コタンクルカムイのまったり生活

野山の散策、小さな旅行、テニス遊びなど、札幌生活を不定期に掲載。
'06年版は「みみずく先生の日記」で。

今年も

2007年11月24日 | よろず覚え書き
北海道をはじめ、北日本では予想外の積雪です。
札幌はそれほどではありませんが、道央は結構の積雪。
十勝岳近くの上ホロカメットク山では冬山訓練中のパーティーが雪崩で犠牲者を出してしまいました。
残念なことで、ご冥福をお祈り申し上げます。

一方、「富良野の街のどまん中で夜8時頃に若いヒグマが大型トラックと衝突」、
との便りも聞きました。トラックには気の毒ですが、若いクマ君の冥福をお祈り申し上げます。
マクドナルドの近くでとのことなので、ひょっとして、冬ごもりに備えてメガマックを狙った?

以下は北海道新聞の記事から転載
【富良野】14日午後9時半ごろ、富良野市新富町の国道38号と同237号の交差点付近でクマが走行中の大型トラックにはねられて死んだ。現場は大型スーパーやファストフード店が並ぶ富良野市中心部の一画で、通りかかった市民は「こんな街中にクマが出たの?」とびっくり。
 地元の猟友会の関係者らによるとクマは推定2、3歳のオスの子グマ。体長は約1.2メートルで、体重は約70キロ。トラックの運転手は左側から道路を横断してきたクマに気づいて急ブレーキをかけたが、間に合わずに衝突した。
 子グマはほぼ即死。現場に倒れたままになっていたため、見物の人垣ができたが、1時間ほどで撤去。

昨年もこの時期にお伝えしましたが、今年も ササラ電車 出動です。
例によって、取材に出かける根性はないので、朝日新聞の11月24日朝刊から記事を拝借。

ついに初雪!

2007年11月16日 | よろず覚え書き
昨15日には初雪が降りました。報道機関や札幌発のブログはそのお便りでいっぱい。

 
左は11時半頃。激しい降り方です。
右はその15分後。北高体育館の屋根が真っ白になってしまいました。
でも根雪にはなりません。
1時半頃には雪はやみ、お迎えの車でインドアテニスにお出かけ。4時間みっちり遊んだので、今日は腰がとっても重い。

山部の楽葉窯さんでは窯出しが終わったそうです。良い作品ができているといいですね。
見学に行くつもりはあったのですが、シーズン始めの雪の峠越えがちょっと自信が無く、
ガソリン代もどんどん値上がりしていくので残念ながら断念しました。Contaさん、ごめんなさい。
いずれ札幌で作陶展を開くでしょうからその折に。

予想外の健闘

2007年11月14日 | よろず覚え書き
11月11日は石狩サンビレッジで開催のダブルス大会に出場。
実は、良く一緒に遊ぶパートナーから誘われての話なのですが、参加登録後その当人が入院してしまい、急遽別の仲間に協力をお願いしました。
ところがこの方も10月中旬にぎっくり腰になってしまい、大会に間に合うか心配でした。どうもパートナーに障害を発生させるきらいがあるようです。
静養に努めてくれたお蔭で無事試合をすることができました。
参加者は若手が多く、我々のような熟年組は見かけません。でも若手は力強いが荒いだろうから何とかなるさ、と気楽に試合開始。
1回戦は6-0で、2回戦はタイブレークで7-6と想像通りの展開で勝利を獲得。でも、3回戦(勝てばベストフォー、そして賞品獲得!)では熟年組のパワー(?)も通じず粉砕されてしまいました。
体に障害を残さず(多分)3試合も出来たのはハッピーでした。



いよいよ平地からの雪の便りをお知らせできそうです。

秋は終わり - 北大構内(11/10)-

2007年11月11日 | 北大構内
クレーコートでのテニスはもう最後だろうということで工学部コートに出かけました。
仲間がまだ来ていないようなのでしばらく構内をぶらつきました。
本当に 秋は終わり ですね。



名残のモミジは真っ赤です。頑張って葉を残しています。


恵迪寮を記念する碑です。
札幌農学校の寄宿舎は明治9年に開設され、明治38年に北11条西7丁目に新築移転、明治40年に「恵迪寮」と命名されました。
またこの年、農学校から大学へ改組されました。
碑文は恵迪寮の名の由来となった「恵迪吉 従逆凶 惟影響」(書経)で、
「迪(みち)に恵(したが)えば吉にして,逆に従えば凶なり。惟れ影響たり」と読み、
意味は「善道に従えば吉事があり,悪道に従えば凶事があるのは,影が形に従い、響が音に応ずるように確かで明らかなことです」
とのことです(恵迪寮同窓会誌より引用)。
北海道大学初代総長・佐藤昌介先生の書とのこと。

    
マユミがあるとは知りませんでした。犬も歩けば棒に当たる。
オオウバユリの実もすっかりはじけ飛んでしまいました。

天気予報によれば、札幌の今週後半は最高気温が3℃~6℃、ユキダルママークが並んでいます。は~~っ!

