
先週末にお椀型だった巣は、コメ粒型に変わり、外形の80-90%ほどができあがっている。
今週は雪が降って冷え込んだためか、巣の完成は予想よりも遅れている。

親鳥から教わるわけでもないのに、どうしてこんな巣を作れるのだろう。

2つ目の巣は、先週の記事を参照。
http://blog.goo.ne.jp/kiyosato_001/e/317714b8c6232449f017e6aad4f4c60e

冬の間、群れで過ごしたエナガは、早春につがいごとに分かれて巣作りを始める。
冬を一緒に過ごした仲間は、お互いに縄張り争いをすることがないという。
実際に、ひとつの巣をみつけると、100メートルも離れていない場所に第2、第3の巣がみつかることがある。
今のところ、私の自宅から徒歩圏内に5つのエナガの巣を見つけることができた。
範囲を広げてもう少し探してみようと思う。

ダケカンバの6-7メートルほどの高さに作成中(まだ作り始めたばかりのようだ)。
枝が込み合っているうえに、高所で逆光になり観察しにくい。
