コタンクルカムイのまったり生活

野山の散策、小さな旅行、テニス遊びなど、札幌生活を不定期に掲載。
'06年版は「みみずく先生の日記」で。

スズランは咲き始めだった

2017年05月29日 | 野山
折角の日曜テニスは雨でお流れだった。
週半ばの天気予報では良さそうだったのに。
ま、人間の都合なんて天は斟酌してくれない。
中国の古くからの言い伝えは「天に文句を言うな」だったっけ?

そろそろスズランが咲いたかなと手稲の方に行ってみた。


ぽつぽつと咲いてはいるが思った程ではない。
例年よりは遅いらしい。週末には見ごろになるかな?
でも写真を撮るのは苦痛だ。堅くなった体を無理矢理曲げて葉裏の花を撮らなければならない。


ユキザサが咲いている。思ったより沢山。
これと間違えてオオアマドコロをワサワサ採って、あ、違うと捨て去る輩がいるらしい。
人間食い意地がはると罪悪感は無くなる。


オオアマドコロはこっち。
花が出てこないとユキザサと間違うのも仕方ないと言えば仕方ないけれど。
でもちゃんと調べてからでないとニリンソウとトリカブトのように命に関わるよ。


でっかいえげつない花を咲かせるのはオオウバユリ。
もう一ヶ月はかかるか。今に見てろ!状態で待機中。


キジムシロ。本日唯一の色のある花。


開花前だ。


こいつは面白いのだが、どうもクモが引っくりかえっているような姿で、いまいちファンになりきれない。
(蜘蛛が大嫌いなのです!)


新芽がいい(食べちゃダメ!)。

今日も暑い

2017年05月20日 | 野山
一狂内閣による共謀罪法案が第一関門を強行突破したのは昨日だ。
日本の民主主義ってこんなもんなのか。
司法までもが人事を握られ当てにならない今、権力はまた大きな武器を手に入れ、暴走を止める手段を封じた事になる。
毒にも薬にもならない「一般人」に堕したくはない。

この内閣になってからなにか良くなったものってあるのだろうか。
経済に期待してこの政権が支持されたのだろうが、経済対策は何もせず、やっていることは復古主義への懐古志向のみ。
あ〜〜あ(涙と鼻水)。
それにしても復古主義指向者たちは学校での勉強はあまりしなかったらしい。
学校教育より家庭環境による影響が格段に強かったのだろう。

今日も夏のような日だ。家にいるのはもったいないのでちょっとだけ花川方面へ。


八重のヤマザクラ(?)が豪華に咲いていた。


ホウチャクソウだろう。いやオオアマドコロか。


クルマバソウの群落。


マイヅルソウの群落。


アップで。

明日も好天、暑くなりそうだ。日曜テニスなので気をつけなくちゃ。

いそがしい、いそがしい

2017年05月18日 | 野山
ライラック祭りが始まると初夏なんだそうだ。
結構寒い年も多いけれど今年は文字通り初夏だ。
今日なんて25℃越えだもんね。車載の温度計は27℃にもなっていた。
でも今日の散歩先は滝野なので林の中は気持ちが良い。

鱒見口に車をおいてぶらりぶらり。


鱒見の滝だ。結構立派な滝。厚別川に合流する。


湿っぽい場所にはネコノメソウ(マルバネコノメソウ?)。


コミヤマカタバミか。近くのふれあいの森ではピンクのを見たな〜。


素敵なオオバナノエンレイソウ。ミヤマエンレイソウも咲いていた。


スミレも(例によって種類は知らない)。


シラネアオイが終盤だけどゴージャスに咲いていた。
集団で咲いているところを見ると自生したものではない。
別の場所では自生のものが見られる。


新緑の森が嬉しい。


林床にはヒトリシズカが今後の暮らしを相談している。


サツキもいいけどツツジが好きだ。特に山の中でぽかっと咲いているのが。


滝野の公園の入口(駐車場)は3ヶ所あるが、ここ鱒見口だけが平日の駐車料金が無料だ。

明日はもっと気温が上がる。
テニスの日なので熱中症に気をつけながら遊ぼう。
シーズン初めは急な気温上昇に体がついていきづらいからね。

今日の春は富丘西公園

2017年05月17日 | 野山
昨晩は突然のプチ飲み会のお誘いに乗ってささやかに盛り上がっていました。
さてさて今日の予定は歯科医での定期健康診断です。
残り少なくなった歯は大切にしなくちゃね。
例によって待ち時間の方が長い。
次は長く成った髪を摘むために床屋さんへ。3ヶ月ぶりです。さっぱりしました。春ですからね。
さて次は余った時間の消費のために富岡西公園までスズランの様子見に。


さすがにスズランには早かったようです。
でも今日から気温がぐっと上がるので思いのほか早く咲き始めるかも。


マイヅルソウも間もなくでしょう。


クルマバソウだっけ。


苔も青々として元気はつらつ。


ムラサキハシドイが咲き始めています。ライラック祭りも始まっています。
大通公園ではラーメン祭り!!

