コタンクルカムイのまったり生活

野山の散策、小さな旅行、テニス遊びなど、札幌生活を不定期に掲載。
'06年版は「みみずく先生の日記」で。

ベニバナイチヤクソウは開いたかな? - 5/31 盤渓 -

2012年05月31日 | 盤渓
5月も今日でおしまい。北海道としては初夏でしょうか。
天気予報では今日の最高気温は19℃。
それではさっそく何か探しにいきましょう。
ということで盤渓市民の森までベニバナイチヤクソウを探しに出かけます。


マイヅルソウは群れをなして(?)咲いています。


以前の場所では名残のミドリニリンソウが咲いていました。


ノビネチドリは若い株しか見つかりません。


お目当てのベニバナイチヤクソウはまだ蕾み。開花しているものは一つも見つかりませんでした。
もう一週間ほどかかりそうですね。
その頃にまた「ベニバナイチヤクソウ・ロード」を再訪しましょう。


一時すっかりはまってしまったオオバタケシマラン。実が赤くなってからまたこようと思いつつつい忘れてしまう。

今日は愛用(?)のコンデジの調子が悪く接写が思うに任せません。
別のカメラを主に使ったのですが、望遠的に使わざるを得ないので手ぶれが多く、使い物になる写真は多くありませんでした。

森の中ではエゾハルゼミが大合唱! 蝉時雨なんてものではなく、これでは夕立です。

明日は朝からG3テニス。勝ち負けはどうでもいい試合、とはいっても・・・。

貧弱な収穫 - 5/30 宮丘公園 -

2012年05月30日 | 野山
風は強いが前から気になっていた宮丘公園(みやのおかこうえん)に行ってみました。
駐車場はあるらしいのですが、地図で見てもどこから入ったらいいのかわからなかったのです。
あちこちに入り口はあるのですが駐車違反をとがめられるのもいやですよね。
駐車場への入り口がわかって入ってみると結構立派な駐車場がありました。


おとなしいエゾハルゼミ


黄色いハルザキヤマガラシと派手なサクラソウ。
ハルザキヤマガラシの原産地はヨーロッパ・西アジアだそうで、街路脇でもよく目にします。
派手なサクラソウとともにどこからかここに紛れ込んできたのかも。


ナナカマド、もしかしたらカワシロナナカマド。


タニウツギのつぼみ。

クルマバソウやコンロンソウは沢山目にしますが、他にはあまり興味を引くものは見つかりませんでした。
手稲山の北東に連なる丘陵地帯に造られた公園なのですが、立派な遊歩道にしすぎたせいかも知れませんね。
冬入りの頃や春先には「クマ徘徊!」と毎年のように注意報が出ます。

5月ももう明日で終わりです。山裾徘徊に精出していると日が過ぎるのが早い!

今日のハンティング - 5/28 三角山 -

2012年05月28日 | 三角山
折角のよい天気なのでお出かけしなくちゃ!
三角山を東周りで登ることにした。


森の中は緑に満ちあふれている。雨上がりならもっとキラキラしているだろう。今が一番良い季節だ。


林床ではマイヅルソウが沢山咲いている。今が最盛期でしょう。


ツクバネソウ


オドリコソウ。名前のせいか何となく盗撮しているような気がしてしまう。


ぶらぶら1 と ぶらぶら2


そしてぶらぶら3


コケイランが咲き始めていた。
まだつぼみ状態のものも近くにあった。


おばけだぞ~~ と 茶杓。


あれっと思うところでヤマシャクヤクが咲いていた!!
でもちょっと遠い場所で、コンデジの望遠ではこれがせいっぱい。



フデリンドウはいるかな? - 5/24 小林峠口 -

2012年05月24日 | 小林峠
風は少し強いものの、ほかほかとよい天気なので今日は盤渓を越えて小林峠から森の中へ。
三角山でフデリンドウが咲いているということなのでこっちでもあるかなとわくわくしながらの捜索です。

