
改革を行う
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三爻
爻辞=征凶。貞窅。革言三就。有孚。
(ゆけばきょう。
ただしけれどもあやうし。
かくげんみたびなる。まことあり)
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四爻
爻辞=悔亡。有孚。改命吉。
(くいほろぶ。まことあり。
めいをあらためてきち)
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五爻
爻辞=大人虎変。未占有孚。
(たいじんはこへんす。
いまだうらなわずしてまことあり)
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上爻
爻辞=君子豹変。小人革面。征凶。居貞吉。
(くんしはひょうへんす。
しょうじんはめんをあらたむ。
ゆけばきょう。ていにおればきち)
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革命成就
豹変とは、過ちを改め直ちに変わる
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革の卦は
コトを為す準備の前段階
破壊、捨てる、掃除
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・・・そして「あらためる」・・・何を?・・・通貨価値・・・
「円=¥」、「弗=$」、「英=£」、「欧=€」、「露=Рに横棒(P+一)」、「元=圆=圓=円=¥」・・・
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・・・「グレシャムの法則=悪貨は良貨を駆逐する」である・・・「愚例者務」・・・「悪人は善人を喰い物にする」のだ・・・「地上、痴情」の「ホシ」の「革(かわ・な・あらた・カク)」である・・・