コタンクルカムイのまったり生活

野山の散策、小さな旅行、テニス遊びなど、札幌生活を不定期に掲載。
'06年版は「みみずく先生の日記」で。

反省するのが人間・・・ でも・・・

2008年07月29日 | よろず覚え書き
札幌に戻ってから参加しているテニストーナメントのうち、小樽の分は少し因縁があります。
三年ともダブルスの参加ペアは三組しかないのです。
一昨年は一組の一人の身内に不幸があったとかで不戦勝で一勝。
昨年は相手ペアの一人が時間を間違えて来られなかったのでこれも不戦勝で一勝。
実際にした試合は負けたのですが、戦績としては一勝一敗です。えっへっへ~~~。
ヤナギの下にはドジョウがいるはずなんですが、今年は何処かに行ってしまった。
でもきちんと一勝一敗。三組しかないので「準優勝」としては扱ってくれませんでした。

金曜日の試合は6時間待って、17時頃試合開始、19時過ぎに終了。フルセットですが、負ける相手ではない余裕。でも勝ち身が遅い。
日曜日に対戦した相手は前回フルセットで勝利した相手。今回はこっちのパートナーが違うとはいえ完敗。

会場はこんな所です。少しのイレギュラーバウンドがあることを除けば良いクレーコートです。


勝って反省、負けて反省。
でもね~~~、反省というのは「省みたことを次の機会に生かすこと」なんですが、もう・・憶えていられなくて!

夏は夕焼け

2008年07月28日 | よろず覚え書き
夏は夕焼けが綺麗です。
具合良く雲がかかっていると、日没直後から、色と姿が15分程の間に刻々変わる夕焼けを楽しめます。
先週土曜日はそんな日でした。



北から西にかけての夕焼けパノラマを4枚の写真で合成してみました(3000 x 660 ピクセル)。


青空の残る夕焼けは空気が澄んでいる証拠なのでしょう。

夕焼けを眺めていると、北から南にカラスが次々と帰っていきます。
見ている間だけでも50羽を数えましたからもっと多かったのだと思います。ねぐらは北大構内や円山公園なのでしょう。
毎朝北に向けて出勤のご様子ですが、北には何があるのでしょうね。

やっぱり炭火が一番

2008年07月21日 | 北大構内
先週末は連続二日のテニス三昧です。
今週末の小樽でのトーナメントに備えて、とかいいながら土曜日はビール付きのテニスです。
ここ3年恒例になってきました。「咲けテニス・夏バージョン」といっています。
前日の雨でコート状態が心配でしたが10人ほどが集まり盛り上がりました。
真面目なプレーヤーからは顰蹙を買いそうですが、コート脇に炉をつくって、魚や野菜を焼いていただきます。
コンクリートブロックで炉を造り、枯れ木を上手に燃すと熾きができます。
メニューは、イカ(丸のママ)にマス(半身)にニシン(半身)にホッケ(開き)、アスパラにナス。
健康的なメニューでしょ?
ナスは丸のママ炭火に放り込みます。アルミホイルなんてしゃれたものは勿論使いません。
アスパラはどうやって焼くと思います? マスやホッケの皮の上で焼くのですよ。
魚はやっぱり熾きを使って焼くのが一番ですね。
これらを突っつきながら、ビールを頂戴しながら、のスポーツです。けが人は出ません。皆大人ですから。
陽が落ちてからの焚き火って風情がありますね~~~。
はたから見たら山賊でしょうが・・。


ホッケはこんなに美味しそうに焼けました。骨も皮も頭もみんな食べられますよ。

昨20日は愛媛県の大洲で38.2℃というとんでもない暑さだったそうです。
こんな気温では、「炉をつくっての焼き物なんて聞きたくもない」でしょうね。
松山の知り合いと家族は皆何事もなく過ごしてくれているでしょうね。

今年の雨竜沼湿原は・・・

2008年07月17日 | 雨竜沼湿原
天候とテニススケジュールをにらみ合わせながら、今日(7/15)しかないということで雨竜沼湿原に出かけました。
去年は7月10日、一昨年は7月26日。
9時半に出発、高速を滝川で下り、ゲートパークを出たのが11時55分。
ぐるっと回ってゲートパーク着は16時半。
険竜坂の登りがきついこと! 日曜日のハードなテニスの疲れが残ってなのか、一年経つと一年分老化するためなのか・・・。
湿原の全体的な印象はやけに季節の進行が早いな~ということ。
ハクサンチドリやカラマツソウはもう咲き終わり。コバイケイソウもほとんど終わり状態。
エゾカンゾウは咲いているもののずいぶん少ない。ワタスゲの綿毛もほとんど無くなっている。
冬の積雪が少なかったせいか、春の到来が10日~二週間早かったせいか。