それでは何の芸も無く写真を次々ぺったんと。




フデリンドウのつぼみは見つけにくいし体が固くなった身には撮りづらい。座ったり立ったりで立ちくらみしてしまいます。


オオヤマフスマに囲まれたフデリンドウ。
今年はずいぶん沢山見つけることが出来た。
これまでは探す時期が遅かったのか、今年の開花時期が早かったのか。


クサノオウ

5
白いスミレと青いスミレ


ミミナグサ


ルイヨウショウマとルイヨウボタン。


なんとかイチゴ。


ウメガサソウの実とアオチドリ。
ウメガサソウももうすぐ開花することでしょう。


白いちっちゃな花:クルマバソウと・・・。


ベニバナイチヤクソウのつぼみ。
来週あたりは盤渓で開花した状態を沢山見ることが出来ますよね。


発寒川の河畔で初めて見つけたノビネチドリ。

5月~6月は次々といろいろな花が咲くので忙しいこと。
7月(6月末?)には毎年恒例の雨竜湿原訪問をしなくては・・・。それには下半身の強化を!

今日も山裾 ー有明ー

2012年05月22日 | 野山

日曜日は定例のテニス遊び、月曜日は内地からのお客様の「接待テニス」。
3連続テニス遊びだったので今日はおとなしく有明方面に山裾巡りです。


有明の滝は小さな流れを作って厚別川に流れ込みます。
この川はこの後ずーっと北上して、札幌の北東で石狩川に合流する直前の豊平川に入ることになります。


黄金色の花で早春をいろどるフクジュソウも今は目立たない種子を乗っけています。


この時期のいがいがは例によってヒメイチゲの実。ここはヒメイチゲがいっぱい見つかるところ。


これからベロを出すズダヤクシュ。


ツバメオモトが一株だけ見つかった。花は二つしかついていなかった。


レンプクソウがここでもひっそり見つかるのを待っていた。


ネコノメソウだ。               こっちはマルバネコノメソウ(だろう)。


時期ですね~。これから2、3週間はせっせと見ることが出来るでしょうね。
いつも思うのですが私の苦手なクモがひっくり返っているようで・・・・。


ニシキゴロモはシソにも見え、質の良い海苔にも見えます。
東京湾の千葉側でとれた海苔は香りが高くておいしかったな~~~。埋め立てでみんな無くなっちゃったが・・・・。
そういえば貝の潮吹きを干物にしたいわば干し貝をフライパンや焙烙で煎った(あぶった)のはおいしかったな~。今もあるのかしら。


ミッキーマウス


シラカンバの新芽はカラマツとともにこの時期のもっとも好きなやわらかな緑です。

気温も25℃ほどあったそうで、森の中では虫達にまとわりつかれました。刺す虫ではなさそうですが・・・。

目がかすむ

2012年05月21日 | よろず覚え書き
我がコンクリート長屋は大型改修の年です。
長屋全体に足場を組んでネットをかけあちらこちらを改修です。
8月いっぱいまでかかるんだそうです。


下を見るとせっせと足場が組み上がってきます。

  
横を見ると組み上がった足場にネットがかけられていくのがわかります。


大型クレーンが目の前を通って足場をくみ上げていきます。


とうとうネットがかぶせられました。手稲山方向の眺望は霞がかってしまいます。
夕日も紗をかけたような写りになります。これは5/21の日食があった日。復活の日、といったところか。

ネットがかけられたおかげで夏の暑い西日が遮られるでしょう。
朝顔やゴーヤを育てる必要はなさそうです。風は通らないだろうが。

新緑と櫻の北大構内

2012年05月19日 | 北大構内
さてさて、今日は理学部コートのコート開き。
北海道には長い冬がありますから、アウトドアのテニスコートは冬前に「コート納め」
春が来ると「コート開き」をする訳です。
別に新しいコートがオープンする訳ではありません。
理学部コートはキャンパスの南端近くにありますから途中はお花はないかなとゆっくり自転車で移動。


工学部コートの近く、昔の楡影寮や恵迪寮近くの森の中ではニリンソウやこのオオバナノエンレイソウが咲いています。
イチゲ類やエンゴサクはもう終わって、タンポポの黄色が目立つ季節です。


理学部ローンは博物館(旧理学部本館)の南側です。
エルムの新緑が綺麗です。
でもローンそのものはジンギスカンパーティ(ジンパ)で人が集まるのですっかり荒れてしまって、今年は歩道以外は進入禁止です。


博物館の正面玄関前には立派なクロフネツツジが二本植わっています。今が見頃です。


少しずつアップしました(1,280x855ピクセルで作っていますから別ウィンドウを使えば大きく見えますよ)。


建物の南側面にそって八重桜やしだれ桜が植わっています。こちらも今が見頃ですよ。
豪華なソメイヨシノもありますが、もう花は散ってしまいました。




ライラック(ムラサキハシドイ)も開花し始めています。

札幌では来週から「ライラック祭り」です。

ミドリはどこだ - 5/18 盤渓市民の森 -

2012年05月18日 | 盤渓
もう5月も半ばを過ぎてしまいました。
冬ごもりの時間に比べて、春になってからの時間の経過の早いこと!

