コタンクルカムイのまったり生活

野山の散策、小さな旅行、テニス遊びなど、札幌生活を不定期に掲載。
'06年版は「みみずく先生の日記」で。

梅雨ではあるまいに

2010年07月30日 | 野山
さて、と思うと雨です。
今日は天気が保つだろうとテニスの支度をして出かけると何故か雨が降り始めます。
今週はそんなことが三日続きました。雨男ではないはずなんですが、どこか心がけが悪いんでしょうね。

昨日は北海道の西半分は大雨です。
あちこちで大規模ではないものの洪水が起きています。
そして土砂崩れや崖崩れも。

先日出かけた雨竜沼への道路も閉鎖になりました。こんな連絡をいただきました。

7/30 17:30最新情報
現在大雨により雨竜沼湿原ゲートパークへ至る道道432号線は暑寒ダムより先の通行が規制されています。開通予定は未定です。
またゲートパーク付近で土砂崩れが発生しているため、当面の間入山ができません。入山再開のめども立っておりません。


やっとお出かけ - 7/16 雨竜沼湿原 -

2010年07月17日 | 雨竜沼湿原
気が急きながらもなかなかタイミングが合わなかった雨竜沼湿原行きをやっと実現できました。
毎日天気予報を睨みながらで今日こそ!というわけです。
7時45分に家を出て、10時半頃から登り開始です。高速を使って片道1,400円。
とっても暑いのでゆっくりゆっくり動いて湿原を一回りして16時に登山口のゲートパーク帰着です。
今年は一気に暑くなったせいかアブやブヨがうようよいます。
アチコチをデコデコに刺されて皮下脂肪が増えたような腫れ方です。

 
ゲートパークまでの砂利道の途中には2カ所にシラカバの純林があります。
多くの樹は直立していますが、豪雪地帯なので大きく曲げられてしまったものも散見されます。


登山口から登っていくと河の対岸にはぐねぐねのダケカンバ。


湿原はワタスゲが大豊作! 白い果穂で埋め尽くされているよう。


ミネヤナギ(?)の綿毛。



 
梅仁丹とエゾノシモツケソウ。


南暑寒別岳を背景にワタスゲ、エゾカンゾウ、(ヒオウギ)アヤメのお花畑。


暑寒別岳は雲が沸き立っています。さ~っと晴れたかと思うと次に見たときは雲に覆われています。

 
ホソバノキソチドリ(左)はもうメチャクチャ沢山咲いています。時期なのか、今年が当たり年なのか。
ナガバノシロワレモコウ(右)は微風でもゆ~らゆら。ナナカマドの若葉のような葉をつける草が草地にびっしり生えていて、
かねがねこいつはなんだろうと思っていたのですが、茎が立ち上がり花が咲いてやっとこいつだとわかりました。
花は先がこれから垂れていきます。

 
タチギボウシはこれから一気に開花するのでしょう。
エゾカンゾウ(ゼンテイカ、ニッコウキスゲ)は昨年に比べると少ないそうですが贅沢は言いません。
山開きが遅かったため、人目に触れづらかったのではないかとの意見もありました。

 
昨年(6/26)沢山見ることが出来たショウジョウバカマもこの時期になると花は終わりです。
ハクサンチドリも生き生きしたものは少なく終盤を迎えているようです。

 
ヒオウギアヤメとクロバナハンショウヅル。

 
チングルマの果穂とはじけたクロバナハンショウヅル。

 
ツマトリソウ(コツマトリソウかな?)とカラマツソウ。
ツマトリソウは初めての出会いなんですがどうして今まで見落としていたんだろう。

 
キラキラ光るミヤマキンポウゲ。これより大きいシナノキンバイも咲いています。

 
水辺のコバイケイソウ(ちょっとくたれている)とナガバノシロワレモコウ。

ウリュウコウホネの黄色い花が鮮やかでした。ミツガシワもまだ咲いています。

暑くてぐだぐだ歩いたのと、その一方でおばはん団体からなるべく逃げるために、
歩きの丹念さが足りず、この時期の花を大分見落としている気がします。

ゲートパークの管理人にお聞きすると年間の入山者は8,000~9,000人。
ただしここ2,3年は1,000人程度ずつ減少傾向にあるんだそうです。
増えているんだとばかり思っていたのですが逆なんですね。
増えているんならいずれ入山規制が必要ですねと思っていたのですがその心配はなくなりそうです。