明日も良い天気。どこに行こうかな。

八垂別の滝に寄ってみた

2017年05月15日 | 中の沢口
雨こそ降らないものの、曇りがちの風の強い日だ。
うかうかしていると春はどんどん過ぎてしまうのでささやかな山裾巡りに出かける。
滝野まで行くつもりだったがあんまり風が強いので真駒内から小林峠方面へ引き返す。
そうだ八垂別の滝へ行ってみよう。滝と言っても小さな滝だが。
ここからは小林峠や砥石山へ行けるが今日は行かない。


この時期は雪解け水のせいか水量はどこも多い。


ニリンソウが沢山咲いている。


ミドリニリンソウは見つからなかったので整った感じの花で我慢する。


滝野はこのシラネアオイが目当てだった。
ここは多くはないが見ごろの感じ。


ヒトリシズカも咲き始めましたね〜。
控えめな感じが好き。


タチツボスミレかな?


今年は熊の話があまりない代わりに「ダニに注意」の看板が沢山出ている(そうだ)。


山裾の緑も濃くなりながら大分上に進んでいる。
手稲の雪が消えるまでは風が冷たいのがいつものならい。
お庭や街路のライラックも咲き始めている。

北大構内で春の第二陣を

2017年05月13日 | 北大構内
イチゲ類、カタクリ、エゾエンゴサク、キバナノアマナ、ミズバショウなど春の花の第一陣は終わりを迎えている。
第二陣はどうかなと今日は北大構内で様子見でした。
主たる目的はオオバナノエンレイソウを通称「原始林」へ。


期待通りオオバナノエンレイソウが咲き始めています。
ここは花弁の数が3枚以外のものも見つかるのですが今日見つかりません。


道端にはニリンソウがよく見られます。
といっても密集というほでどはありませんが。


草地ではヒメオドリコソウ(ヨーロッパ原産)が雑草然として見られます。


これは本当に名残のエゾエンゴサク。

昔にくらべると「原始林」も随分やせてしまっています。
これからも文部省からちっともお金をくれないので敷地を切りうりする事になりそうです。
自然に恵まれた北大の良さはどんどん失われ、教員も自前では賄えなくなりそうなので、箱ものさえあれば研究は出来ると錯覚する人種が増えそうです。

春はどんどん過ぎています。
来週後半は天気も良さそうなのでスケジュール(といっても大してないのですが)と相談して山裾春巡りに精を出したいと思います。


ふれあいの森

2017年05月09日 | 野山
安倍一狂の国会中継を見ていても腹が立つばかりなので散歩に出かけた。
行き先は滝野方面ふれあいの森。
せめて行き先の名前だけでも穏やかでありたいと。


エゾヤマザクラ


市内ではもうサクラは殆ど終わりだがここはまだきれいに咲いている。


ミズバショウはさすがにもう終わりだ。


ヒメイチゲロードもいいものだ。


少しアップで。


スミレ。種類は知らない。


エンレイソウ。地味だな〜。


ミヤマエンレイソウ(かな?)


なんだろう? 初めて見た気がする。
コミヤマカタバミかしら? 花弁がなんか変なのだが。まだ開ききっていないせいかも。
白花も沢山あった。


謎のクルクル。湿地の中に生えていた。

フッキソウとナニワズがまだ咲いていた。
そろそろシラネアオイとフデリンドウの季節かな。

野の花に慰められたのに、よせばいいのに帰ってきてまた国会中継にチャンネルを合わせてしまった。
安倍内閣打倒! といって賛同者を募ったら共謀罪になるのかしら。

エルドアンと安倍

2017年05月04日 | よろず覚え書き
エルドアンとはいうまでもなくトルコの大統領。
戦争という多大な犠牲を払って新しい憲法を制定しし国の有り様を刷新した歴史を、両者とも強引な手法により復古主義に回帰させようとする点で通底する。

日本国内の世論調査では改憲を支持する割合が少なくなくある。
単純に「現憲法に変化を加えるべき部分があるか」との問いであれば YES と答える有権者は多くいるだろう。
しかし、小生は仮にそうであっても「安倍首相のもとでの改憲に賛成するか」と問われれば断然 NO と答える。
さらにいえば安倍政権のもとでの改憲は絶対に許してはならないと思う。
彼の政権の改憲志向理由が現憲法の完全否定であるから。
国家による国民の統制すなわち明治憲法回帰であるから。

授業料無償化をはじめ、ささやかな(しかも現行法制下でも可能な)アメ玉を有り難がって、とんでもない毒まんじゅうの全戸配布を認めるような事があってなならない。

多様性あってこそ集団の安定性と成長がある。



北大構内の春。

新芽の季節

2017年05月03日 | 野山
手稲金山方面に行ってみた(5月2日)。
乙女の滝まで行けるのだが今日はそこまでは遠慮。
お花はほとんど目につかないがその代わり樹々の新芽が綺麗だった。
まだ新緑とまでは行かないが楊やシラカバなどの生きがいい。


新芽とキタコブシ。


なにかなあ。


爆発だ!


サクラとキタコブシ(富丘西公園)


砂防ダムからは轟音を響かせて雪解け水が落ちる。


フキノトウももう食べごろは過ぎた。


石狩湾越しの山は増毛の山だそうです。
(同日に同じところに出かけた模様の手稲のやっちゃんのブログから。)


アズマイチゲが一輪だけ咲いていた。

初夏を思わせるような陽気でした。
水曜日はさらに気温が上がるそうです(24℃! 7月中旬並み!)。