コタンクルカムイのまったり生活

野山の散策、小さな旅行、テニス遊びなど、札幌生活を不定期に掲載。
'06年版は「みみずく先生の日記」で。

大暑だけれど - 7/23 ニセコ神仙沼 -

2013年07月23日 | 野山
今日は大暑。暦の上では一番暑い日。
今日の札幌の最高気温は31℃だったとか。名実共に大暑でした。
夏の日にどこへお出かけしようかと暫時考え、そうだニセコにしよう、というわけで出発。
札幌から小樽、余市を抜け倶知安からニセコ五色温泉経由で神仙沼に向かいます。


懐かしの五色温泉です。ワンゲル冬の合宿、GWの春合宿でお世話になりました。
M1の時も研究室の先輩に連れられ、5人で春スキーに出かけた基地もここでした。遠い昔の話です。
背景はイワオヌプリ。


こちらはアンヌプリ。完全に夏姿ですね~。登ったらアッチッチとなりそう。
登山者の姿は見つけられませんでした。


こちらは五色温泉露天風呂。やはり雪のある間のほうが良さそう。


お向かいのニセコ山の家(昔の国鉄山の家)にはツバメが沢山巣を作っています。
面白いところを見つけるものです。
そうそう。札幌辺りではツバメの姿を見かけることはありません。春の気温が低いことと住宅環境によるもののようです。

五色温泉から岩内方面に進む途中に神仙沼があります。
休憩所があるので月見そばをいただきました。
共和町のプロモーションビデオが放映されていましたがどうやら北電原発がらみのお金で作ったらしい。


車道脇から神仙沼に向かいます。徒歩で15~20分程度。なだらかな傾斜の木道が続きます。
夏の草木が生い茂る間からチセヌプリが。


枯れていますがずいぶん立派です。生前は山の主といったところでしょうか。


沼に着きました。静かなものです。




さすがにミツガシワの花期は終わっているようです。


ヒオウギアヤメも咲いてはいるものの終盤でした。生きのいいのは見つからない。


エゾゼンテイカもご同様。花をつけているのは数株しかなかった。


モウセンゴケは元気はつらつ。花もつけているのだが、なにせ小さすぎて写真としては結局ものに出来なかった。


エゾコウホネと思うがこれ一輪だけ。


このワタスゲは果穂になったばかりらしく、まだ密に丸まっている。


ホソバノキソチドリ。これは沢山目にした。といっても目立たないやつだ。

15
チングルマの果穂。これも割に新鮮。一本いっぽんが光っている感じ。


今回の最大のお目当てはこれ。トキソウ。
湿地にずいぶん咲いているのだがなかなか近くで眉目良く咲いている株がない。
ここの花は初めて見た雨竜沼のものより小さいと感じるのは気のせいか。


こちらももしかしたらと期待していたショウジョウバカマ。
普通は青色だったりピンクだったりだがこれは黄色。花期は終わっている。

タチギボウシはまだ蕾み状態だった。ホソバノシロワレモコウはちらほら。ハクサンチドリは目にしなかった。
シナノキンバイやミヤマキンポウゲも目にしない。バイケイソウもないようだ。
同じ高層湿原でも雨竜沼の植生とは微妙には違うらしい。


沼をあとにしてニセコパノラマラインで帰路につく。山にはまだわずかに雪が残っているのは今年の豪雪のせいか。

6年連続して通った雨竜沼湿原行きが、昨年ひょんなことから行きそびれてしまった。
明けて今年の山開きは7月5日だったが、一度中断すると気合いがのらず今年も行かずじまい(だろう)。
でも神仙沼でそれなりの湿原の植物を見ることが出来たので良しとしよう。
ただ往復に時間がかかる。運転疲れが尾を引きそうだ。

投票してから - 7/19 平岡公園 -

2013年07月19日 | 野山
期日前投票をしてきた。
実に選択肢が少ない。候補者も政党も。
公明党が自民党べったりの宗教政党でないなら一票を投じるのだが・・・。
出口調査にも協力してきた。でもどこが出口調査をしているのか名乗ってほしいもの。腕章でそれとは知れるのだが。

ひさしぶりに平岡公園まで足を伸ばした。
この時期になるとめぼしい花はないだろうが、ランの仲間でもないかと。


これはヤマガラシだろう。


少々くたっとしているがヒトツバイチヤクソウ。初見。


ウメガサソウ。実は翌春まで残る。さすがにもう落ちている。


パカッと開いた花を見るのは初めてだ。

明日は後輩が来札する。夜の部までは時間がないそうだが夕方のコーヒーくらいは一緒に出来るだろう。楽しみです。
別れてからは1人飲み会でもしよう。どこにしようかな。

今日はオールスター戦。日ハムの選手が活躍してくれるといいにだが。そしてそれをきっかけにしたチーム成績上昇を期待しよう。

キツリフネが咲き始めた - 7/16 星置緑地 -

2013年07月16日 | 野山
巷では参院選の選挙運動がかしましい。
庶民の思いから離れた公約が飛び交う。
うまい話には毒があるのだからあっちには良い話でもこっちにはぼったくられることになりかねないのでご注意を。

相変わらず暑い日が続きます。
連休は仲間と語らって二日連続のテニス遊び。へろへろしながらも熱中症にはならない。

今日は近場のお散歩に。
春先にミズバショウ、エゾノリュウキンカ、キクザキイチゲの青花なんかを楽しんだ星置緑地へ。
夏場に出向くのは初めてです。
ついでに星観公園にも寄ってみた。


早くもキツリフネが咲いていた。ベロからのど奥にのる赤い点々が魅力的、
っていうか、扁桃腺炎?


