フクロウの生息する高原・清里より

八ヶ岳と周辺の生き物を紹介

アワホネホコリ(diderma spumarioides)と変形菌

2024-10-06 15:56:50 | Slime molds
生草?を覆いつくしたアワホネホコリの未熟子実体
生草?の根元に横になっていた枯草を引きはがしてみた。
網目状に見えるのは、出来立ての変形膜。
タマジクホコリ

ケホコリの仲間(アカマツの朽ち木から発生)
シロススホコリ
不明
落ち葉の上に広がった白い変形体

タマジクホコリ(Diachea bulbillosa)と変形菌

2024-09-28 17:28:07 | Slime molds
子嚢が虹色に輝くタマジクホコリ
子嚢壁が剥がれ始めていて、暗褐色の胞子塊が見えている。
モミジの落ち葉にびっしりと発生していた。
不明変形菌 目や口や耳のある子いる?
ホネホコリ
ワガタホネホコリ?
アワホネホコリ?
フクロホコリの仲間?(落ち葉から発生)
同じ菌?(落枝から発生)
イオウモジホコリ?(落枝から発生) 今月繰り返し遭遇しているやつ
ササの葉からも発生
ヘビヌカホコリとケホコリの仲間
ケホコリの仲間? 白いのが未熟子実体、成熟すると茶色くなると思われる。
ムラサキホコリの仲間
ツノホコリ
先週末に見たのと同じ変形菌 黄色から黄緑色に変わりつつある子実体が混ざっている。
何かの卵っぽい

緑色のモジホコリと変形菌

2024-09-23 16:19:07 | Slime molds
落枝から発生した緑色のモジホコリ
落ち葉からも発生
柄は白~淡黄色、太く短い。図鑑には載っていないし、画像検索するとウリの仲間ばかり出てくる。
名前がないなら、スイカモジホコリにしたらどうだろう。
落ち葉から発生したコシロジクキモジホコリ
ヤマグリの花穂からも発生
シロジクモジホコリ
シロジクモジホコリとツヤエリホコリ
イオウモジホコリ? 今月はこの変形菌がよく出没している。
ダイダイモジホコリ?
不明変形菌
マメホコリの仲間
不明変形菌
同じ菌。子嚢壁が割れているもの
不明変形菌
不明変形菌 上と同じ菌?
同じものを4日後に撮影 色が変化したが種は不明
不明
不明
落ち葉に付いていた全長2mm程度の小さなゴマガイ科の巻貝(同じ葉に3個体付いていた)。
変形菌を探していると見つかるやつ。

ダイダイホネホコリ(子実体/変形体)と変形菌

2024-09-21 17:30:41 | Slime molds
ダイダイホネホコリの未熟子実体
成熟すると子嚢壁が裂けて暗褐色の胞子塊が現れる。
朽ち木に広がったダイダイホネホコリの変形体
ヘビヌカホコリ
ヘビヌカホコリと不明きのこ
ヘビヌカホコリとホソエノヌカホコリ?
ホソエノヌカホコリの成熟子実体
赤色の鮮やかなウツボホコリの未熟~成熟子実体
モモイロウツボホコリ
真っ白なシロウツボホコリ
灰色のシロウツボホコリ
黒いコが混ざっている。カビてる?
ジクホコリ 子嚢壁が半分以上剥がれて軸柱が見えている
サビムラサキホコリ

アミホコリの仲間と変形菌撮影における小絞りボケ

2024-09-21 17:15:55 | Slime molds
小絞りボケは、レンズの絞りを絞った時に光の回折により画像がボケる現象。
大きな被写体では気にならないことが多いが、変形菌のような微小な被写体では大きな問題になる。
今年の夏から変形菌の世界に迷い込み、すぐに小絞りボケに悩まされることになったが、ようやく撮影に慣れてきた。
アミホコリの仲間(種は不明、杯状体が大きい)。小さな落枝上に5本だけ発生していた。
子嚢の直径は0.5mm弱程度。
LEDライト内蔵レンズ(EF-M28mm F3.5 マクロ IS STM)を使用(スーパーマクロモード、LED照明ON)
左右の子嚢にフォーカスを合わせている。絞り優先F8
同じフォーカスで、F16まで絞って撮影。
被写界深度は大きくなった一方で、子嚢は少しボケている。
最大絞りF22まで絞ると、フォーカスがどこに合っているのか分からないほどボケてしまう。

このレンズは、スーパーマクロモードで最大撮影倍率1.2倍を実現しているが、このモードでは特に小絞りボケが大きい。
そのため、ある程度絞りを開いて撮影することになるのだが、被写界深度が小さくなってしまう。
被写界深度の大きい画像を得るには、フォーカス位置の違う写真を何枚か撮って深度合成する必要があるが、手作業で行うのは手間がかかる。

ミカンモジホコリ(Physarum citrinum)?