相変わらずニリンソウはいっぱい咲いているのですが、今年はなかなかミドリニリンソウにお目にかからない。
今日は盤渓に行ってみました。サンカヨウが咲いているのではないかと。




ありましたよ! 野の花でとっても好きな花の一つです。
つややかなミドリの葉に真っ白な花、それに真ん中のおしべの黄色の組み合わせが魅力的なのです。
花弁の形も素敵。


こちらはそろそろ名残に近づいたシラネアオイとフッキソウ。盤渓は雪が多いせいか春の花も遅めに推移しますね。


フキノトウはそれこそトウがたって、いまや白髪頭です。


見つけましたよ! ミドリニリンソウ! 翡翠のような緑が見事です。
白のニリンソウはほとんどが一重ですが、全体が翡翠色のミドリニリンソウは何故か八重が多い。

以下4枚はまだら模様のニリンソウ。

       脇の下から花芽が。



ミドリさんを見つけると四ツ葉のクローバーの時のように興奮しますが、次々見つかるとだんだん熱が冷めてしまうのもクローバーの時と同じ。
人間て勝手ですね。


これはえらく厚ぼったい。


ネコノメソウ。まだ実を付ける時期ではないので猫の目は見えません。





森の中はシラカンバやらカラマツやらないにやらかにやらの新芽がきらめいていました。
山菜採りの人も結構入っているようです。クマを気にしなくてよいのでありがたい。

月曜日は本州では金環食。見える範囲が連動地震域と重なっているのが偶然とはいえ意味も無く不気味。
北海道では部分日蝕ですがテレビと実物と同時に見られるかしら?

明日から3日間はテニス三昧になります。無理をせずに体力の回復を図りましょう。

金平糖と巫女の鈴 - 5/17 三角山 -

2012年05月17日 | 三角山
今日はテニス遊びの前にちょっとだけ三角山へ。
この時期は一週間も経つとお花の最盛期がどんどん移り変わっていきます。
でも、前回が月曜ですからそんなには変わっていないでしょう。


それでもコンロンソウが咲き始めています。


そしてマイヅルソウも。


金平糖はレンプクソウ。福が連なると書いて連福草。ものすごく小さくて地味な割にはありがたい名前。
フクジュソウと縁があるのだそうですよ。


ルイヨウショウマは開く寸前です。開くと真っ白な花が林間で目立つのですが、咲く寸前には少しだけ色があるのですね。





ニリンソウが最盛期を過ぎる頃にはコンロンソウが主役の座を奪います。時期になるとどこもここもコンロンソウになります。
ルイヨウショウマは大きな、マイヅルソウは小さな、巫女さんの踊りの鈴です。これらも間もなく沢山目にすることになります。

今日も三角山

2012年05月14日 | 三角山
昨日は折角のいい天気なのに長屋の総会だったので、テニス遊びをふいにしてしまいました。
今日も風の穏やかなよい天気。
春のお花を探しに、そして冬の間になまった足腰に活を入れるために三角山へお出かけです。
いつものように山の手口から入ります。


シラネアオイ。普通は桃色から薄水色ですがこれはほとんど白。
それにしてもシラネアオイの咲き方は屈託が無い。というかあっけらかんと恥じらいが無い。


エゾキケマン


オオカメノキ


クルマバソウは間もなく最盛期になります。


「ワタシって可愛いでしょ?」とでも言いたげなヒメイチゲ。


しわしわ と 何かの若芽。


もじゃもじゃ! と、これなんじゃ?
追記:これなんじゃ?はどうやら クジャクシダ らしい。


これも何だこりゃと思ったのですが、どうもユキザサの花芽のようですね。
右は開店までお待ちください状態のホウチャクソウ(?)。


三角山のタツノオトシゴの群れ。

鳥の声を聞き、若葉に包まれながらゆっくりゆっくりの散策ですが、うっすらと汗をかけました。