タチギボウシも咲き始めている。割としとやかだ。


クサフジは終わりを迎えるらしい。星観公園で。


これは多分エゾミソハギではないか。星観公園で。


オオウバユリが我が物顔で自己主張する季節だ。


ノリウツギだっけ?


ミミコウモリは地味な花をつけ始めている。


ガマズミだっけ? 星観公園で。


ちょっちゅね~。

どっちにせよ暑い

2013年07月09日 | 野山
気温はともかく湿度が高い。
カラッとしない暑さは嫌いだ!
と文句を言っても所詮は自然のなせる技なので我慢我慢!


オコタンペ湖。
昔はなかなかたどり着けなかったので神秘の湖と言われたが、モータリゼーションと土木工事のおかげでここから見る分には簡単。
湖岸まで降りられるだろうが、帰りの上りが大変そうなのとクマとの遭遇の危険で、行く度胸は無い。


よい天気ではある。


道路脇に見かけない花が咲いていた。
帰ってきて調べたらどうやらチシママンテマらしい。
ほんとにそうならこんなところにあっていいのだろうか?
ウメシュンさんの本ではかなり限られたところにしかなさそうだが・・・。


漁川にそって恵庭に向かう。途中で一休みして滝を眺める。でも涼しくはならない。

なんともな~!

2013年07月08日 | 野山
いただかなくても良い本州のお裾分けで北海道も暑いこと!
今日は30℃越え。
どこにいても何とも暑い。
カーエアコンの働きを借りて家を脱出します。
車をおいて延々と歩くと鬱陶しいので2カ所をちょい降りで。

手近な富岡西公園で。

ヨツバヒヨドリ


ノウゴウイチゴ
いろっぽいな~。


オカトラノオだそうだ。
初見。

宮城の沢入口にも出かけたのだが収穫はなし。暑さのせいかうるさい虫もあまりいない。

全英オープンも終了。波乱の多かった大会だが決勝は第一、第二シードの対決。
フルセットでジョコビッチの勝ちと読んでいたが、マリーのストレート勝ち。意外でした。

花より実が - 7/4 野幌登満別口 -

2013年07月04日 | 野幌森林公園
昨日は雨で行くのをやめた札幌選手権@野幌に出かけてきました。
もう大詰めなので小一時間程眺めてお散歩へ。
野幌森林公園の登満別口。
ここには「森林の家』があるのですが、老朽化したからとかで閉まっています。
猫が一匹いました。ここに居着いていた猫なのかいやに馴れ馴れしい。
にゃごにゃごニャゴとくっついてくるし、後に残して行ってもまだしばらく誘いをかけてくる。
猫は嫌いではないが、こう密着気味にされると鼻しろむ。

花の時期はもうそろそろ終わり。

エゾタツナミソウがひっそり咲いていた。


こっちはアジサイ。すごい青だ。ペーパークラフトみたい。


花が終わると実がつくのは自然のならい。実を付けるのが目的で花を咲かせるのは手段。種の維持は大変です。
オオダイコンソウにマイヅルソウ。


姥と名がつくと花を咲かせるのは遅れるのかオオウバユリ。開花はまだ先です。


さてさて。我が国では参議院選挙。エジプトではクーデター。
民主的な手だてを踏めば民意を反映した政府が出来るとは限らない。
世の中何かというと資格資格。試験を通らないと資格は得られない。
候補者になれるための国家試験なんてのが必要かも。経済、外交、財政、環境などなどの筆記試験を課したいもの。

蒸し暑い日は - 7/2 石狩はまなすの丘公園 -

2013年07月02日 | 野山
気温29℃、湿度70%のむしむしする日です。
森の中に入るともっと蒸すかと海側に向かいましたがそんなに変わるものでもない。
でも開放感はあるのでましか。


手稲連山を背景にビジターセンター


蕾のハマナスと


香り立つ満開のハマナス。天候のせいか色が素晴らしい。


こちらはハマエンドウだ


ハマヒルガオ


エゾノカワラマツバ


ノコギリソウだっけ?


ブタナかな?


とりはやっぱりエゾスカシユリでしょう!

雨がぱらついてきたのにめげて退散。お土産は植物細密画の絵はがきにしました。
帰りは佐藤水産に立ち寄ったが、どれも結構なお値段なのでお土産は断念。

全英オープンテニスも中盤に入り3回戦が終了。今年はシードダウンの多い年です。
男子では12シードまででは Federer(3), Nadal(5), Tsonga(6), Gasquet(9), Cilic(10), Wawrinka(11), 錦織(12) と7選手が姿を消してしまっています。
これで第2シードのMurray が俄然有利になったけれど勝負事は終わるまでわからない。
女子も4回戦で第1シードの S.Willams が敗れた。
日本勢では女子ダブルスの青山修子ペアが3回戦を突破したのが特筆もの。小さな体ででっかい選手に伍してダブルスを勝ちあがるのは大変なこと。

明日は野幌に札幌選手権でも冷やかしに行こうかな。時間が許せば登満別口も訪問。
そうそう。今年の雨竜沼の山開きは7月5日。まだ雪が残り、ミズバショウが綺麗だそうです。

調子はどうか - 7/1 当別ダム -

2013年07月01日 | 野山
車のエアコン修理で行動が制限されてしまっていたがそれも終わったので調子はどうかと当別方面にドライブ。
エアコンは治ったようだが今ひとつ体調がすっきりしないので当別ダムあたりで引き返した。


ダムは満水になっていた。


ダムの愛称は「当別ふくろう湖」というんだそうだ。

石狩川水系当別川をせき止めて作られたダム。
洪水調節、水利、上水道供給が主目的とのことだが、水没農地面積が350ヘクタールにもなり、開拓農家はすべて退去を強いられた。
ダム建設にともない作られた橋の中には「望郷橋」もあり、ふるさとを追われた人たちの心を思うと胸が痛む。