コタンクルカムイのまったり生活

野山の散策、小さな旅行、テニス遊びなど、札幌生活を不定期に掲載。
'06年版は「みみずく先生の日記」で。

雪の山と春の息吹・・・

2007年02月27日 | 野山
四国からは春の便りが届いたので写真付きでこんなお返事と写真を送りました。

第19回昭和新山国際雪合戦大会が先週末開催されました。今年は雪玉を作るのに適した雪を集めるのに苦労したそうです。
しめりすぎていても乾燥しすぎてもいけないのですね。

市内の道路を除雪した後、大型ダンプで市内各所(50カ所)にある雪捨て場に運びます。郊外の空き地や河川敷にどんどん積み上げていくわけです。鉱石や石炭の露天掘りでは掘り下げますがここではその逆ですね。間近で見ると結構な高さです。
市の発注を受けた除雪共同体が担当し、従業員3300人、除雪車900台で排雪にあたっているそうです。今年は降雪量が少なかったのでスムーズな除雪がされています。公共事業削減のあおりでダンプ業者の廃業や所有台数削減で除雪に使えるダンプの確保が大変だそうです。


陽光は春めいてきてはいます。ヒヨドリでしょうかムクドリでしょうか盛んに鳴きわめいています。ヤマガラの声も聞こえます。木々の葉が落ちているので見つけるのは割と簡単ですが写真には撮れません。


ネコヤナギの芽が・・・。樹々の根元もまーるく地面が顔を出しています。

四国はもう春?

2007年02月25日 | よろず覚え書き
今日は四国の松山から花便りが届きました。
花は「ヒカンザクラ」(=カンヒザクラ)です。昨日の状態とのこと。実際はもう少し色が濃い。
松山在住時には「椿祭り」が終わり、この花が咲くと「ああ、春が来たな!」と思ったものでした。
背景の小さな山は御幸山(みゆきさん)です。


年間を通じて、松山とおよそ10℃の気温差がある札幌でも、夕日が次第に北側に回ってくると春間近を思わせます。
でも、手稲山の山頂を北に越えるまではエゾエンゴサクの開花もお預けです。


ジャンプ団体は日本チームが3位に入りましたね。
会場の大倉山は自室からはこんな風に見えます。
画面右の白く光っているのが大倉山です。明るい照明の左下にかすかにオレンジ色に光る電光掲示板が見えます。
画面左のオレンジ色の照明が光っているところは盤渓スキー場です。



ペルシャ文明展

2007年02月24日 | よろず覚え書き
昨日の日中はペルシャ文明展へ。
夜はかねていきつけのお店で一杯。旧友sとばったりあったので盛り上がって結局帰宅は午前様。

ペルシャ文明展は3/25まで道立近代美術館で開かれています。
イラン国立博物館所蔵の美術・工芸品の展示です。紀元前5000年紀からササン朝末期(AD650年頃)までをカバーしています。前3000年紀頃の紅玉髄でつくられたビーズ装身具、前1500~前800年頃のこぶ牛型土器、ササン朝時期のガラスの器に繊細さ、ほのぼの感、ペルシャと日本の東西交流を見ることが出来ました。もちろん黄金のリュトンのすばらしさは言うに及びません。
宮城谷昌光の古代中国に材をとった小説を愛読していますが、、前1500~前800年頃といえば中国では龍山文化から殷・商・西周時代にいたる頃で春秋戦国時代の前、メソポタミアでは古バビロニア~アッシリア~新バビロニア時期に対応します。両者の接触はあったのでしょうか。
美術・工芸品ではありますが、それらが造られた時代にあっては普段の使用に必要であったり、祭祀の必需品であったり、王の権威の象徴であったのでしょう。宗教的な意味合いが強いものであったろうとも思います。

いわゆる中東域や中央アジアにはまだまだ多くの人類の文化遺産が埋もれているのでしょうが、現今の複雑な政治状況、特に外国からの異常な干渉が悪い結果をもたらさなければと願うのみです。文化遺産のあるところ必ず今生きている人間が居るのですから。

近代美術館の外観


特別展入り口


次の特別展は「曼荼羅の世界」だそうです。


今日の夜は大倉山ジャンプ台が明るく華やかに輝いていました。

3月?

