コタンクルカムイのまったり生活

野山の散策、小さな旅行、テニス遊びなど、札幌生活を不定期に掲載。
'06年版は「みみずく先生の日記」で。

少しだけ南へ - 5/30 ふれあいの森 -

2008年05月31日 | 野山
今日 31日はテニス遊びには風が強すぎるということで、休養日。
先週末は「加盟団体テニス大会」が平岸高台でありました。
今日と同じで強風の中。北大の中や松山赴任中はあまり風がないところでのゲームが多かったので、風は嫌いなのです。

昨日30日は自宅から珍しくも南の方に散策に出かけました。
支笏湖に向かう道路を途中でそれて、滝野から有明に向けて車を走らせると「札幌ふれあいの森」があります。
冬場はカントリースキーでにぎわう白旗山(321m)の南に位置し、西岡水源地の東側になります。
札幌市環境局みどりの推進部の管轄になります。
「札幌市民の森」というのもあって(6カ所)、こちらは私有林の所有者の協力で散策路などが整備されています。


 
東京では4月中旬に咲いていた( 4/16ブログ) ムラサキケマン は北国では今頃咲くのですね。
緑色の金平糖はヒメイチゲの実。花は 4/22ブログで。

 
クルマバツクバネソウはアシナガグモがひっくり返ったよう。といっても北海道にはいないのですが。
思いっきりかたまって、しかし控えめに咲いています。


ノビネチドリ。シロバナもあるそうです。

 
風にふらふら揺れる撮影泣かせの二つ。
ズダヤクシュとアオチドリ

 
子供の頃住んでいた千葉では正月にははねつき、凧揚げでした。ツクバネソウの花は衝く羽根に由来するそうです。
はねつき、凧揚げを見なくなってもう ン十年。
マルバネコノメソウも初めてのお目もじ。
なんじゃこりゃととりあえず撮影して後で調べるのはいつものパターン。
野幌で見たネコノメソウ(5/3ブログ)だろうなと軽く考えたのですが、葉っぱが全然違うのですね。

今回に限って言えば、林道より水辺の径が好みです。

緑は頂上に向かって

2008年05月26日 | 野山
パッとした晴天にならず、気温も低めですが、樹々の緑は着実に山の頂上に向かっています。
手稲山も、沢にはわずかに雪が残っているようですが一見すると雪は消えています。
でも暖か~い気候が待ち遠しい時期でもあります。


5/21の手稲山

5/21の百松沢山

 
札幌はライラック祭りです。今年は開花とドンぴしゃだったかもしれません。でも、この時期はリラ冷えと言って結構空気は冷たいのです。
本州ではサクラが咲くと春だな~、でもちょっと寒いな~ですが、札幌はライラックの頃が同じ感覚かしら。
フジの花が咲くのもこの時期です。藤娘にはお目にかかれません。

 
三角山ではクルマバソウ(左)やコンロンソウ(右)がお花畑をつくっています。
でも控えめな花なので華やかさにはかけます。サクラソウでも見に行かなくては。
去年で味をしめたヤマシャクヤクやベニバナイチヤクソウを楽しみにしているのですが、まだなのかな~。


ユキザサ。食い意地の張った人の呼び名は アズキナ。湯がくと小豆の香りがして美味しいのですが、山草狩りであまりとらないでね。


金曜日は楽葉窯さんの作陶展に行ってきました。素敵な備前が並んでいました。でもお買い物はささやかに。

夜はたまには一人で呑みにということで、一軒目は13条に、二軒目は18条に。
寿司をつまんで早めに帰宅のはずでしたが、なんと、科学未来館・館長さん+ご家族のご来店。
館長さんは研究室の後輩ということで昔話に花が・・・。

クロフネツツジ - 5/17 北大 -

2008年05月19日 | 北大構内
早春の花は終わり、シラカバの花粉も盛りを過ぎてその花粉症も一段落したようです。
マメリンゴやライラックが盛りの時期です。
毎年、連休前後にがく~んと気温が上がって、お~っと思って油断していると、
「いつまでも寒いな~!」という声が聞こえるのがこの時期です。
春~っ!と思ってジンギスカンを大学のローンで始めると、ブルブルっと震えてトイレに駆け込むのもこの時期です。
でも、ジンギスカン(ジンパ=ジンギスカン・パーティー:ワタシが学生の頃にはない省略形)ができるということが春の到来。
それにつけてももう15年来、食していないな~。


 
理学部本館(現在は博物館)前にはクロフネツツジが満開です。北方系のツツジで Royal Azalea というのだそうです。
もとは理学部本館の脇にあったのですが、20年くらい?前に今の場所に移されました。
レンギョウが終わった頃に満開を迎えます。晴天の時には格別華やかです。アップの写真も撮ればよかった。
ライラックの花。ムラサキハシドイです。どっちかっていうと白花が好きです。ただ、木の姿がいまいち好きになれません。
ナナカマドが同時期に咲きますが、白い花なので、雪をふんわりとかぶった真っ赤な実の方が人気があるかも。

 
北大構内にはこれまでにも紹介しましたがいろいろな花が咲きます。
(左)オドリコソウがあるとは知りませんでした。珍しい花ではないそうですが。昨年も紹介しましたが、つい名前に引かれて・・・。
(右)これもやや日陰に育つクルマバソウ。白い花なので結構目立ちます。花だけ見ているとコンロンソウと間違えてしまいます。

