フクロウの生息する高原・清里より

八ヶ岳と周辺の生き物を紹介

ヒロハホウライタケ(?)

2016-06-26 18:49:53 | Mushrooms
ヒロハホウライタケ(?)
梅雨時の八ヶ岳山麓ではよく見られるきのこ。
チシオタケ(?)
ハナイグチ
秋のきのこだが、昨年は初夏にハナイグチの発生が目立ち、秋には大不作になった。今年はどうだろう。
ベニタケ科のきのこ
ヘビイチゴ

アカゲラの雛を狙うハシブトガラス

2016-06-18 17:58:23 | Birds
先週末に抱雛中だったアカゲラの巣。
すでに抱雛期は過ぎ、2羽の親鳥が活発に餌を運び込んでいる。
大きな雛の声が巣から漏れている。
観察を始めてすぐに、ハシブトガラスがやってきた。雛の声を聞きつけたのだろうか。
ハシブトガラスは、野鳥の雛を食べてしまう危険な鳥。
アカゲラの親鳥のけたたましい警戒声が森の中に響き渡った。
ハシブトガラスは、しばらく巣をのぞき込んでいたが、巣穴は狭くて雛を捕獲できないと分かったのか去っていった。
ハシブトガラスが去った後も5~10分ほど親鳥の警戒声は続いたが、やがて静かになり、給餌を再開した。
餌をくわえたオスがハシブトガラスのいた場所にやってきた。安全確認中。
巣に入り給餌を行う。
雛の糞をくわえて捨てに行く。
メスが給餌に来た。足の長い虫をくわえている。
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サンショウクイの営巣~巣立ち

2016-06-18 17:54:03 | Birds
4月下旬。巣作りの開始。
サンショウクイは、八ヶ岳に到着してすぐに巣作りを始めることが多い。

道路脇のクルミの大木の25メートルほどの高さ。
高所の細い枝の又に営巣することが多く、地上の動物に襲われる心配はほとんどなさそうだ。

サンショウクイの巣の周りにはバーダーが集まりがち。
一般のバーダーに気付かれないよう、時々自動車の窓から短時間の観察を行ってきた。
5月下旬。抱卵中。
サンショウクイの巣は、とても小さい。
親鳥の体長の半分ほどしかなく、雛を育てられるぎりぎりの大きさだろう。
6月上旬、雛が確認できた。
6月10日
雛の顔がサンショウクイらしくなってきた。
雛は巣の縁に乗っていて、落ちてしまいそうだ。なんとも無防備に見える。
4~5羽の雛がいるらしい。
6月12日
翼の色や模様がはっきりしてきた。
雛たちは、6月15日ころに巣立ったらしい。
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アカゲラの巣(巣立ち直前~巣立ち後)

2016-06-12 20:17:13 | Birds
シラカバの枯木の巣。
オスが餌を持ってきたところ。
雛が餌に食らいつく。
メスがエゾハルゼミ(?)を持ってきた。
しかし、雛は食べたがらずに、巣の中に引っ込んでしまった。




親鳥が飛び去った後も、身を乗り出して外の世界を見ている。
撮影している最中に、一羽の雛が巣を飛び出していった。
それ以前にも巣立った雛がいるらしく、巣に残った雛は一羽だけのようだった。
(以上は昨日撮影したもの)
今日は早朝に見に行くと、巣は空になっていた。雛は全て巣立ったらしい。
シジュウカラが早速、空き家になった巣を覗きに来ていた。
キツツキの古巣は、小鳥たちにとって、安全快適な絶好の営巣場所になるのだ。
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アカゲラの巣(抱雛期)

2016-06-12 20:12:17 | Birds
早朝に見に行ったアカゲラの巣は、雛が巣立ってもぬけの殻だった。
がっかりして戻ってくると、途中でシラカバの大木に別のアカゲラの巣をみつけた。
今年見つけた5つ目のアカゲラの巣になる。今年はよくアカゲラの巣がみつかる。

小さい雛の声が巣から漏れていたが、オスとメスが交代で巣に入っているので抱雛中のようだ。
餌をくわえたオスが戻ってきて、小さな鳴き声で合図すると、抱雛していたメスが出ていく。
オスは柔らかそうな餌を持ってきた。
オスが巣に入り、抱雛を行う(メスが戻るまで巣に入ったままだった)。
アカゲラのオスは、抱卵も抱雛も行うのだ。
メスが戻ってきて合図を送ると、オスは雛の糞をくわえて出ていく。
餌をくわえて巣に入るメス。
餌をくわえて巣に入るオス。
梅雨の季節の森の中は虫だらけ。雛の餌は簡単に集まるのだ。

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アカゲラの巣

2016-06-11 17:36:28 | Birds
今年は、私の日常的な探鳥圏内に、アカゲラの巣が4つ、アオゲラの巣がひとつ出現した。
望遠レンズと三脚とテントをかついで巡回し、少しずつ撮影している。
重い荷物を持って歩き回り、窮屈な姿勢で撮影するので、体の節々が痛い。蚊に刺されてあちこち痒い。
シラカバの枯木の幹で営巣中。幹は腐りかけていて樹肌は美しくない。
オスがたくさんの虫をくわえて持ってきたが、虫があばれて顔面を動き回っている。
4つのアカゲラの巣のうち、3つはシラカバの枯木に作られていた。
アカマツの幹で営巣中。
オスが大量の餌をくわえて持ってきたところ。
巣の入り口は松脂でべとべとのようだ。雛も松脂まみれになっていないか心配になる。
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