2007年02月22日 | よろず覚え書き
妙に暖かい気候です。今日などは3月半ばではないかと思うほど(明け方の気温は当たり前に低かったのですが)。手稲山がもやって見えます。空気中の水分が多いのですね。寒いときは空気が透明ですが、水分が多いと不透明になります。つまりは春霞っぽいということ。

この気候の中で「世界ノルディックスキー」が開幕しました。主会場は日本ハムとコンサドーレの本拠地「札幌ドーム」です。
コースの半分はドーム内です。女子スプリントでは夏見が日本初の入賞です。おめでとう。
大倉山シャンツェも夜遅くまでバーン整備のようです。自室から輝く照明が見えます(pm10:50現在)。

「大連・北京の記憶」第四弾、故宮と頤和園をアップしました。

スノーボード

2007年02月18日 | よろず覚え書き
スノーボード ワールドカップ 富良野大会 が富良野で開かれています。
”ワールド”カップの割には観客が少ないと知り合いのブログにありました。
夜のニュースによれば男子ハーフパイプは3位まで高校生の独占とのこと。もっと驚くべきことは国母選手(3位)や青森山田の高校生(2位)を押さえて愛媛県の選手(*)が優勝をさらったこと。松山に12年余住んでいた身としては 信じられな~い! です。
(* 松山城南高で、「アクロス重信」で練習するとのこと。)

ちあきなおみは

2007年02月16日 | よろず覚え書き
一年に一回あるかないかですが歌の番組を見てしまいました。
ちあきなおみ特番です。
むか~し「喝采」を耳にし目にしたとき、感情移入のしすぎ!と感じて好きにはなれませんでした。勿論すごいなとは思いましたが。
3年ほど前だったか、聞いた瞬間飛び上がってしまったCMがありました。声に聞き覚えはあったのですが名前を思い出せません。家族に聞いて、やっと、ちあきなおみの歌う水原弘のシングル版ののB面の歌とわかりました。「黄昏のビギン」(永 六輔 作詞、中村八大 作曲)。ぞくっとする歌です。
番組をじっと見ていましたが、ふと ジュリエット グレコ や カルメン マキ を思い出してしまいました。



 わずかなお金を握りしめ、どぶ板踏みしめ通ったバーと、なぜか記憶がだぶります。
60年安保の年に大学入学、その後ベトナム反戦・大学紛争の時代背景で、また北海道では炭鉱斜陽・産炭地から札幌への人口流入の時代でした。
ちあき なおみ の歌声は、都会のしゃれたバーではない、さりとてどぶ板バーではない、しかし心象風景は後者に近い、そんな場の騒音の中で一人聞き惚れたたい、そんな気にさせられます。

よたよたと

2007年02月16日 | よろず覚え書き
火曜日には友人宅でワインを一本ずつ空け、よろよろと帰宅。
水曜日はその余波で午後からテニスをよたよたと。
昨日・今日は旅の記憶をアップするのにとりかかってよたよたと。
写真をアップロードするのに時間がかかるな~、とぐちりつつ。
「北京・大連」の一部アップ完了。あとは市内と八達嶺。ヨーロッパ版はその後で。
そうそう、廈門と桂林などアナログ写真をディジタル化しなくては。

雪のあしたは

2007年02月13日 | 野山
「雪のあしたは はだかで洗濯」というのは子供の頃千葉で聞いた言葉ですが、北海道では無理な話。でもせっせと降った翌日が晴れると、ほんわりとした雪景色になります。生活にとってはやっかいですが・・・。雪祭り期間中は、暖かすぎても大雪でも雪像にとっては迷惑。その雪祭りも昨日で終わり。小樽では「小樽雪あかりの路」が継続中ですが、めんどくさいので・・・。

 
雪の中でも子供は元気。                         葉の落ちた木立の中にはヤマガラやシジュウカラの姿も見えます。

 
トレース型の歩道は最初の人は大変。でも風情はある。除雪された道路は歩きやすいが、下からのアングルで見ると雪の壁。

ころころ

2007年02月12日 | よろず覚え書き
ころころと変化の激しい天気です。晴れたと思ったら吹雪出し、また晴れたと思ったらまた吹雪、の繰り返しです。昔ベルギーのブルージュ(Brugge)を訪れたとき、北海方向から次々と雨雲が押し寄せ、15分おきくらいに傘を差したり閉じたりする羽目になったことを思い出します。フランドル派の絵は写実なんだなと妙に感心した次第。


晴れたり・・・                          吹雪いたり・・・

天候を変える雪雲は北の石狩湾方向から、夕焼けを作る太陽はやや南よりの西に沈むので、夕焼けで翌日の予報をすることはこの時期無理か・・・。