コタンクルカムイのまったり生活

野山の散策、小さな旅行、テニス遊びなど、札幌生活を不定期に掲載。
'06年版は「みみずく先生の日記」で。

日射しは春めいたけど

2015年02月21日 | 野山
札幌市は除雪費用を1月に積み増ししたけれど・・・。
2月に入ってからは最高気温もプラスが続く。
雪もあまり降らない。
珍しい年だ。
除雪業者は追加注文が無いので四苦八苦だそうだ。

太陽の角度が高くなってきたせいか、日射しも春っぽくなってきた。
このまま春になるとも思えないけれどね。

日が沈むと西の空には鎌のような月と金星(宵の明星)が明るく見える。
もっと遅い時間になると南西の空には木星が輝く。
写真に出来ないのが残念だ。


手稲山(2月17日)


百松沢山(2月17日)


星観公園(2月21日)


星観公園(2月21日)
根開けが始まっている。

前田森林公園にもよってみたが、犬の散歩や歩くスキー愛好家の車で駐車場は満杯だった。

冬の間は写真取材をサボるのでブログ更新が滞ってしまう。
現内閣の極端な軍事志向へのシフト批判の記事ばっかりになってしまう。

過去は未来のはじまり

2015年02月11日 | よろず覚え書き

報道によればワイツゼッカー元ドイツ大統領の葬儀に各国から多くの参列があったとのことです。
ベルリンの壁崩壊後の統一ドイツの初代大統領でもあったことはご存知のとおりで、またドイツ大統領は政治的権力を持たないことは元首としては 天皇と同様です。
しかし、言葉の重さは同等以上であったと思います。
昭和天皇の敗戦以降の言葉ももっと評価されてもいいかと思いますが、右左を問わずなるべく当たらず触らずにせざるを得なかったのでしょう。

1985年に戦後40年の節目にボンで行った演説が「荒野の40年」として知られています。

「問題は過去を克服することではない。後になって過去を変えたり、起こらなかったりすることは できない。過去に目を閉ざす者は結局のところ現在にも盲目になる。非人間的な行為を記憶しようとしない者は、再び(非人間的な行為に)汚 染される危険に陥りやすいのである。」
(http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news /CK2015020402000120.html)

平和主義であった日本を「積極的平和主義」と自己矛盾をはらんだ表現で大転換を計ろうとする日本国首相に爪の垢でも煎じてやりたい。

そして、
「若い人たちにお願いしたい。他の人びとに対する敵意や憎悪に駆り立てられることのないようにしていただきたい。敵対するのではなく、たがいに手をとり合って生きていくことを学んでほしい。われわれ政治家にもこのことを肝に銘じさせてくれる諸君であってほしい。」

言葉の威力を誤信しているあべっちが70年の節目にとんでもない血迷いごとを見解として出さなければよいがと心配で心配で。