奈良大好き☆お勉強日記

奈良大学文学部文化財歴史学科(通信教育部)卒&奈良まほろばソムリエ検定のソムリエを取得したヒトの色々な勉強の日記です♪

レポート作成中だけど

2008年11月14日 | 奈良大学お勉強日記
遅遅として進まず。
ぢっと手を見る(そういう小芝居はいいんだってば)

なんとか入手した『日本古代金石文の研究』なので、
喜び勇んで読んでいたら、思わぬ収穫が…。

”書後”なる段落にて見つけたお言葉によると。
現在解体修理中(ってほとんど完成しましたが)の唐招提寺金堂の
新しい鴟尾の銘文、あれって唐招提寺からの依頼で、
なんと、東野センセがお造りになられたんだそうな。
ひょえ~。
見学会の時にさんざん眺めてきたあの文言
実は東野センセの作だったなんて。
そうだったんだ~。
はぁ~なんか、感慨深いです。

あの時、目の前にあった鴟尾は現在、金堂の屋根に乗っかって、
我々を見下ろしています。
あの鴟尾が今度降りてくるのはいつのことになるやら。
私が生きている間にはないのだろうなあと思うと、
まさに「後世の人に向けてのタイムカプセル的存在」として
あそこに鎮座ましますわけだな、これからの長い時間。

まさに、銘文を入れる際に、ちょっと誇張しとこっ★とか、
ちょっと立派に書いとことか有り得る話だなと実感。

一つ勉強になったわい。
コメント (2)
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