コタンクルカムイのまったり生活

野山の散策、小さな旅行、テニス遊びなど、札幌生活を不定期に掲載。
'06年版は「みみずく先生の日記」で。

秋の三角山(9/26)

2007年09月30日 | 三角山
何とかレジームの坊ちゃんから、安全パイの二代目に国のリーダーが変わりましたね。
この時期、ほころびにほころびた国政を安定化することが必要です。

以前にも書きましたが

はたらけど はたらけど 猶わが生活 楽にならざり ぢっと手を見る

と読んだ歌人がいた時代とどれだけ進歩したというのでしょう。
日中戦争、太平洋戦争、高度成長、バブル。
為政者は国内外に対しどんな歴史観を持っているのでしょう。
経営者は、なんの目的で、誰のために経営をしているのでしょう。

鬱陶しいので散歩に出かけます。

仙人になるためには生臭さを消さなければならないようですが、そうも行きそうにありません。
パートの仙人になった(一時的現実逃避?)つもりで定点観測に。

 
サラシナショウマ
この時期、林の中でパッと目につくのはこれ。華やかなような、寂しいような。

 
あかいとり ことり なぜなぜあかい あかいみを たべた
為政者から ほらお食べ と渡されたものを ホイと食べるようなだまされ方はしたくないものです。
国の関与はなかったかのごとき教科書を使うことになると、反省無き歴史の逆行になります。


ツリバナ:面白い実です。
でも、わたし達の今の状態はこんなぎりぎりの状態かもしれません。


ゾウさん
ではありますが、白骨化してしまいました。
誰も、拾って供養してくれる人はありません。

明るい夏が過ぎたせいでしょうか、少々ペシミスティックです。


朝の虹とカモカモ川のサケ(?)

2007年09月29日 | 野山
今日の試合に備えて普段は寝坊なあたしが7時起きです。
カーテンを開けて、西の方手稲方面を見ると何と虹が出ているではありませんか!
天気予報では終日晴れのはずなのに朝の虹とは縁起が悪い。


 
(左)7:07 am、(右)8:00 am
太陽の位置が東から南に変わるので虹の位置も西から北方向に変わります。
よゐこは理由を考えてね。

定刻に会場に出かけると案の定コートには水が溜まり、12時まで待機とのこと。
気温も低く、会場で待機するのもいやなので、いったん帰宅。
それでも昼から無事試合開始。
戦績は8チーム中珍しくも三勝一敗でなんとか三位に食い込みました。パートナー様々です。

試合の間が空くので、今日は昨日撮り損ねたサケの姿をカメラに収めることができました。
もっとも、サケではなくマス、という意見もありましたが。

 
(左)カモカモ川、(右)サケ(あるいはマス):穴掘りでしっぽがもう白くなっています。

遡上した鮭を捕ると密漁で罰せられますよ。
イクラだけ拾った、なんて言い訳をしないこと。

札幌の街中にもサケが!!

2007年09月28日 | 野山
明日29日のテニスの試合を控えて、中島公園のテニスコートにビジターとして行ってきました。
ここは 歓楽街”すすきの” の南に接する中島公園の南端にあります。
公園の中を流れる通称「カモカモ川(鴨々川)」は、豊平川から分かれる小さな川(幅2~3メートル,水深は50センチ足らず)で
真夏には子供達が水遊びをする場所です。
テニスコートのすぐ脇にも流れています。
創成川なのですが、このあたりだけ カモカモ川 といいます。

コート使用の時間待ちでカモカモ川を眺めていると、なにやら動く影が。
どうせビニール袋だろうと近づくと
なんと サケ です。
もう尾の部分が白くなってしまった雌のサケが三匹、ゆらゆらと泳いでいるではありませんか!
カメラを持っていかなかったので写真でお見せできないのが残念です。

豊平川は下流で日本海に注ぐ石狩川に合流しますから
海から豊平川経由で上流に遡上しているつもりで迷い込んできたのでしょうね。

雄の鮭の姿は見えなかったので、産卵しても卵は孵化できないでしょうね~・・・。

夏は終わり

2007年09月17日 | 野山
精神を病んだ国の代表者は小さなシンゾウだったのでしょうか。
しばらくの間は憲法を変える(「改正」であるはずがない)機運がしぼんでくれるのを期待しましょう。
次は誰がなるのか?ですが、なんとか外交をまっとうにやってくれるリーダーが必要なのです。
対米、対中国、対ヨーロッパ、対ロシア。対イスラム諸国、対イスラエル。
軍事力をベースにせず、国の安定を維持するためには正確な歴史観に基づいた未来展望がなければならないと思うのです。
自民党から出るにせよ、民社党から出るにせよ、とても不安なのです。
自らは食料もエネルギーも自給できない国(近頃の教科書には顕わには記述されていませんが)の生きる道は軍事ベースの外交ではないのです。
高度成長もバブル景気も、いわゆる成長経済は再現しそうにありません。
成長が終われば良くて安定か、秋か冬を迎えるわけです。
自然界では秋は実りの秋ですが、国の秋はどういうものでしょう???


北海道の夏は終わりに近づきました。
せめて明日は明るい朝を迎えられるようにまずは定番の夕焼けから。

夕日が珍しい反射を見せています。明日はよい日になるのかしら。

そしてささやかに来年の再生を期待して ボタンヅルの実の姿を。
 
花が終わると綿毛が出ますが、あっというまにすっ飛んでしまいます。

夏の終わりー石狩はまなすの丘公園(9/4)

2007年09月08日 | 野山
9月最初の日に行われた学内テニスの団体戦は5ペアx8チームで行われ、
わがOBチームも参戦を許されました。
一回戦こそ敗れましたが、コンソレでは現役2チームを破り優勝です。
OBパワー恐るべしとおだっています。それとも作戦勝ちかな? 
加盟団体戦もこのチームで参戦しようかな。

ところで、石狩川の河口はもちろん日本海に向けて開いています。
石狩湾ですね。
釣りの好きな人は砂浜にカレイ釣りに出かけますが、当方は早起き嫌いなので・・・。
ま、「はまなすの丘公園」でゆっくり夏の終わりの様子を眺めましょう。





石狩の浜と言えばやっぱりハマナス。ルビー色の実が陽に映えてとっても綺麗。
実を集めてジャムにできるのですが、結構砂糖を沢山使いますね。

 
秋は菊。
我が行動と思考は何かというと六日の菖蒲、十日の菊状態になってしまいますが・・。出たとこ勝負の人生です。
これはキクニガナとエゾゴマナ。
サクラソウ、セリ、キクの仲間は色々あって何がなにやら・・・。

 
ウンランをやっと見つけました。
ランという名は付いていますが、その仲間ではないのです。
砂地に平べったく広がり、ランもどきの花が咲きます。とはいうものの、マメの仲間のよう。
来年は簡単に見つけられるでしょう。

 
コウボウムギの実とノコギリソウ

 
エゾカワラナデシコとコウゾリナ

高山植物のような華やかさはありませんが、砂丘にはへ~っと思う面白い植物がありますね。