6枚をつないだパノラマです。一番右が暑寒別岳、その左が南暑寒別岳。
雪はほとんど残っていません。去年の状態は ここ
このパノラマ写真の原画は 3,620 x 400 ピクセルなので、大きくして見て下さい。


ウリュウコウホネは見頃。「雨竜」の名の付くのはこれ一種のみ。

  
エゾカンゾウと名残のコバイケイソウ。

  
チングルマの綿毛とこれから盛りを迎えそうなタチギボウシ。

  


今年の収穫 トキソウ。初めてのお目もじです。

  
チシマフウロ(左)とイワイチョウ(右)。フワフワ綿毛はなんの実だろう?


白竜の滝。結構水量があるのは週末の雨のせい?

  
ナガボノ(シロ)ワレモコウとエゾノシモツケソウ

  
クロバナハンショウヅルの実(左)と花(右)。あっちにもこっちにも状態のホソバノキソチドリ(中)。


シオガマギク。花が不思議な形。上唇はまるで嘴。

  
険竜坂の登り初めではオオバタケシマランが真っ赤な実を付けています(左)。
チシマアザミの蜜を吸うコヒオドシはゲートパーク近くの登山路で。

帰途は275号線をひたすら走って、帰着は19時近くになってしまいました。

ゲートパークでは施設や周辺環境の美化・保全のために¥500の協力金を納めます。
常々考えるのですが、ここに限らず、国立公園、国定公園、都道府県立自然公園などへの入園・入山料はもっと高くしてもいいのではないでしょうか。先行きを考えると年間の許容人数もより低く制限していいと思います。自然は逞しく、しかし脆弱です。
かなわない憧れは想像力を豊かにしてくれます。

難民キャンプ・・・ではありません

2008年07月16日 | よろず覚え書き
下の写真は一見難民キャンプかと見えますが・・・。

先週末の北高の行燈祭りは雨で月曜日に延期されました。
無事にお祭りは終了し、行燈はグランドに戻って、翌日はこんな状態。

このままでは生徒さんには申し訳ないので、ささやかに行燈行列の様子を。
「行燈」といっても青森や弘前のねぶた(ねぷた)を摸したなかなかのものです。かけ声もラッセ、ラッセです。
男の子が担いでいるようです。女の子は浴衣姿もチラホラ。
全部で18基くらいの登場です。ちょっと遠いのと、暗いのとで・・・。


  
夕陽が沈みかける頃グランドを出発して、北24条西5丁目を中心に回って、戻ってきます。

  
夕陽はほとんど沈みましたが、まだ続いています。

  
空は夕焼け。行燈はぼんやりと。

  
すっかり日が落ちる頃、最後尾のパトカーが現れると全基の出発完了です。


グランドに戻ってきた頃にはすっかり宵闇に包まれ、行燈の灯りだけになります。

北海道には竹がないので行燈の骨組みは木材になります。
竹と違って粘りがないので、つくるのは大変でしょうね。
ご苦労様でした。後かたづけが残りますね。

ちょっとだけ涼しく

2008年07月13日 | 野山
夏らしい暑い日が続くので少しだけ涼やかな滝の姿を。
でも、ベストな時期のものではないので想像力を働かせていただかないと。
山奥には行けませんから、札幌近郊が主になります。



これは白竜の滝(2007.7.10)。ペンケペタン川。
雨竜沼湿原の登山路の途中にあります。
ここ2年、7月に出かけています。今年も早く出かけなくては・・・。
札幌から片道百二、三十キロ、登山口から1時間余で湿原に着きますが、その途中にあります。
下から見たことはありません。登り返しがきつそうなので・・。
6月ならもっと水量が多いはずです。


アシリベツの滝:2006.4.12 厚別川
「滝野すずらん丘陵公園」から入れます。チョロちょろっと行けます。
ここには他に鱒見の滝や不老の滝があります。
この近くの「ふれあいの森」のそばには有明の滝があります。

 
左:布敷の滝:2006.6.20 琴似発寒川
西野の平和の滝から手稲山に向かう登山路の途中。春にはお花を尋ねながらでかけます。
右:乙女の滝:2008.4.20 滝ノ沢川
札幌市と小樽市の境目、星置から宮町浄水場の脇を通って手稲山北尾根ルートに入って少し行くとあります。
採石場に行き来するダンプ道をしばらく歩かなければならないので少し鼻白んでしまいます。
星置緑地でミズバショウ、キクザキイチゲ、エンレイソウを楽しんで、乙女の滝を訪れる時間は十分とれますよ(全部徒歩では無理ですが!)。

たなぼた?