2024-09-17 20:39:02 | Slime molds
オレンジ色の粒々をつけた木の葉が落ちていた。
シロジクキモジホコリの未熟子実体に良く似ているが・・・・・
シロジクではなく、柄はオレンジ色である。
手元の図鑑には、シロジクキモジホコリの類似種としてミカンモジホコリPhysarum citrinumが紹介されている。
ミカンモジホコリでググっても画像は見つからないが、海外のウェブサイトを見ると、Physarum citrinumは全体が黄色いものやオレンジ色のものがあるようだ。

ジクホコリから発生した細胞性粘菌の子実体と変形菌

2024-09-14 16:45:30 | Slime molds
先週ジクホコリを撮影した場所に行ってみると、白く細長い糸状のものが大量に発生していた。
風に揺れてブレているが、これは細胞性粘菌(カビモドキ属?)の子実体らしい。
ウツボホコリの仲間(ウスベニウツボホコリ?)
未熟子実体は、オリーブ色~濃紫色~ベージュ色。成熟すると子嚢壁が裂けて細毛体が露出する。
小さなカタツムリ(数mm程度)とヤスデの仲間がご来店中。
変形菌レストランは千客万来。様々な小さなお客様が食べ物を求めてやってくる。
オムレツのようなキフシススホコリ
イオウモジホコリ(落ち葉から発生)
シロサカズキホコリ(落ち葉から発生)
サカズキホコリ(落ち葉から発生)
シロジクキモジホコリの腐ったやつ?
朽ち木の下面にヌカホコリ(エツキケホコリかも)の未熟子実体が密生していた。
ホソエノヌカホコリの成熟子実体
ケホコリの仲間? 成熟するにつれて白から茶色に変わるよう。
ヒョウタンケホコリ?
ウリホコリ?(生木から発生)
3週間前に撮影したもの。
定期的に観察していたが、今日になっても色がくすんだだけで子嚢壁は裂けていなかった。
雨に濡れて成熟できなかったのか、そもそも変形菌じゃないのか?
不明
不明

ホソエノヌカホコリに寄生する極小きのこと変形菌

2024-09-08 09:59:49 | Slime molds
ホソエノヌカホコリの子嚢(直径1mm程度)から発生した白く細長い菌生菌Polycephalomyces tomentosus
このきのこは、様々な変形菌に寄生するという。
きのこを食べる変形菌もいれば、変形菌に寄生するきのこもいるのだ。
ヌカホコリの未熟子実体(朽ち木から発生)

ヌカホコリの成熟子実体
イオウモジホコリ?(落枝から発生)
サカズキホコリ?(落ち葉から発生)
キミミズフクロホコリ?(落ち葉から発生)
ガマグチフクロホコリ(落ち葉から発生)
マメホコリ

ジクホコリの虹を待つ&変形菌

2024-09-07 17:03:58 | Slime molds
朽ち木に密生するジクホコリの子実体
未熟なため虹色はあまり見られない。
約3時間後に戻ってくると・・・虹色出てる!!
アオモジホコリ(黄)とシロモジホコリ(白)(ジクホコリと同じ朽ち木から発生)
2色のお花畑のよう。
アオモジホコリとシロモジホコリは、森の中のいたるところに出没していた。
ツノホコリ 右側にシロウツボホコリの子実体が3つ
ススホコリの仲間
ケホコリ?
ケホコリの仲間(アカマツの朽ち木から発生)
同じ菌の未熟子実体?(同じ朽ち木から発生)
フシアミホコリ? 黒っぽいのは未熟子実体と思われる
アミホコリの仲間(広葉樹の朽ち木から発生)
子嚢はかなり小さく(0.5mm以下)、節が目立つ
倒木の上を這う変形体
ゴミを除くときに右上を切断してしまった(でも切っても死なないから大丈夫)。