中途半端

2010年07月13日 | 野山
参議院選挙も終わり、どこか勝者のないような中途半端な結果だったと思います。
有権者の思いと意識変化をくみ取れる政党・候補者が貧弱なせいではないでしょうか。

天候もいささか中途半端なので遠出を控え近場ばっかりです。今日も去年で味を占めたある花を探しに盤渓です。


クルマユリが咲くようになると盛夏だなーと思います。


キツリフネですが頭部が異様に発達した龍のようにも見えます。右向きで耳がありますね。


多分エゾスズランですが開花はもう少し待たなければ。咲いても地味ですが。



ハナイカリが見つかるかな~と出かけたのですが結局見つからず。去年は7月半ばに見つけたのですが・・・。
昨年は開花が妙に早かったのか、二年草なので今年はお休みなのか・・・。

エゾ梅雨?

2010年07月06日 | 野山
西日本はいうまでもなく、東京近辺でも大変な雨だとか。
当地も晴れはしないけれど降るのか耐えるのか中途半端な天気です。
湿度も80%を越えているようです。カエルさんは嬉しいでしょうが。
梅雨ではないんですが梅雨模様。でもこれはエゾ梅雨とはいいません。

そんなことで今日はほんのちょっとの散歩です(昨日もそうだったかな?)。


エゾアジサイなんでしょうが萼片が三枚にしか見えない。これから四枚になるのかしら?

 
左はキツネノボタンだと思うのだが右はいったいなんだろう? どうもヨウシュコナスビ(コバンナスビ)らしいのだが自信はない。もしそうなら何故こんな所(宮城ノ沢入り口)に最近の帰化種がいるのだろう。
繁殖力が強そうなので早めに除去した方がいいのでは・・・。


春に花を咲かせていた個体はそろそろ実になってしまう季節です。
花が咲くのは次の世代に実を残すため。花が咲いても不実ではね。




7月11日は参議院選挙の投票日ですが・・・。
参議院が衆議院のチェック機関()であるならそれに値する候補者と政策提示があるべきでしょう。
 * 危機的な国の経済をいつまでにどのようにして立て直すか
 * 安全保障を憲法九条を堅持しつつ如何に担保するか
 * 雇用を如何に安定化させるか
現今の選挙は手段が目的化し、選挙に勝てばなんでも出来るということなんでしょうが、提示すべき国家ビジョンが国民の目から隠されています。まずはデータの基づいた将来像を提示するべきでしょう。
アテにならない政党ばっかりでは無党派層は投票先がありません。無党派層は是々非々なのです。
報道機関も特に現在の日本の経済状態がどのような状態であるのかわかりやすく説明するべきです。サボっているとしか思えません。

暑かったり涼しかったり - 7/5 盤渓市民の森 -

2010年07月05日 | 盤渓
この時期ってこんなに暑かったっけ?と思う日が続きました。
先週は暑~いさなか、殆ど札幌国際オープンを眺めていたので、散歩はおさぼりでした。
今日は涼しいし、そろそろ時期かなとお花探しです。


毎度お馴染み コイチヤクソウ。


こちらもお目当ての ウメガサソウ。

残念ながら昨年初見参だったハナイカリは見つからず。ちょっと行くのが早かったかな。
そろそろ雨竜湿原に行く計画を立てなければ。

ウィンブルドンテニスも終わりました。ナダルは強い!ベルディフに全く勝ち目がなかった。
ジュニアでは石津ちゃんが惜しくも準優勝。勝っていれば沢松和子以来でした。
それだけ沢松が環境と才能に恵まれていたと言うことかな。

日本人テニス選手は今一つ体格に恵まれていない。
いつも思うのですが、バスケットやバレー選手あたりからリクルートしたらと。
子供の時からテニスばっかり(単一種目だけ)やっていれば強くなるというものでもないと思うのですがどうでしょう。
純粋培養ってできたものはひ弱ですよね。