2008年07月07日 | よろず覚え書き
今日はマルク・シャガールの誕生日なんだそうですね。少し不気味な、でも夢幻的な絵の画家です。
そして、七夕(たなばた)です。ほんとは8月の方がそれらしい感じです。
サミットも今日からが本番。地球人にとってのよい方向を出して下さいね。

先週末は札幌テニス選手権@野幌。
金曜日には敵情視察。土曜日の本番に備えました。

さてその本番、なんとフルセットではありますが勝ってしまった!

相手方は相当疲れていた様子で、きっとそのせいでしょう。つまりは たなぼた! の勝利です。
お祝いとしていささかの華やかさをということで、会場に咲いていたハマナスを。



良いことばかりではありません。
日曜日の決勝はあっさりストレートで負けてしまいました。こちらは完全に力負け。
夜はウィンブルドンの決勝。第3セットの終わり近くまで頑張って見ていましたが、二日間の疲れには勝てずでした。
ナダル君、おめでとう! 努力は報われるんですね。後はケガの無いように。

次の小樽の大会に備えて、休養をとり、練習に励まなくては。
41歳で 100 m 自由形のオリンピック代表選手になる人もいるんですからね。

それにつけても土曜と日曜は暑かった! 30℃前後でしたものね。暑いのが好きなワタシなので、文句は言いません。

開いたかしら? - 7/3 三角山 -

2008年07月03日 | 三角山
もう7月なんですね。
四国に10ん年暮らしていたのでどうも季節感(気温)と月の感覚がずれてしまいます。
体感では5月末から6月初めなんです。

テニス休養日なので、昼過ぎまでのんびり家で過ごし、そろそろ ウリノキ が開いたかな?と三角山へ。


 
開いていましたよ。例によって、くるんとイナウのように真っ白な花弁が巻上がっています。この姿が好きなのです。
大きなコウモリの羽のような葉っぱの下側にぶら下がります。
なので、ちょっとした風でゆ~らゆ~ら、プラプラと落ち着かないことおびただしい。
木の高さは大きいもので5メートルほど。


これはナワシロイチゴと思います。赤紫色が蠱惑的。実は食べられるのだそうです。

 
こちらは花ではありませんが。
ジャガイモが転がっていると思ったらキノコでした。食べられそうにありません。
来るべき食糧難時代に備えて山野草に詳しくなっておいたほうがいいかな~。太平洋戦争中・後の食糧確保の苦労はもうしたくない。
長野県の飯田に疎開していた頃はジャガイモすら手に入らなかったのですよ。
ふわふわの綿毛が山道にいっぱい落ちていました。ドロノキの綿毛のようです。子猫の毛のような感触です。
綿毛をはじき出した後の鞘の形が面白い。

三角山はこれでおしまいにして、いつもの発寒緑地のテニスコートにご機嫌うかがい。
仲間の女性にサクランボ(自宅の庭でとれたとか)をご馳走になりました。
甘さ控えめでほんのり酸味があって美味しかった。果物って甘いばっかりではね。


昨日の夕陽を大写しで。かすかに雲がかかった「月にむらくも」状態の夕陽です。

まだだった - 6/30 小林峠から -

2008年07月01日 | 野山
先週出かけた小林峠から藻岩山方向。
ツボミ状態らしい、わからない花がもう咲いていないかなということで出かけてきました。
例によって、土曜・日曜はみっちりテニス遊びをしてくたっているのですが、つい天気に誘われて



先週なんだろうと思ったのがこれ。
白い部分がもやもやっとしていて、焦点が合っているのやら、いないのやら状態。


つらつら眺めた結果、どうも ウメガサソウ の赤ちゃんだったようです。これで一つ解決。

でももう一種はかたくなにツボミ状態なので、相変わらず なんだろう? のまま。
葉っぱにすごく特徴があるのだが・・・。


前夜の雨でコケ類がみずみずしい。


白髪交じりの青髭はチシマアザミ。

 
ルイヨウショウマとマイヅルソウは次の世代を育てるための努力中。
マイヅルソウはこの状態からどうして真ん中にま~るい実を残すのだろう?


洞爺湖サミットのお蔭でうっとうしい交通規制や、空にはヘリがバリバリバリとうるさかったり。
これだけヘリを飛ばせられるのなら、ドクターヘリをもっと用意しろ~っていいたくなります。
きっと道路を造るより安いですよ。

原油価格や食料価格を抑制してくれるのかしら?
エネルギー消費(~温暖化ガスの放出)抑制を米国に呑ませられるのかしら?
サミットに協力した分、道民税を安くしてくれるのかしら? (ハルミちゃん、しっかりして~。)