コタンクルカムイのまったり生活

野山の散策、小さな旅行、テニス遊びなど、札幌生活を不定期に掲載。
'06年版は「みみずく先生の日記」で。

3月ももう終わり

2007年03月31日 | よろず覚え書き
札幌に帰国後一年が過ぎました。ワンシーズンを再経験したということ。
雪のある季節を過ごすのはかれこれ13年ぶりで、面白くもあり、所在なさもありでした。
車が FRであることもあって、13年ぶり雪道の運転が少し不安で、出不精になってしまいました。
来シーズンこそもう少し雪を楽しむ過ごし方を工夫しましょう。

月曜日にデジカメを厚別にある Panasonic サービスセンターに出してきました。
木曜日に修理完了の知らせ。金曜に受け取ってきました。
不具合は ON-OFF スウィッチだったとのこと。これで ”丑三つ時の怪” は解決。


オタフクナンテン

書斎の窓から見える景色も冬から春への模様替え中です。
来週には冬タイヤから夏タイヤに変えようと思います。
早春の花探索に出かけられるでしょう。

なぜか丑三つ時に

2007年03月26日 | よろず覚え書き
ある夜中
ウッ ウイ ウイー
ピロピロ。
という音で目が覚めた
丑三つ時


霊とか超自然現象などは全く興味がない。
目覚まし時計をかけたわけではないし、ケータイも持っていない、パソコンの電源は切ったし。
で はてさて何かと むっくり起きあがり 室内を見渡したら なにやら妖しい光が。
と 再びウイーイと音がして 妖しい光は消滅。
なんかわからんが ものごと解決ということで おやすみなさい。

とろとろと寝付いたら 再び あの 不思議な音 が。   そして 妖しい光 が・・・。

本気で起きあがって、本気で音と光の元を探したら、なんとデジカメが勝手についたり切れたりしているではありませんか!

ウッ ウイ ウイー といって
レンズ部分がにょっきり出てきて
液晶画面が光り
数秒すると ピロピロ ウイー といって レンズを収納


カメラ本体の電源をオフにしてあるのに、なぜか勝手にオンになったりオフになったりするのですねえ。
多分、パワーセービング機構が不具合になり、逆方向に働いたのではないでしょうか。
同じことが時と場所を選ばず再現するので、今日は厚別にある Panasonic サービスセンターに行き、修理を依頼してきました。使用開始後一年の怪現象でした。

なおるまではこの日記から写真が消えます。

テニスの大会

2007年03月26日 | よろず覚え書き
先週後半は北海道室内テニス選手権大会を「見学」に行ってきました。
一般の部は小樽で、35~45歳以上の部は千歳で、それ以上の年齢は石狩で行われました。
石狩の会場はサンビレッジ石狩で、私が毎週出かけて遊ぶところです。見学はここです。
年齢相応ではありますが、皆さんとっても元気がいい。5歳刻みでエントリーできますが、見ているとほんとに5歳毎に動きの早さが違う。同時に「無事これ名馬」という言葉が思い出されました。往年の名手も健康を害すると戦えませんね。

「見学者」としては、ドローや試合スケジュールを主催団体のHP上で早めにアップして貰えるとありがたい。全試合終了後は、出来れば一週間以内程度で結果をアップして貰いたいと思います。
折角情報提供用にHPを開設しているのですから常時迅速に更新していただきたいものです。

先週は千葉と東京でした

2007年03月20日 | 
3/13 札幌発、3/17 札幌帰着で木更津と東京に行っていました。
木更津は某社の国際シンポジウム参加のためで、東京はその機会に知人と会うためでした。
千歳は今回も雪と強風のため出発が65分遅れ。天気のことなので誰を恨むわけにも言えません。
羽田からアクアライン経由のバスで木更津入り。某社の知人と夕食をともに出来ました。


  

