フクロウの生息する高原・清里より

八ヶ岳と周辺の生き物を紹介

チャナメツムタケ

2019-10-26 17:25:32 | Mushrooms
チャナメツムタケは豊作。比較的大きな群生をいくつも見ることができた。
今年は、きのこが総じて不作だったが、シーズンの終わりにチャナメツムタケがたくさん発生してくれた。
ヤマブシタケ
茄子と一緒に素揚げしてから南蛮漬けにしてみた。
味は良かったが、きのこを素揚げすると小さくなってしまう。
今月は7個のヤマブシタケを見つけることができた。
シモフリシメジ
ムキタケ
クチベニタケ
枯木に発生したゴムタケ

ヤマブシタケ

2019-10-20 17:29:49 | Mushrooms
この木では、3年連続してヤマブシタケの発生が確認できた。
認知症に効果があるため注目され、最近では栽培品も市販されている。
私は玉ねぎと混ぜてかき揚げにしたり、パスタの具材として利用する。
5cmほどのヤマブシタケの幼菌。
チャナメツムタケ
クリタケ
エノキタケ
ツバアブラシメジ
ハナイグチ
ムキタケ
オオワライタケ
イボテングタケ
ヒトヨタケの仲間
ハイイロシメジ?
ムラサキゴムタケ?
オニナラタケ
生きたヤエガワカンバの大木にオニナラタケが大量に発生していた。
ナラタケは、強力な木材腐食菌であり、倒木や枯木を分解して森の新陳代謝に役立つが、生木に寄生して枯らす病原菌でもある。
このヤエガワカンバもすぐに枯れてしまうだろう。
今年はオニナラタケが目立つのが気になる。

秋景色の赤い橋/ニホンジカの食害と台風による倒木

2019-10-20 17:26:21 | Scenery
川俣渓谷にかかる赤い橋
この付近は、ミズナラ、ブナ、シラカバ、ハンノキ、モミジ、カエデなど、多くの樹木が見られる。
台風で倒れたコシアブラの木。
この木はまだ生きていたが、ニホンジカにより樹皮がかじられていて、強風に耐えられず倒れてしまった。
このミズナラの木も同様。
八ヶ岳山麓の樹木は、ニホンジカによる食害が深刻になっている。
樹皮をかじられた樹木は、生物学的・物理的に弱くなり、木材腐朽菌などが寄生して枯れてしまったり、強風で倒れたりする。

カヤタケ

2019-10-13 18:39:15 | Mushrooms
昨日は強烈な台風(19号)が通過した。
北杜市全域にも避難勧告が出されたが、幸い自宅周辺は思ったほど風雨が強くならず、危険を感じることもなく、被害もなかった。
最近、平時の停電が何度もあったため警戒していたが、停電にもならなかった。
カヤタケは、晩秋によく見られる。比較的大型で目立つきのこ。
ホテイシメジもカヤタケ属のきのこ。
キヒラタケ
チャナメツムタケ(大雨の後なので鱗片が落ちている)は、晩秋に大量に発生する美味しいきのこ。私は味噌汁の具にする。
ハナイグチの群生
ツバアブラシメジ
シロナメツムタケ
ザラエノヒトヨタケ
キララタケ
ヌメリスギタケモドキ
ウスヒラタケ
ナラタケが巨木の枯木に発生していた。この巨木では、これまで何度もキツツキ類が営巣している。
アシグロタケ?
ムキタケ
森の中は、紅葉・黄葉が始まっている。

ナラタケ

2019-10-05 17:45:59 | Mushrooms
ナラタケ
ヒイロチャワンタケ
サンゴハリタケモドキ(ウラジロモミの枯木に発生)
ムキタケ
ハナイグチ
キノボリイグチ
クリタケ
アカモミタケ
コガネテングタケ
マスタケ
ヌメリスギタケモドキ
アイコウヤクタケ
名前の通り、藍色の膏薬(塗り薬)状のきのこであり、きのこっぽい姿にはならない。
トビイロノボリリュウタケ
ヒトヨタケの仲間(近くには、黒く液化した菌もみられた)
ホウキタケの仲間
暗い紫色の大型のきのこ。毎年ウラジロモミの林に発生する。

ヤマグリ/ヤマブドウ/オオウラジロノキ/サルナシの実

2019-10-05 17:43:32 | Trees
今年はきのこが大不作。サンマも記録的な不漁。秋の味覚は、木の実で楽しむ。
ヤマグリは比較的豊作。
台風により青いうちに落ちてしまった実もあるが、強風に耐えて美味しく熟した実がぽたぽたと降ってくる。
炊き込みご飯にして食べる。
ヤマブドウは不作のようだ。
オオウラジロノキ(オオズミ)の実の果実酒
オオウラジロノキの下には大量の実が落ちていて、リンゴに似た甘い香りが立ち込めている。
サルナシの実
少し柔らかくなったら食べごろであり、キウイとよく似た味で美味い。