コタンクルカムイのまったり生活

野山の散策、小さな旅行、テニス遊びなど、札幌生活を不定期に掲載。
'06年版は「みみずく先生の日記」で。

ネコのシッポは見つけたけれど - 9/28 野幌森林公園 -

2013年09月28日 | 野幌森林公園
今日も穏やかないい天気です。風はちょっと冷たいけれど。
テニスにも心引かれますがここは歩く方を選びましょう。
ということで野幌へ。
いつものように大沢口から入って、今回は桂コース→四季美コース→エゾユスリハコースの約6km。


ネコのシッポ。
(サラシナショウマ)


蛙の手、っていうのにはちょっと無理がある。
(トリカブトの実)


またもや登場。マイヅルソウの実。木漏れ日があたると本当に綺麗。


トチバニンジンは真っ赤な実がひとつだけ残っている。

どっちの実も完熟するとネズミ君のデザートかな?

今日の朱い実 - 9/26 前田公園&星観公園 -

2013年09月26日 | 野山

ひと雨ごとに秋が近づいてきます。
火曜日・水曜日と雨続きでしたが今日は秋晴れのよい天気。気温は17℃maxか。
お散歩に出かけましょ。
滝野や藻南公園(真駒内の南)ではクマが出た~ということなので西の手稲前田と星観公園に向かいます。

前田公園はカナル(池)を全面工事中。
星観公園を流れる星置川にはサケはまだ遡上していない。


はじけてる!
(星観公園)


みんなで色づけば怖くない!
(星観公園)



まだ飛べないけれど。
(星観公園)



もうひと月程すると紅葉のトンネルになるのかな?
(前田公園)

JR北海道はいったいどうなっているんでしょうね~。貧すれば鈍する。
今の日本の縮図のよう。金が足りない→人件費を削る→人材を確保できない→技術力の低下。

忍び足で - 9/19 滝野 -

2013年09月19日 | 野山
あちこちに甚大な被害をもたらした台風も遥か遠くに通り過ぎ少し安定した天気になっています。
今日は滝野まで足を伸ばしてみましょう。
真駒内の南、正式名称を「国営滝野すずらん丘陵公園」という長ったらしい名称の5年前に出来た国営公園。
駐車料金400円、入園料400円(高齢者は200円)が必要です。
はたしてその料金に見合うか?
個人的には各地の山などは全て入山料を取るべきだと考えていますが。

国営、道営のこういった「公園」は立派な建物を建てておかないと気がすまないらしい。
子供の体験学習に役立てるということのようですね。
そんなものより、チップを敷き詰めた遊歩道を整備し、迷わないように案内板を充実させておくだけでいいと思うのだが。
建物はそのうち老朽化し、予算がないからと修復も出来ず結局廃屋になってしまいます。


真っ赤っか。
♪赤い鳥小鳥 なぜなぜ赤い 赤い実を・・・・♪


なんともなまめかしいツルリンドウの実。




夏の沈んだ緑の葉色も少し色づいてきた。


キノコはキノコ


あり地獄の団地


おやまあ。コイチヤクソウがまだ残っている。直角に曲がるはずの花序が立ち上がっている。年をとると元気になるのか・・・。

秋もあけぼの - 9/11 野幌森林公園 -

2013年09月11日 | 野幌森林公園
あけぼの兄弟が花開いたということで出かけました。火曜日のことです。
とことことありそうな場所を目指して歩いているつもりが、何を勘違いしたのか方角違いの場所に。
結局往復6km程を無駄歩き。めげた~!
リベンジということで本日再挑戦。
大沢口に到着したのはちょうど雨が通り過ぎた直後だったらしい。
遊歩道にはあちこち水たまり。高い木からは名残の雨滴がぱらぱら。
午後の日差しも少し弱くなる時間帯。せっせと探しましょ。


アケボノソウ


アケボノシュスラン
やっと巡り会えた! 思いのほか小さい。小指の頭か大きくても親指の頭くらいの花束。

目的は果たしたのでおまけさがし。


ネズミノコンボウ! ヤマゴボウの実。


毎度おなじみマイヅルソウ。


でっかいキノコ。傘の直径は6センチ程。


ノッペラボーの真っ白キノコ。


へんてこりんキノコ。ホウキタケ?


