コタンクルカムイのまったり生活

野山の散策、小さな旅行、テニス遊びなど、札幌生活を不定期に掲載。
'06年版は「みみずく先生の日記」で。

夕焼け

2007年07月27日 | 野山
冬から春にかけてはなかなか綺麗な夕焼けにお目にかかりません。
雲一つ無い快晴では夕焼けにならないし、かといって雲が立ちこめても駄目です。
冬の間は雪雲が多いため夕焼けになってくれません。

昨年から今年にかけての夕焼けをちょっと見てみましょう。定点観測といったところかな。



06.4.26 18:29:59
手稲山にはまだ雪が残る4月の末の日没後、西の空はコガネ色に染まります。


06.5.6 18:37:16
連休直後には小樽あたりに夕日が沈みます。


06.5.6 18:41:30
そして、日没後5分もすると残照の夕焼けになります。


07.6.4 19:00:25
一ヶ月もすると日没はず~と北になります。


06.6.16 19:16:04
日没は大分遅くなりました。
美しいというか、不気味というか・・・・。


06.6.30 19:35:14
西の全天は燃えるような夕焼けです。
てるてる坊主は必要なさそうですね。


07.7.24 19:02:37
小樽に日が落ちます。5月初めと較べると大分北に沈みます。
夕焼けというより残照といった方がよいかも。


06.8.25 18:32:45
これからは秋の夕焼け、そして一歩々々冬に近づきます。

夏のロックガーデン

2007年07月26日 | 野山
今が百合の見頃の某公園に、5月に眺めたロックガーデンの様子を見学に。
気持ちの上では夕張岳や富良野岳に行ってみたいのですが単独行ではちょっと不安で・・・。
せめて手近なところでという不純な動機の訪問です。

ここからお花を持って行ってしまう不逞の輩が居るそうです。お前は死刑だ~!!
独占欲は脇に置きましょう。



エーデルワイス
オオヒラウスユキソウは大平山(おびらやま)と崕山(きりぎしやま)でのみ見られるそうですが、見るだけならロックガーデンで見られます。

 
シコタンハコベ


サワギキョウ


エゾノシモツケソウに似ているがなんだろう? カノコソウかな~~。

ロックガーデンに集められている植物のカタログを造ってくれると有り難いのですが。

 
(左)ベニバナマツムシソウだそうです。洋物ではないかと。マツムシソウは青色しか知りません。
(右)これは洋物。温室の中で フトモモ科 という名前に心ひかれて・・・。

温室の中では フクシア展 が開催されていました。綺麗ですが、派手で・・・。

雨竜沼湿原

2007年07月14日 | 雨竜沼湿原
7月10日には雨竜沼湿原に出かけました。
昨年(H18年)は7月26日に出かけましたから、約2週間早い時期です、
(昨年の様子は「みみずく先生の日記2006 その5」で)

朝寝坊ですから自宅を10時半頃に出て、雨竜沼ゲートパークで登山届けを出したのは12時半。
どぴりかんの晴天の中、湿原入り口まで汗だくで約一時間。
ゲートパークから第一吊り橋までは平坦な林道(約10分)ですが、それから先はひたすら登り。

天気も穏やかでということで、お花を見たり撮影したりしていたら木道を半分を回ったあたりで4時近くになってしまいました。
後半はただひたすらてってけてと歩いて5時半にゲートパーク着。

平日であることと、時間が遅いこともあって貸し切り状態で楽しむことができました。

ではまずは景色から。



 
今年の北海道は雨が少ないせいか、白竜の滝やペンケペタン川も若干水量が少ない感じです。

 
湿原のペンケペタン川も池塘も少し水面が低め加減。
エゾカンゾウが沢山咲いています。


綿毛が出て間もないワタスゲは湿原を埋めます。



訪れる人も少ないので、マガンはのんびり。

それではまずは山道で見かけた仲間から。
 
サンカヨウは特徴的な実を付けています。
エイリアンのアタマのようなうす緑色の花はエゾノレイジンソウ(マシケレイジンソウ?)。伶人をエイリアンといっては失礼か。

  
湿原近くでヒオウギアヤメを見ると嬉しくなってつい撮ってしまいます。中に入れば沢山咲いているのに。
オオバタチツボスミレ。スミレの仲間は色々あるのでどれがなんだか・・・。

繰り返すようですが、雨が少ないせいか、湿原は草原のようです。
でも季節のお花はいっぱいです。
 
ふき始めのワタスゲの果穂は子猫の毛のようにふわふわ。
ハクサンチドリとのツーショット。

 
チングルマの実とイワイチョウ

 
ツルコケモモはそっぽを向いています。
いたずらが過ぎて、神様に姿を変えられてしまったタヌキはクロバナハンショウヅル。

 
カラマツソウとハイオトギリ

 
ハクサンチドリも年をとると白髪がまじるのかな?

