フクロウの生息する高原・清里より

八ヶ岳と周辺の生き物を紹介

夏毛のニホンリス&ニホンジカ

2021-06-27 20:01:32 | Animals
ニホンリスが食事をしていた。
夏毛のニホンリスは、足にオレンジ色が混ざる。
硬い木の実?を削り取るように食べていた。
私が近くで撮影しているのに気付いているが、夢中で食べていた。
夏毛のニホンジカには、白い斑点がある(鹿の子模様)。オスであり、袋角が伸び始めている。
にほんブログ村 写真ブログ 野鳥写真へ
にほんブログ村

サナギタケ

2021-06-26 15:35:26 | Mushrooms
梅雨らしい天気になり、森の中ではきのこが目立つようになった。
岩の間にサナギタケが発生していた。
サナギタケを掘りだすと、もれなく蝶や蛾の蛹が付いてくる。
蛹はしっかりした繭に包まれていたが、繭を破ると、つやつやの蛹が姿を現した。
ミズナラの倒木に発生したウスヒラタケ幼菌
ミズナラの枯枝に発生したウスヒラタケ
状態が良く虫もほとんどついていない。美味しそうだが、3-4メートルほどの高さがあり、手が届かない。
ダイダイガサ幼菌
毎年同じ場所で発生する。
ヒトヨタケ科のきのこ
ヒトヨタケ科のきのこ
同じきのこ
ヒロハホウライタケ
不明

サンショウクイの営巣(ミズキの樹上)

2021-06-26 15:26:47 | Birds
5月中旬。ミズキは芽吹き始めたころ。
オスが巣材をくわえて巣を作っている。
巣の表面には、ウメノキゴケがびっしりと貼られていて、巣は完成が近い。
5月末。ミズキは美しい若葉を広げている。
メスが抱卵している。
サンショウクイの巣はとても小さく、親鳥の体長の半分程度しかない。
6月中旬。ミズキの花が咲き始めた。
オスが餌を持ってきた。
まだ雛の目は開いていないようだ。
巣立ちは6月下旬。その数日前、雛が翼をバタバタと動かし、羽ばたきの練習をしていた。
小さい巣の上で、4~5羽の雛が重なり合うように乗っている。
巣が壊れないか心配になる。
給餌中。雛の食欲は旺盛。
巣は狭く、雛は巣の縁に乗っている。
オスが雛の糞をとっている。
雛は巣の外に尻を突き出しているので、そのまま脱糞しても巣は汚れないが、糞の匂いは外敵を引き寄せてしまう。
イクメンパパは、巣の周りのお掃除もしてくれる。
ミズキの花に囲まれて育った雛たちは、無事に巣立ったようだ。
にほんブログ村 写真ブログ 野鳥写真へ
にほんブログ村

巣穴調査: キツネが子育てする巣穴

2021-06-26 15:21:26 | Animals
北杜市内某所の土手。人間の往来がある場所だが、大胆にも穴を開けて住み着いた動物がいる。
出入口は5ヵ所確認できた。
4日間の調査の結果、キツネが子育てしていることが分かった。
(調査中に土手の草刈り作業があり、景色が変わってしまった。)
草刈りが行われた夜。巣穴の周りをキツネがうろうろしていた。
(雨でレンズが曇ってしまった。)
草刈り前。巣穴の前で2頭の仔ギツネがじゃれあっていた。尻尾の先が白いのが仔ギツネの特徴。
巣穴の様子(草刈り前)。
土手に沿って4つの出入口が水平に並び(写真には2つの出入口が写っている)、土手の裏側にも出入口がひとつある。
巣穴が拡張されれば、土手が崩れやすくなるかもしれない。

北杜市の市街地では、キツネが増えているかもしれない。
最近、私の友人宅でも、キツネと野良猫が出没して花壇を荒らすようになったという。
にほんブログ村 写真ブログ 野生動物写真へにほんブログ村

ハナビラタケ

2021-06-20 15:49:59 | Mushrooms
大きなハナビラタケ。
ヒロハホウライタケ
チシオタケ
ヌメリスギタケモドキ
キショウゲンジ
ヒメカバイロタケ

6月はさくらんぼの季節。
久しぶりに、ちょっと高い佐藤錦を買ってきて食べたら、すぐに喉がイガイガしてきた。
軽いアレルギーらしいが、症状は軽くすぐに治まった。
今まで食物に対するアレルギーはなかったが、花粉症の人が果物などを食べたときに発症する「花粉-食物アレルギー症候群」らしい。
貧乏性の人が高い食べ物に対して感じる精神的アレルギー(拒絶反応)の可能性もあるかな。
生のさくらんぼが食べられなくなったのは悲しい。

アサギマダラ

2021-06-20 15:44:22 | Insects/spiders
アサギマダラ
丸まった葉に止まった。葉の中には4~5cmほどの幼虫がいて、もぞもぞと動き始めた。
葉の中の幼虫は、丸まった葉の隙間から外を伺う。
黄色と黒が混ざっていて、蛾の幼虫と思うが種は分からない。
エゾハルゼミ
初夏にみられる小型のセミ
オオルリやサンショウクイに食べられるのを何度も見たことがある。