フクロウの生息する高原・清里より

八ヶ岳と周辺の生き物を紹介

マヒワ, Eurasian siskin

2016-01-24 20:34:44 | Birds
昨年はマヒワの大群が八ヶ岳山麓に飛来したが、今年はとても少ない。冬鳥全体の飛来が非常に少ないのだ。
マヒワに遭遇するのは、ようやく今シーズン2回目である。
好物のハンノキの実を食べていた。
ハンノキの冬芽が膨らんでいるのが分かる。
マヒワは写真写りの良い鳥であり、青空に黄色が映える。
メス
ハンノキの下では、除雪された路上に落ちたハンノキの実をマヒワが食べていた。
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雪の上を駆けるニホンリス

2016-01-24 10:39:40 | Animals
一週間ほど前までは、雪が全くないとぼやいていたが、先週の日曜日から月曜日にかけてドカ雪が降り根雪となった。

月曜日に東京から清里へ戻ってこようとしたら、中央本線が倒木のため、高尾より山梨県側で運休していた。
中央自動車道も積雪のため通行止めで高速バスも使えなかった。
仕方なく、長野新幹線で佐久平へ行き、佐久平から小海線で清里に戻った。
災害時に迂回ルートがある有難みを実感した。
4匹ほどのニホンリスが雪の上を楽しそうに駆け回っていた。
短い足が深い雪に埋まってしまう。まだ子リスかもしれない。
雪の急斜面を駆け下りる。
高速シャッターで連写して撮影を楽しんだ(絞り優先でSSが1/2,000以下になるように感度を自動調整)。
雪の上は逆光になるので撮影が難しい(+1露出補正で撮影)。

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フクロウ, Ural owl

2016-01-22 19:28:20 | Birds
久しぶりにフクロウウォッチングのポイントへ行ってみた。
バーダーのいない明るい時間帯だったが、すぐにフクロウを見つけることができた。

今年は、明るい時間帯のフクロウの出没が多いようだ。
ネズミが少なくて、夜間だけでは十分な獲物が得られないのかもしれない。

ネズミの個体数は、年による変動がとても大きい。
ヨーロッパでの調査によると、キタハタネズミやヨーロッパヤチネズミの個体数は、年により最大で100倍程度変動するという。
日本のブナの森では、数年おきにブナの実が豊作になると、その翌年にはしばしばネズミが大発生することが知られている。
フクロウにとっては、餌の数が年によって大変動する中で生き抜いていかなければならないのだ。

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