ノーベル化学賞受賞者3人を含む錚々たる講演者による国際シンポジウムは、原則撮影禁止なので会場内部はお見せできません。場所は木更津市内から車で20分ほどの「かずさアカデミアホール」。せめて外見だけ見ていただきます。
会場の外では真っ白なコブシの花が咲いていました。
二日間の講演を拝聴し、父母の時代からの知人と武蔵小金井で再会し、東京行きの終電車で赤坂の宿へ。
翌日夜は大学時代の後輩と会うまでに日中時間が空いたのでまずは上野へ。
上野公園ではオオカンザクラ(多分)が綺麗でした。オカンザクラではありません。

  
上野へ行った主たる目的はオルセー美術館展が開催されているからです。
会場の東京都美術館に行くまでに一回りしていると、「正岡子規記念球場」を見つけました。松山にいた身としてはここで野球を出来ればな~、といったところ。
中と右は都美術館入り口と会場内です。現在のオルセー美術館には '04 年に、その前身の印象派美術館には 1981 年に行っているのでちょっと懐かしかったのです。

  
展覧会を見た後、またふらふらと公園内を散策。東照宮ではオオカンザクラが綺麗でした。
絵馬がいっぱい懸かっていましたが、日本語より英語、韓国語、中国語の方が多いのにびっくり。英語で書かれた父への追悼が絵馬になっているのには二度びっくり。
上野から浅草に回り、エビ天丼を食した後、ふと思いついて月島・佃に回りました。原点で佃煮を買いたかったのです。
月島は「もんじゃ焼き」のメッカ。でも、これとかお好み焼きを食べる趣味はありません(どこがいいんでしょう?)。
小路には昔の風情が少しあります。北海道にはこういう場所が無いので・・・。
路地にハナダイコンが綺麗に咲いていました。亡くなった母が好きだった花です。

  
子供の頃は佃島と行っていた気がしますが、今は 佃 のようですね。
住吉神社があります。海の神様をまつる神社ですね。神主さんが祝詞をあげていました。
神社から掘割りを挟んだところに三軒ほど佃煮やさんがあります。その内の一軒で佃煮を三種買いました。イナゴの佃煮もあり、飯田にいた頃を懐かしんで買っていこうかなとも思いましたが、北海道人の家人には合わないので止めました。どの佃煮も今風の変な甘さは一切無く、満足、満足。
大学の教え子とは東京駅地下街で再会。目的は内一人を元気づけるため。どうだったかしら?
17日は羽田出発まで少し時間があったので、京浜蒲田駅で降り、4年前に見つけた穴子自慢のお寿司屋さんで,
アナゴの握りを昼飯にしました。今はなかなかおいしい煮アナゴを食べさせてくれるお店がありません。このお店のそれは昔ながらの良い仕上がりです。特に白焼きはとってもおいしい。

三月といえば椿ですが

2007年03月08日 | よろず覚え書き
西の方では山茶花が終わり椿の季節でしょうが当地はまだまだです。
でも、百合が原公園の温室で椿展をやっているというので火曜日に出かけました。
百合が原公園は、札幌市の中心部より北東 8 km に位置し、敷地面積 24.1 haの昭和 62 年に完成した総合公園です。
個人的にはロックガーデンが好きです。
「早爛漫 アザレア展」は2月14日(水) ~ 2月25日(日)で、「早春 椿展」は2月6日(火) ~ 3月21日(水)。


椿展ではありますが、温室内にはいろいろな花が咲いていました。目の保養になります。
温室への入り口。外は勿論まだ雪に覆われています。



アザレア展の名残ではありますが、春の風情です。
松山にいたときは大洲の冨士山(とみすやま)のツツジ・サツキ・アザレアが全山を覆う姿を楽しみました。
毎年4月25日~5月15日、冨士山公園では「つつじまつり」が開催されます。

 
ギンヨウアカシア

紅朴伴 極光

 クリスマスローズ


Cymbisium Dorothy Stockstill "Forgotten Fruits"


シンビジウム ウッドニンフ アズサ



ストレリチア レギナエ ユンケア

晩冬のウトナイ湖('07.3.4)

