コタンクルカムイのまったり生活

野山の散策、小さな旅行、テニス遊びなど、札幌生活を不定期に掲載。
'06年版は「みみずく先生の日記」で。

蒸し暑い日

2017年06月29日 | 野山
>朝日新聞朝刊に歴史社会学者の小熊英二氏の論考が掲載されていた。
「『戦後』とはなんだろう」
新興国(アメリカも)は建国x年を祝う。
戦後x年を長く意識するのは日本くらいのものだ。いわれてみればそのとおり。
私達が建国x年と言うとそれこそ神武以来をいわざるを得ず、それでは暗い戦前を想起して使いたくない。
個人的に『建国記念日』に違和感を持つのはこのせいだろう。
『戦後』とは、教育勅語、治安維持法、総動員令、海外侵略に代表される『戦前』=「大日本帝国」の姿を払拭し、天皇制の軛から逃れた体制変更後の新しい日本の時代であろう。
氏によれば、「戦後が終わる」のは改憲により、現憲法の三大原則から、天皇主権、言論・出版の制限、平和主義の放棄を新たな国家原則とすれば「戦後』は終わるであろう、と言う。
けだし至言である。
「戦後レジーム」からの脱却がどのような意味を持つかは明らかであろう。
首相並びにその一党が改憲という意味はけだし上のごときものである。
小の利にだまされて、現政権による改憲に組みしてはならない。

曇りで湿度の高い、蒸し暑い日だ。
南から湿った空気が入っているせいだろう。
本州では当たり前の気候だが、北海道では多くない。
でも夏らしいといえば夏らしい。
家でくすぶっているのもなんだから前田の公園に散歩にお出かけ。
ワンコ連れの訪問者が多いところだ。特に土日は沢山。
今やオープンスペースはワンコに占拠されそうだ。




黄色い花はクサノオウ。


ピンクの花はナンダッケ。ホザキシモツケかな?


ノコギリソウだろう。この時期目立つ花だ。


まとまっていると結構良さげです。


香り香し、


ハマナスの季節。バラの仲間は我が世の春、いや夏?

週末からはもう7月だ。

気温は低いけど夏

2017年06月28日 | 野山
国会議員も閣僚も総理大臣もなんとも質が低いですな〜。
政策秘書には資格試験があるそうだが、国会議員にはなく、選挙だけ。

議員候補者も候補者になる資格試験が必要じゃないか。
日本国憲法や各種法令についての知識試験。
面接試験で人格テスト。
合格したら憲法遵守の宣誓。
有権者は立候補した候補者の中からしか選択できないのだから。

現在の議員を見ていると議員定数が多すぎる、つまりは議員の名に値しない議員が沢山。
こんな議員が構成する国会で憲法論議をされてはたまらない。
定数も大幅削減しましょう。

それはともかく。
はっきりしない天気が続く。晴れても気温が低い。
今日は久しぶりに暖かくなったのでお散歩を軽く。


なんだろう? とってもちっちゃな花だ。


? バラの仲間かな〜。ノイバラだ。


これも? 灌木ではあるのだけれど。


やっと知っている花。フタリシズカ。し〜〜〜!


きのこはきのこ。

富岡西公園でした。

平面都市と立体都市

2017年06月21日 | よろず覚え書き
意味深っぽいタイトルですがなんていう事はありません。
今週のはじめ中学の同窓会出席のため千葉へ行ってきたのです。
ついでに長年ご無沙汰している東京・三田のお寺にご挨拶。

東京はタモリにいわれるまでもなく土地としては随分坂があります。
でも、それ以上に場所の移動がだいたいが電車利用なのでその乗り換えなどに階段をせっせと使わなければならない。
普段は大して意識もしない札幌の町がつくづく平面だな〜と思い知らされます。
地下鉄の階段くらいで文句を言ってはいけない。

朝6時45分発のバスで千歳に行き、正午少し前に羽田からのバスで千葉到着。同窓会になんとか間に合いました。


飛行機の窓越しに富士山を見るのは何年ぶりだろう。


東京湾を横断する連絡道路。
なんだかコンクリート製の船みたい。


着陸寸前にスカイツリーが見えた。

この日は東京湾の奥の海面が妙に空色に見えた。気のせいかと思ったら青潮発生のためだったそうだ。

同窓会&二次会で子供時代を振り返り、後は健康(病気?)比べで終始。やれやれ。同窓会も今回で終わりでしょう。

千葉に一泊して翌日はお寺さん訪問です。


お寺さんの本堂前。昔からくらべると随分立派になった。
ご住職はダライラマと懇意なんだそうだ。ダライラマは今年日本に来るそうだが、訪問中の報道は中国との関係ですごく制約されるんだそうだ。

