アカハラの巣立ち

遊歩道を歩いていると、アカハラがけたたましく鳴き始めた。
周りを見ると、巣立ち後まもない雛が2羽確認できた。

親鳥は私の目の前まで来て大声で鳴き、それ以上来るなと言っているようだった。

雛は、親鳥の警戒声を聞くと（あるいは人間の姿にも反応しているのか）、すばやく草陰や木陰に移動し、ぴたりと静止する。
このような「静止モード」に入った雛を2年前にも目撃している。
http://blog.goo.ne.jp/kiyosato_001/e/9d1dced6fbc79678e0c77185fb9a58a6

雛は静止モードになると、人間が至近距離（5メートルほど）まで近づいても全く反応せず、ぴくりとも動かない（ごくたまに首を動かす程度）。
こうなると、親鳥も騒ぐのを辞めて、姿を隠してしまう。
雛は人間が近くにいる限り、1時間でも2時間でもじっとしているので、ゆっくりと時間をかけて、いろんな角度から撮影できる。

嘴の両脇が波打っていたり、後頭部に羽毛が飛び出していたり、尾羽がとても短かったり、巣立ち直後の雛というのは頼りなく愛らしい。
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オオルリの営巣

巣の近くで囀るオス

5月末に巣を見つけた時には卵は3つだった。6月上旬には卵は4つに増えていた。

抱卵（抱雛？）中のメス（6月中旬）

まだ目の開かない雛たち（上の写真とは別の巣）。
カメラのシャッター音に反応し、口を開けている。親鳥が来たのだと思ったのだろう。
この時期の雛は、黒っぽい長い毛に覆われている。

オスが餌を持ってきた。しかし、人間の姿が見えている間は、決して巣へは近づかない。

眼が開き、翼の模様もはっきりしてきた。

本日、巣の様子を見に行くと、巣は空っぽになっていた。雛たちは無事に育ったのだろうか？
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アオバトのつがい, White-bellied green-pigeon

森の中でアオバトのつがいに会った。

♀
オリーブ色の体色は、森の中では保護色になっている。

左が♂で右が♀
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ホオジロ幼鳥

森の中を歩いていると、ホオジロがけたたましく鳴き始めた。
周囲をよく見ると、数羽の幼鳥がいた。
幼鳥は黙っておとなしくしていたので、親鳥が騒がなければ見つかることはなかったのに。

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キビタキの巣＆巣立ち

5メートルほどの高さの枯枝の折れた部分が洞になっていて、メスが巣材を運び込んでいた（5月中旬に撮影したもの）。

巣から少し離れた場所で、巣立ち後まもない雛を見つけた（上の写真の巣から巣立った雛かどうかは定かではない）。
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アカゲラ, Great Spotted Woodpecker

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エゾハルゼミ

アラゲキクラゲ

サンショウクイの営巣

抱卵中のメス。
巣は20メートルほどの高さのミズキ（？）の股に作られていた。
サンショウクイの体長と比べて、巣はずいぶんと小さい。

メスがオスから餌を受け取っている。

メスは、オスから受け取ったセミ（たぶんエゾハルゼミ）を丸飲みしてしまった。

アオムシを受け渡している。

（以上は5月中旬の撮影）
そろそろ雛が巣立つ頃だろうと見に行ったのだが、巣はもぬけの殻だった。
雛が無事に巣立ったのか、営巣が失敗に終わったのかは分からない。
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ウグイスの巣

一週間前に巣作りをするウグイスを見かけた。
メスが巣材を運び、オスは巣の近くで囀っていた。
今週見に行くと、巣は完成していた。

藪の中に、枯れた笹の葉など使って、壺形の巣が作られている。
左側に出入り口があり、横穴式になっている。

出入り口をそっと覗いてみると、赤茶色の卵がふたつ確認できた。
卵はこれからもう少し増えるかもしれない。
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