秋は終わり ー 三角山(11/9)-

2007年11月09日 | 三角山
大気が透明な上天気なので、久しぶりに三角山を散策してきました。
勿論、もうお花の時期ではないので、頂上からの遠望を期待してです。
低山(311 m)とはいえ結構遠望が効くのです。
いつもの通り、緑が丘療育園側から入ってだらだらと登っていきます。


 
山頂からは、支笏湖近くの 恵庭岳(1,320 m) や、中山峠に近い 無意根山(1,464 m) を望むことができました。
近くには 藻岩山(531 m) が樹の間隠れに見えます。
樹々がほとんど葉を落としているのも、遠くの山が見える理由の一つです。


散策路も秋の日射しで光ります。

  
あちこちに実がなっているのを見つけますが、何の実かさっぱりわかりません(と、言い訳)。
でも一番右は ルイヨウショウマ ですね。花の落ちた軸がピンク色で、黒い実がつきます。

   
緑色は 苔(左)とサラシナショウマの実(中)(再登場)とフッキソウの花芽。
フッキソウは春早々に咲きますが、花芽はもう来春の支度をしています。形は巫女さんの持つ鈴みたい。

 
中尾彬さんのねじねじネクタイは見損なってしまいましたが、シラカバのねじねじを見つけました。
右の写真の真ん中の赤い色は子供さん(お父さんの上の黒い塊)に木登り特訓中のお父さんです。
木登りができる子供なんてすっかり居なくなってしまいましたね。


枯葉は雪の下での休みのを待つばかりです。

体育館は建築中

2007年11月08日 | よろず覚え書き
旧校舎を取り壊した北高の跡地には着々と新体育館が建築中です。
10月中旬には大まかな骨格だけでしたが、今は細々とした組み上げが施工中です。
体育館って、基礎と外壁と天井があればいいかと思うとそういうわけでもないようです。


日中の外気温も10℃を下回っています。お仕事とはいえ、作業している人は寒いでしょうね。

深まりゆく秋を積丹半島で

2007年11月07日 | 野山
日曜日のテニスでちょっとお疲れモードだったので、好天の月曜日はこの夏には行っていなかった積丹方面へお出かけ。
札幌~(高速)~小樽~(229号線)~余市~(229号線)~
古平~(998号線)~トーマル峠(当丸峠)~(998号線)~神恵内~(229号線)~
泊~(269号線)~共和~(以下5号線)仁木~小樽~札幌、で 200 km 弱。
余市~古平は海岸線が綺麗で、観光シーズンは混み合います。
トーマル峠は夏場には高山植物が見られるということで、来年の下見。


この時期の海岸風景から。
 

(左)ローソク岩。定番ですね。余市~古平のちょうど中間あたり。
(右)セタカムイ岩。セタカムイとは 犬の神様 と言う意味のアイヌ語だそうです。
岩の名前の由来には二説あって、アイヌの神オキクルミに置いていかれて岩になった犬という説と、漁に出たまま帰らない村の若い猟師をいつまでも待って岩になったという説があるそうです。

ここの駐車場(セタカムイ防災祈念広場)には立派な(ホントに立派な)建物があって、
トンネル防災のための展示パネル、素敵なトイレと観光マップが用意されています。
路線バスと乗用車1台が巻き込まれ、乗車していた20名が亡くなった、1998年2月10日の豊浜トンネル大崩落事故を反省するためかと思われます。


古平の ホヤ岩 方向。天気がよいので暖かく見えます。

2006年発行の昭文社マップルリングの「北海道道路地図」では、古平からトーマル峠に向かう道路は569号線と記載されていますが、
道路標識は998号線となっていたので、うっかり美国(びくに:アメリカではありません)近くまでいきすぎてしまいました。
峠に向かう山道はよい道なのですが、なかなか車を止める場所が見つかりません。
 
トーマル峠(標高 610 m)を下がったあたりの山の姿。
左の写真の白っぽく見える部分は、太陽がスポットライトのように当たって、葉を落としたダケカンバ林が輝いていました。
右の写真では手前に黄茶色のカラマツ林が、その奥にはやはりダケカンバ林が陽光を浴びています。
峠の前後はスノーシェルターで完全に覆われていて、どうやったら当丸山(800m)および「いこいの森」に行けるのかしら?

神恵内側に下りてきた3時頃には日は西に傾き、陽も陰ってきました。
 
日本海としては穏やかな波ですが、砕ける波はそれなりに。
雲間からさす日射しもいささか寒そうです。

一週間後の北大構内

2007年11月05日 | 北大構内
先週末から一週間経ちました。
「コート納め その2」は土曜日でしたが、前日の雨で順延。
所在ないので、構内を少しブラブラと。
朝のうちは曇っていたのですが、10時過ぎからはキラキラした日射しがさすようになりました。
13条の銀杏並木は人出が増えてきます。
NHKの取材班も準備を整えていました。夕方のニュースを見たのですが残念ながら私は映っていませんでした。
邪魔なだけだったようです


 
紅葉したツタが綺麗です。
小さな白いお花はどうやら シロバナシナガワハギ らしい。

 
こちらは エゾフウロ かも。
夕張・鹿ノ谷駅で見た ホソバウンラン は構内でも見つかるのですね。ちょっとビックリ。

翌日の日曜日は朝から快晴。無事に「コート納め その2」をすることができました。
お昼の野外懇親会用に買い物をして帰ってくると13条銀杏並木は人の波。
歩行者天国になっていますから、道路は密集した人の頭で埋められていました(大げさではなく)。
黄金色のイチョウといい対比です。でも写真にはしませんでした。



樹々の葉は一週間でずいぶん無くなってしまいました。