 
チシマフウロとミヤマキンポウゲ

 
コバイケイソウはとにかく目立つ。

 
エゾノシモツケソウの開花はもうちょっと。
ホソバノキソチドリの若い株。

  
シナノキンバイは大柄で華やかです。
ミツガシワは水辺で地味に。

エゾコウホネ(ウリュウコウホネ?)は一輪だけ、エゾベニヒツジグサの花は見つけられませんでした。
エゾクガイソウの開花はもうちょっと。

帰り道でエゾアジサイが。行きと帰りでは見つかるものが違うようです。


木道の一部はルートが変更されていました。湿原保全対策の一部のようです。
昨年秋に、ペット同伴を禁じるようHPに入れて頂くようお願いしたところ、その旨アップして頂けました。有り難うございます。
ただし「登犬猫等のペットを同伴しない」となっていますが、正しくは「犬猫等のペットを・・・」です。

8月初旬にもう一度行きたいな。

初夏の野幌森林公園

2007年07月13日 | 野幌森林公園
テニスコートのある野幌総合運動公園は森林公園の北端にあり、大沢貯水池に接しています。
46号線から運動公園に入る途中にセラミックアートセンターがあり、
昨年は「AMUSEMENT 陶とうきうきコミュニケーション」が開かれました。

テニスの大会に行っても森林公園の散策はしません。
で、7/9には初夏のお花の様子を見に出かけてきました。
森林公園は裏庭というわけにはいきませんが、コースも色々あるし、
アップダウンもほとんど無いのでブラブラ歩きには最適です。
唯一残念なことは清流がないことです。



 
この時期目立つのはなんと言っても オオウバユリ ですね。
蕾はまだしも、咲いた状態は・・・・。
しっかり者の飲み屋の女将さん?

 
若い頃はこんなだったかも。
ユウゼンギク(左)とイヌゴマ(右)

カウンターにこんなお客さんが来てくれれば・・・。
 
キツリフネ(左)とダイコンソウ

 
ゲンノショウコ(左)とオニシモツケ(右)
オニシモツケをアタマにかぶって暗闇から現れたらこわ~~い。

花が終わると実を付けることになります。
なんの実か調べるのが一苦労。
 
ネズミ男のようなコウライテンナンショウ(マムシグサ)の実は翡翠のよう。この後イクラ状になるようです。
マイヅルソウの実はわかりやすい。ウズラの卵ってこんな模様ではなかったかしら。熟すとこれもイクラ状になるようです。

 
ツクバネソウとトチバニンジン

トチバニンジンの実も大きくなって宝石のよう。

 
サンカヨウはこれから黒い実を付けるのかしら。
右は多分ナルコユリの実。

 
タニミツバとクルマバソウ
タニミツバは地味ですが、線香花火が逆さにパチパチいっている感じです。


ハイイヌガヤ(多分)の実も綺麗。


ルリイトトンボが羽を休めています。

お散歩

2007年07月12日 | 野山
札幌選手権DBLS(7/5@野幌)も大方の予想通りの敗退です。
次の小樽のトーナメントまで少し練習しなければと思いつつ、ついついお散歩に。
積丹岬まで行く予定が余市でめげて、フルーツ街道経由で戻る羽目になったりです。
ということで、今回はあちらこちらの寄せ集め。



 
ウリノキ(6/26 三角山)
見つけたときからなんだろなと思っていた(6/27ブログ)ものです。
灌木のせいか梅沢さんの本には掲載されていませんでした。
北海道樹木図鑑(佐藤著、亜璃西社)でみつけました。
花弁が外にくるっと巻いて、オシベ・メシベがあらわれます。

 
ヤマドリゼンマイ(6/26 三角山)とタチギボウシ(7/4 西野)
ヤマドリゼンマイはJAJAさんの「裏庭散歩」で助けられました。
「裏庭散歩」では札幌近郊の低山や原生林のお花を知るのに大いに参考にさせてもらっています。

 
ピンクと白のホタルブクロ(7/4 西野)
名前の由来は蛍を入れるからとか、提灯のことを火垂る袋(灯を提げる袋)と呼ぶからとか諸説あるようです。

 
393号線(赤井川国道)毛無峠とそこに沢山咲いていたナワシロイチゴ(7/2)
この峠からは小樽や小樽築港が綺麗に見えます。