 
こちらもおなじみ(?)
(左)ミツバ
(右)ヘビイチゴ

エゾムラサキ? - 5/16 -

2008年05月17日 | 野山
この時期には珍しく風も穏やかな好天なので、テニス遊びをして、まだ午後も早い時間で終わったので琴似発寒川の中流付近に散策に出かけました。
川にはセキレイが遊び、青首ガンが泳いでいます。
河原で見つけたお花を二つ。


 
(左)エゾムラサキと思いますが、ワスレナグサかも。今のところ区別が付きません。
(右)エゾノナノハナ っていうのは嘘。エゾスズシロかな~。

エゾムラサキといえば昔ワンゲル1年生の頃、先輩が「エゾムラサキって知ってるか?」。
もちろん知るはずがありません。
「エドムラサキは知っています」というと、「そう、それに似てるんだ」。
なんと熊の糞をワンゲル仲間はそう呼ぶんだそうです。今も言っているのかな~。

バケツリレー

2008年05月13日 | よろず覚え書き
雪が無くなると各種工事のはじまりです。
目の下の北高では今年度も埋蔵文化財の確認作業です。
グランドを約1メートルほど掘り下げての調査です。
毎日の作業の終わりには天気予報を確認して、雨の予報が出ているとブルーシートを敷いて保護します。



雨で水が溜まると、バケツリレーで水を除去しているようです。
太平洋戦争中や災害時は必死のバケツリレーだったと思います。

直近では中国四川省の大規模地震災害時ですね。
少しでも復興してくれることを祈ります。

早いな~!

2008年05月11日 | 野山
昨日は東京日帰りでした。
「いとこ会」があったのです。福井県は三国港が、二代前の祖父の北前船の廻船問屋があったところ。
でも、いとこのほとんどは東京圏が住まいで、80歳を超えて元気でいます。ワタシ一人が遠方からの参加です。
それにしても東京って所は山奥みたいに平地のないところですね。
土地そのものが結構起伏に富んでいる上に、交通機関の乗り換えはただひたすら階段。空気が良ければ健康にいいところかも。


日帰りするためにはワタシにすれば早起きしなければなりません。
早起きは三文の得。朝日に映える手稲山(6:12 am)にお目にかかれました。

もうすっかり雪が少なくなりましたね。昨年はこんな姿になったのは5月末でした。
下三分の二は新緑です。新緑散歩に精を出さなくては。

ニリンソウのお花畑 - 5/7 三角山 -

2008年05月09日 | 三角山
天気はいいものの、風が強くテニスには不向きな日なのでいつもの三角山散歩です。
エンレイソウは咲いていますが白い花のエンレイソウはまだでした。
そのかわり、ニリンソウがお花畑状態(ちょっと大げさ)。
円山もそうですが、三角山も走っている人がいます。たいしたもんです。






 
大きく羽を広げたマイヅルソウも咲き始め。コンロンソウもぽつぽつと。

 
(左)ホウチャクソウ?
(右)初めてのお目もじ レンプクソウ。小さく目立たない花です。ツボミは地味な金平糖みたい。

 
ツボミが沢山付いたサクラがありました。よくみると根っこから斜面に大きく倒れ込んでいるのですが強い生命力です。
スミレの中にクルマバソウか、クルマバソウの中にスミレか・・・。

5/15 追記
このサクラは ミヤマザクラ のようです。

ちょっと北大へ - 5/3 -

2008年05月05日 | 北大構内
平地の早春の花は駆け足で通り過ぎていきます。
アウトドアテニスシーズンの開幕です。
ということで、まだコート開きはしていませんが、工学部のコートの見学に。
ついでにお花探しを少しだけ。


 
オオバナノエンレイソウとクルマバソウ


これは ハシリドコロ。有毒植物です。

他には名残のエゾエンゴサクとち~さなコハコベ。キバナノアマナやアズマイチゲ、キクザキイチゲはほとんど終わりでした。
タンポポがせっせと咲く季節に変わっていきます。

初めての盤渓 - 5/2 -

2008年05月04日 | 野山
去年からちょっと気になっていた 盤渓市民の森 をぶらついてきました。
熊が出るぞ~、なんて脅かされた小心者のアタシとしてはふんぎりが付かなかったのです。
下の方だけ一時間ほどのぶらつきです。



最大の(?)収穫はシラネアオイ。ニリンソウが沢山咲く中のシラネアオイは女王様といったところ。
ピンク色の花もありましたが、コンデジにはちょっと遠かった、

 
目立ちたがらないヒメイチゲとフッキソウ。

 
サンカヨウの花って風情があるのですね。初めてのお目もじです。

下の方だけをウロチョロしていたせいか、お花の密度は低いなとの印象。

目立たない? - 野幌 5/1 -

2008年05月03日 | 野幌森林公園
三週間ぶりの野幌です。
2月に痛めた足首のリハビリをかねての3時間ほどのブラブラ散歩です。
ヤナギの新芽が柔らかく綺麗でした。色白のエンレイソウも咲き始めです。エゾエンゴサクは頑張って咲いています。
やっと吹き出た樹々の新芽の間には散り残りのキタコブシが鮮やかです。


 
名残のミズバショウやよく育ったフクジュソウ。

 
ニリンソウも恥ずかしそうなつぼみに加えて社会人になったばっかり風の清楚な花が見られます。

 
ヒトリシズカはひっそりと、ネコノメソウは目立ちたがらないけれど・・・。


葉の姿がツルが羽を広げた姿に似たマイヅルソウの開花はもう数日?


ハイイヌガヤは葉の裏にひかえめな花を。