フクロウの生息する高原・清里より

八ヶ岳と周辺の生き物を紹介

青と黄色のブドウフウセンホコリ(Badhamia utricularis)

2024-10-26 17:22:03 | Slime molds
美しい青色のブドウフウセンホコリの子実体
立ち枯れた広葉樹に発生していた。
ぶどうの形状に似るが、ブルーベリー感もある。
未熟で黄色い子実体。同じ木の低い場所に発生。
粉を吹いた果実のよう。
細い柄が分岐するため、房のような構造になる。
キノコナカセホコリとも呼ばれ、きのこを食い荒らし、栽培きのこに被害を与えることもあるという。
この枯木には、エノキタケが大量に発生していた。

エノキタケ

2024-10-26 17:19:13 | Mushrooms
ヤナギの倒木に発生したエノキタケ

ベニテングタケ
テングタケ?
今年の紅葉は色づきが悪いまま落葉が進んでいる。
ブナシメジ
シロカノシタ
フチドリツエタケ
チャナメツムタケ
シロナメツムタケ
ヌメリスギタケモドキ

ルリホコリ(Lamproderma columbinum)と変形菌

2024-10-26 17:11:49 | Slime molds
ルリホコリの未熟子実体(ルリホコリ属の別種の可能性もある)
メダマホコリとキララホコリの子実体が発生した朽ち木に2本だけ未熟子実体が確認できた。
成熟した子実体
肉眼的には、ほぼ黒い粒で、しかもとても小さい(1mm以下)ので、見つけるのは難しい。
メダマホコリの未熟子実体がひとつだけ見つかった。
キララホコリの未熟子実体
1週間前に橙色の変形体が多数這っていた朽ち木を見ると、キララホコリの子実体が大量に発生していた。
子実体の形成初期
キララホコリの変形体と思われる。
右端で子実体の形成が始まっている。
左の変形体は朽ち木を移動中、右の変形体は子実体を作り始めるところと思われる。
クダホコリ
ドロホコリ?
ドロホコリの仲間
マメホコリ
ヌカホコリ
不明変形菌の未熟子実体

ヤマブシタケ

2024-10-19 16:51:44 | Mushrooms
秋が深まり、明日の夜には氷点下まで冷え込む予報。
きのこの発生状況は比較的良い。
左に突き出た房は10cm以上ある大きめのヤマブシタケ
右側は複数の房が連結した超特大のヤマブシタケ
房がいくつも連結したヤマブシタケ

エノキタケ
チャナメツムタケはたくさん発生していた。
美味しそう。
フチドリツエタケ
クリタケ
ツバアブラシメジ
スギタケモドキ
タマゴタケ
ナラタケは豊作
オニナラタケ
カヤタケ
カラカサタケ
アシグロタケの仲間
ウスキブナノミタケ
キララタケ
チシオタケ
モエギタケ
ネクトリア キンナバリナ(Nectria cinnabarina)
ニクザキン目ネクトリア属(アカツブタケ属)のきのこ。
個々の子嚢は0.5mm以下と非常に小さい。

メダマホコリ(Colloderma oculatum)と変形菌

2024-10-19 16:46:33 | Slime molds
朽ち木に橙色の変形体がいたので拡大してみると、メダマホコリの未熟子実体が点在していた。
子実体はとても地味で小さく、変形体がいなければ気付かなかっただろう。
(追記:後日の観察から、変形体はキララホコリと思われる。)
厚い透明なゼラチン質の子嚢壁に包まれた黒い子嚢が確認できる。
両生類の卵を思わせるユニークな形状。
キララホコリの未熟子実体(メダマホコリと同じ朽ち木に発生)
柄ががっしりしていて、きのこのよう。
クダホコリの仲間と橙色の変形体
大きな黄色いクダホコリの仲間
白い未熟なクダホコリの仲間がたくさん見られた。
橙色の変形体とケホコリの仲間の子実体
橙色~黄土色の変形体があちこちで見られた。

パンフウセンホコリ(Badhamia panicea)と変形菌

2024-10-19 16:37:40 | Slime molds
パンフウセンホコリの子実体
苔の生えた切り株の側面に発生
別の場所の複数の立ち枯れた木でも見られた。
エツキケホコリの未熟子実体?(アカマツの朽ち木に発生)
4日後に同じものを撮影
橙桃色から濃い褐色に変わり、子嚢の半分くらいまでの深い杯状体が確認できる。
同じ菌?(同じ朽ち木に発生)
ヌカホコリの未熟子実体
ヌカホコリ
ヘビヌカホコリ
トゲケホコリ?
アワホネホコリの未熟子実体
あちこちの草木を這い上って高い場所で子実体を形成していた。
マルホネホコリ?(倒木に生えた苔に発生)
キノウエホネホコリ?(岩の上の苔に発生)
不明変形菌の未熟子実体
マメホコリ
ドロホコリの仲間

ナラタケ

2024-10-12 17:16:03 | Mushrooms
大きな倒木から大量のナラタケが発生していた。
ナラタケは、食べすぎると腹痛や下痢を起こすことがあるとされる。
クリタケ
ムササビタケ
チャナメツムタケは少しだけ発生していた
ヌメリスギタケモドキ
ウラジロモミの大木から発生したサンゴハリタケモドキ
キホウキタケ
オオツガタケ
タケハリカビの生えたチシオタケ
キララタケ
ヒトヨタケの仲間(コキララタケ?)
ノボリリュウタケ
列をなすホテイシメジ
ムラサキゴムタケ?

ダイダイホネホコリ(Diderma aurantiacum)の未熟子実体と変形菌

2024-10-12 17:08:15 | Slime molds
ダイダイホネホコリの未熟子実体
柄は細く、子嚢は底が平らな半球型の特徴的な形態
より未熟な子実体。地上に生えた苔の上の広範囲に広がっていた。
変形体の一部が残っているので、子実体が形成されつつある時期と思われる。
まだ柄が太く、柄と子嚢の境界がはっきりしていない。
エツキケホコリの未熟子実体と思われる。
あちこちの倒木に大量に発生していた。
エツキケホコリ(ヌカホコリかも?)の子実体
マメホコリ(右)とエツキケホコリ?(左)
ケホコリの仲間?の未熟子実体(立ち枯れた木の1mほどの高さに発生)
ガマグチフクロホコリ
立ち枯れた木に発生したアワホネホコリの未熟子実体
先月から度々出没している不明変形菌
子嚢壁のシワシワは、アワホネホコリのシワシワタイプに似るが、白く短い柄が確認できる。
変形体?
不明
不明

アカヤマタケ

2024-10-06 16:00:36 | Mushrooms
鮮やかな赤橙色のアカヤマタケ
アオイヌシメジは、秋の初めに短期間だけ発生する年が多いが、今年は1ヵ月も発生が続いている。
残暑が何度もぶりかえし、秋の初めを繰り返しているかのよう。
ムキタケ幼菌
クリタケ?
クロチチタケ
ホウキタケの仲間
サンゴハリタケ
トビイロノボリリュウタケ
ヒトヨタケの仲間
クロカワ老菌