何年後かにはここのお墓に入る事になるので、ご住職さんとなにやかやと相談した。

見つかるのだけれど・・・

2017年06月14日 | 野幌森林公園
昨日は盤渓までオオバタケシマランを探しにいった。
と言いたいところだが、入口に
「H29.5.13 盤渓市民の森入口50m付近でクマの目撃情報があります。十分注意して下さい」
との注意書き。
一ヶ月前の情報ではあるが、ビビリ屋は早速退散。
なにせ近頃のクマは母グマのしつけが悪いので・・・。

今日は久しぶりに野幌まで出かけた。
ランが目的だ。


早速サルメンエビネが見つかった。少し時期遅れだけど。


情けない写真だ。


サイハイランは沢山咲いていた。


ランではないがツクバネソウも。


トケンランなんだがわかるかしら。


うまくいかない。


ジンヨウイチヤクソウなんだがこれもぼけっとしている。

小さかったり、細長かったりで、マクロを持たない身としては悔しい限りです。



気楽にブログ記事をアップできるのも後わずかかも。
「凶暴」罪法案が通ってしまうと唇寒し秋の風、だ。
唇失えば歯寒しという言葉もあるが。

6/15 朝 追記
そしてついに強行採決して成立。長生きはしたくないもんだ、となりそう。


週末は雨ばっかり!

2017年06月11日 | 野山
今日の日曜はまた雨だ。三週連続で日曜テニスは取りやめ。
折角初夏になってお日様の下で遊べるというのに。
週半ばはかろうじて天候が回復するので山裾巡りは出来るのだが。

午前中は雨だが午後からはやんだのでちょっとだけ外出した。
スズランはまだあるかなと。


名残のスズラン。


少しは色気が欲しいので。


6月はランの季節。
思わぬところにあるものだ。
次はタコウィンナのオオバタケシマランを探しにいかなくちゃ。


オオナルコユリは思いっきり群生していた。
しかし花は葉陰につくので群生状態は葉っぱからしか撮れない。

明日からは天気は好転し、しばらく外遊び向きになりそうだ。

トカゲの尻尾切りの準備?

2017年06月09日 | よろず覚え書き
獣医学部新設問題で文部科学省内の文書精査を行うとの発表があった。
しかし、内閣府側を調べるとは一言も言っていない。
文部科学省の文書管理不徹底とかで文科大臣を退職させてハイ解決と幕引きをするつもりか。

全ての中心には官房長官がいる。
官房長官を辞職に追い込めば内閣はもたない。
それを防ぐためには、ね。

現内閣はとっくに総辞職すべき狂的な運営を行っている。
その目的は只一つ、現憲法特に9条2項の削除で全く別の国に変える事にある。

今日は南へ

2017年06月06日 | 野山
今日も初夏っぽい良い天気だ。
昨日は石狩湾に出かけたので、今日は林の中に行こう。
これからしばらくはランの仲間が顔を出すはずだ。
ベニバナイチヤクソウやコケイランを見つけたいなと滝野方面有明ふれあいの森へ。


先ずはこの時期の定番コウライテンナンショウ(マムシグサ)。


それからツクバネソウ。


ネズミノクツベラ! 本名を忘れそうだがズダヤクシュ。


かろうじて見つかったコケイラン。ただし若者だ。


危うく見逃すところだったフデリンドウ。ちっちゃいので撮るのは苦痛だ。座り込んでから立ち上がるのがきついお年なのです。


これは嬉しいベニバナイチヤクソウ。


嬉しいのでもう一丁。


この場所はギンリョウソウがもこもこ顔を出していた。本当に沢山。


ササバギンラン。


ギンランなのかしら?
ユウシュンラン、クゲヌマラン、ギンラン、ササバギンラン。どうも良くわからんし、わかってもすぐ忘れる。

「クイズの森」をぶらついたのだが体力低下が激しい事に愕然とする。
こんなことだと寝たきり老人になるのは間近ではないかと少々恐怖。
せめて夏の間に少しでも回復するように努力しなくちゃ(とは思うもののはてさて・・・)。

週の初めは良い天気、なのだ

2017年06月05日 | 野山
また日曜日は雨だった。二週続けての日曜テニスはダメ。
そして何故か週の初めには好天になる。

手稲山からはすっかり雪が消えた。これから夏になるはず。

今日は海方向に出かけよう。石狩ハマナスの丘へ。


空は青空! 雲はちょっと秋っぽいけれど。


灯台には作業員が集まっていた。化粧直しか、はたまた取り壊し?


エゾスカシユリが咲き始めだ。


エゾカンゾウは少しくたっていたけれど・・・・。雨竜湿原が懐かしい。


イソスミtレ。


ハマハタザオ。ヤマハタザオより堂々としている。


ハマエンドウが真っ盛り。


絨毯状態になっている。


キクニガナ。


鳥。ノゴマ? 綺麗な声で沢山さえずっていた。


なんだろう?


増毛の山の雪解けはゆっくりと。

帰りがけに「鮭醤油」とやらとシャコを買って帰った。