さてどん尻に控えしは一つ目ニョロニョロ。して その実態はギンリョウソウモドキ。

二日続きの野幌詣ででしたが、目的は一応達したので良しとしよう。

そういえば今日はWTC崩壊のSeptember 11 の日。
ブッシュが過剰反応しイラクに進軍。いわばパンドラの箱のふたを開け邪悪を拡散し、希望を箱から解放できなかった。

白露も過ぎて - 9/9 富丘西公園 -

2013年09月09日 | 野山
二十四節季と聞いても北海道では今ひとつピンと来ない感があります。
四国に住んでいた頃は24でも足りないなと思ったものです。
週に一回近くの八百屋さん変じてのスーパーに行くのですが、一週飛ばすと並ぶ野菜ががらっと変わっていました。
その時期にとれる産物のみ店に並べるので、安くてもキラキラした品が並んでいました。
魚も並びますが午前中で店じまい、と言うか売り切れてしまいます。旬のものしか並ばないので。
いずれにしても自然のうつろいを肌に同化する日本人の季節感と表現というのは素晴らしい感性だと思います。

今日は重陽の節句すなわちは菊の節句ですが新暦ですので旧暦の季節感とは別物。
そうそう。六日の菖蒲十日の菊、と言う言葉がありますね。
そんなことはとにかく。今年の好みの富丘西公園へお散歩です。


すっかりススキがおがって!(無理矢理の北海道弁。正しい用法かしら?)


春にはスズランが売り物の公園だそうですが、それはそれで良いものです。
でも。前回の訪問の頃から、なにやら貧乏貴族の荒れた秋の庭の風情が頭をよぎって仕方がありません。
もちろんいくらなんでも平安時代から生き続けているわけではありませんからあくまでもイメージです。
安倍晴明がアヤカシとともに月を眺めながら濁り酒を愛でている姿を想像してしまいます。


これは少し派手だけれど。


アキグミになると似合う。






ぶーらぶら1。


ぶーらぶら2。


マイヅルソウの実もウズラの卵状態からイクラ状態に。深紅のルビーが本当に素敵。


妙に元気な草がある。きっとフユノハナワラビだろう。胞子葉って言うんだそうだ


濡れ縁に蚊遣りブタを横に侍らせ、
   秋の草に寄り添った虫の音を聞くともなく耳にしながら、
      弱い月の光の中で一献傾けるなんてのは叶わぬ願い。

無量大数 - 9/1 北大博物館の -

2013年09月02日 | よろず覚え書き
構内散歩のついでに博物館にも寄ってみました。
ここはもともと理学部の本館で私が学生の頃から巣食っていたところです。
今風の便利な建物もいいですが、刷り込みのせいかこっちの方がアカデミックな感じで心地よい。
でも研究室のあったところは今や物置。ちょっと悲しい。

過去・現在の色々な展示がありますが、今回はこんなものが。
A地点からB地点へ同じところを2度通らないでゴールへ進む道順の数はいくら?という数学問題です。
そして巨大数。


図の通り2x2の桝目では12通りです。


4x4では何通りかな?
なんと! 一挙に増えて8512通り!


では14x14では?
なんとなんと! 書き記すのは面倒なので写真をどうぞ。


ひとつふえて15x15では?
え~い面倒くさい。こっちも写真ですまそう。


16x16までの一覧表がありました。

なお、この数の呼称は漢字文化圏での単位ですので、西洋流とは違い4桁ごとに呼称が変わります。

秋っぽくなった かな? - 9/1 北大構内 -

2013年09月01日 | 北大構内

今日は関東大震災から90年目の記念日。この90年の間も自然大災害は沢山ありました。
太平洋戦争も大変な犠牲を強いました。
ハード面での防止には限界があります。ソフト面での人的・物質的損害の軽減に知恵を使いたいものです。


日曜日はテニス曜日なのだが、前日の雨でクレーコートは使えない。
夏の暑さは過ぎ、朝晩はずいぶん涼しくなり、構内も秋の気配が近づいたかな?ということで。


ホソバウンラン。雑草みたいにあちらこちらに見られるようになった。
ウンランの方は名前(海蘭)の通り石狩などの海岸の方で見られる。


ツユクサ。万葉集にも詠まれているそうだ。


ムラサキツユクサ。北米原産なんだそうだ。


ゲンノショウコ


ゲンノショウコ


ボタンヅル。良い香りがする。羽毛状のポヤポやっとした果実の姿が好きだがまだしばらくかかる。
本来は北海道には自生しないらしいので圃場のものが飛んできたのだろう。


キカラスウリ


イチゴ。なにイチゴかな? 見たことはないけど機雷みたいな形だ。


秋の恵みのヤマブドウだけどまだ熟しきってはいない。
でも完熟した頃には無くなっているだろうな~。