2007年03月05日 | 野山
3/3(土)は北大教職員のインドアテニス大会を観戦してきました。教職員のテニス人口減少で層が大変薄くなっている印象でした。国内のテニス人口は決して少なくないそうなのですが、若手の補給がないようです。2/28はテニス仲間の先輩Hさんのお通夜でした。パワフルなテニスはあこがれでした。何度かの対戦では粉砕されっぱなしでした(全く勝ち目がなかった)が、20年ほど前の交通事故でテニスをされなくなったので目標が無くなってしまいました。ご逝去により強い喪失感を感じます。

3/4にはウトナイ湖に出かけました。高速で苫小牧東インターで降り、国道を千歳方面へ少し戻るとウトナイ湖サンクチュアリネイチャーセンターがあります。ウトナイ湖は国内で4番目にラムサール条約の登録湿地に指定されています。1980年に釧路湿原、次いで1985年に伊豆沼・内沼(宮城県)、1989年にクッチャロ湖、1991年にウトナイ湖が登録湿地となりました。環境省の資料によれば '06.3.8 現在で国内には38カ所有ります。世界では150カ国、1591カ所にのぼります。

ネイチャーセンターの入り口(左)と内部(中)。入り口にはガン・カモとハクチョウの飛来数が記されています。
3/1現在で4万羽(!)だそうです。
  

午後の2時半頃です。日曜日なので家族連れが多く感じます。何に驚いたのかガンが一斉に舞い立ちました(左)。
ここは新千歳空港への航空機の進入路の真下になります。上には着陸に向けて飛行中の民間機、下には鳥の群れ(中)。
なお、飛行機の窓からウトナイ湖を見ようとしても真下になるので見えません。
湖はおおかた結氷していて一部に開氷面があり、そこに鳥が集まっているわけです。スケーティングの好きな鳥はいないようです。
遠くに見えるのはほとんどハクチョウの群れです(右)。
対岸にエゾシカが4頭遊んでいると望遠で撮影している人が言っていました。
  

オオハクチョウの他にコハクチョウもいるはずですがどれがどれやら。
カモ・ガンの仲間は色々いるそうですがこちらもどれがなにやら。
  

鳥、トリ、とり です。
一袋100円の餌を買ってばらまくとゲコゲコ、ガーガーと争って取り合います。
謙譲の美徳なんてのはありません。武士は食わねど高楊枝、などとすましているヤツも居ません。
水面に向けて餌をばらまくより地面にばらまいた方が面白い。あれよという間に元の地肌に戻ります。
 


湖岸の遊歩道脇にはハンノキが春の開花に備えています。
 


夕方になると(写真で4時頃)ネイチャーセンターの湖岸側の樹にアカゲラやコゲラが集まってきました。
画面中央のエサ(脂身?)にはアカゲラがいます(左)。
中央の写真では、写真中央の、背景の木の葉っぱが無くなるあたりにコゲラがとまっています。
右では中央の巣箱の少し上にアカゲラが。
鳥を撮るためには良き望遠と根気がないと無理ですね。
  


130年ぶりとか

2007年03月02日 | よろず覚え書き
箱物マンションに住んでいるので冬も暖かいななどと思っていたら130年ぶりの暖冬なんだそうです。

ー10℃以下に一度もならなかった、冬の平均気温が2℃高かった、積雪も例年より20センチも少なかったという冬だそうです。
札幌ー松山間の直線距離は約1250キロ(列島の曲がりも入れると約1500キロ、緯度変化で950キロ)で、平均気温の差が10℃ですから、気温が2℃高いということは単純計算するとほぼ青森県の気候だったということです。津軽海峡で動植物の分布境界線となるブラキストン線が引かれますから、今年の札幌はブラキストン線の南側になったということになります。
今年は例外的な暖冬だったのだと信じたいですが、今後2℃高いままだと自然体系にとんでもないダメージが起きます。函館山がニホンザルに占拠されるかもしれません。

ネコヤナギがもう芽を吹いています。
フキノトウも出てきているようです。