フクロウの生息する高原・清里より

八ヶ岳と周辺の生き物を紹介

ベニチャワンタケモドキ

2017-10-21 19:14:19 | Mushrooms
今週は雨が多かったが、高原の気温は低く、新しいきのこの発生は少ない。
きのこシーズンが終わりつつある。
1年を通してきのこは不作で、残念な年だった。
ベニチャワンタケモドキ
ムキタケ幼菌
シモフリシメジ

チャナメツムタケ

2017-10-14 17:59:38 | Mushrooms
シラカバの倒木から発生したチャナメツムタケ。
チャナメツムタケ(地中に埋まった枯木から発生する)。
先週とは別の場所でヤマブシタケを見つけた。
ツバアブラシメジ
ハナイグチ
シロカノシタ
カラハツタケ

サルナシ&ヤマブドウ&ヤマグリ

2017-10-14 17:46:26 | Trees
サルナシの実。キウイの仲間。甘酸っぱく美味しい。
ヤマブドウのジュース。濃厚で美味い。
八ヶ岳山麓には、たくさんのヤマグリが自生している。
虫食いだらけの実を落とす木もあれば、虫食いの少ない木もある。
小さい実ばかりつける木もあれば、大きい実をつける木もある。
良いクリの木をみつければ、栗拾いは一気にはかどる。

畑の栗よりも美味しいと思う。
実は小さいが、その分皮が柔らかくて、包丁で剥きやすい(包丁は傷みやすいので、使い古しの包丁を使っている)。
お尻の硬い部分に包丁で切り込みを入れ、ラップで包んで1-2分電子レンジで調理(炊き込みご飯のほうが美味いと思う)。

ヤマブシタケ

2017-10-07 16:26:41 | Mushrooms
3年前にヤマブシタケを見つけた場所から、10メートルほど離れたミズナラの幹に発生していた。
http://blog.goo.ne.jp/kiyosato_001/e/c5be1e3506ba4fa09366d736d3971d36
以前きのこを見つけた場所は、森の奥深くでもはっきり覚えていることが多い。
人間の名前などはすぐに忘れてしまうのに。

ヤマブシタケに含まれるヘリセノンは、脳の神経細胞が死滅するのを防ぎ、認知症などに効果があるとされる。
私の記憶力の低下にも効いてくれるかもしれないと思いつつ食べることにする。
状態の良いキヌメリガサが100本以上出ていた。
例年なら見向きもしないきのこだが、今年は食菌が少ないので、これも食べることにした。
黒酢で三杯酢を作り、キヌメリガサを茹でて酢の物にしたら、思いのほか美味しかった。
味にくせがなく、ぬめりがあって舌触りが良い。淡白な味なので、味噌汁よりも酢の物に向くと思う。
ムキタケ
ブナの枯木に発生したヒラタケ
ハナイグチ
クリタケ
チャナメツムタケ
クリフウセンタケ
アカモミタケ
ベニテングタケ
カヤタケ
不明

ヤマブドウ&ヤマグリ

2017-10-07 16:17:24 | Trees
ヤマブドウ
フランスでは、ワイン用のブドウが戦後最悪の不作だという。
日本では、全国的にきのこが大不作らしく、今年の天候はかなり異常である。
しかし、ヤマブドウは、ほぼ毎年豊作のように見える。栽培種と比べて生命力が強いのだろう。
ヤマグリの炊き込みご飯はとても美味しい。味付けをせず、皮をむいたヤマグリをお米の上に乗せて一緒に炊くだけでも良い。