フクロウの生息する高原・清里より

八ヶ岳と周辺の生き物を紹介

ムラサキアブラシメジモドキ

2024-08-31 16:08:28 | Mushrooms
今月は月初から雨の日が多かったが、今週は迷走台風の影響で毎日のように雨が降った。
森の中では、秋のきのこが少しだけ見られ始めた。
ムラサキアブラシメジモドキ(秋のきのこ)
アカヤマタケ(秋のきのこ)
アオイヌシメジ 秋の初めに良く見られる
落枝から発生したガーネットオチバタケ
スギタケモドキ?
ヌメリツバタケ
ウスヒラタケ
シワチャヤマイグチは30本ほど見られた。

コガネヤマドリ
ススケヤマドリタケ
タマゴタケ
タマゴタケモドキ
ヌメリガサ科
ヌメリガサ科
ハナガサタケ
サクラタケ
ハナホウキタケ
チシオタケ
サンコタケ
キホコリタケ 逆三角形型の基部が特徴

ガーネットオチバタケ

2024-08-24 17:12:54 | Mushrooms
20本あまりのガーネットオチバタケの花畑が見られた。
落ち葉から発生したガーネットオチバタケ
簡易暗室で撮影 ISO 25600, F3.5, SS30秒
ひとつ上の写真で落ち葉の色が薄くなっている場所で発光している(子実体は発光しない)。
菌糸が広がって落ち葉の成分を分解した場所が退色し、得られたエネルギー(ATP)でルシフェリンを発光させる?・・・知らんけど
小川沿いに発生したアカヤマドリ
傘が開くとひび割れる
シワチャヤマイグチ
ヒイロベニヒダタケ
サマツモドキ
コケイロサラタケ
ウラムラサキ
サクラタケ
ニカワハリタケとマメホコリ(変形菌)

イタモジホコリ(Physarum rigidum)と変形菌

2024-08-24 16:20:36 | Slime molds
子嚢が平べったい円盤型のイタモジホコリ(朽ち木から発生)
シロモジホコリ(イタモジホコリと同じ朽ち木から発生)
アオモジホコリの未熟子実体(イタモジホコリ&シロモジホコリと同じ朽ち木から発生) 上部のネバネバは変形体っぽい
3種のモジホコリの仲間が同じ朽ち木から発生しているのは、'ひとつなぎの大秘宝 '?
アオモジホコリ(別の朽ち木から発生)
ホソエノヌカホコリ?の未熟子実体(朽ち木から発生)
モジホコリの仲間(落枝から発生)
子嚢の底が暗い色のやつ
ツヤエリホコリ(朽ち木から発生) 銀色の子嚢壁がはがれやすい。
朽ち木上の1m近い幅に広がっていた。
クモノスホコリの未熟子実体(朽ち木から発生)
フシアミホコリ(朽ち木から発生)
落ち葉の上を這う変形体
どんな子実体を作るかな?・・・夏休みの自由研究の素材に良さげ

変形菌の子実体はとても小さく、長時間しゃがみ込んで観察・撮影していると腰が痛くなる。
そんな時にテレビショッピングを見ていて、エアウィーヴのマットレスを衝動買いしてしまった。
スプリングマットレスとは感触が違い、なかなか良い。高かったが・・・

コイヌノエフデ

2024-08-19 20:11:27 | Mushrooms
6年ぶりにコイヌノエフデに遭遇した。
前回コイヌノエフデを見た2018年は、秋のきのこが驚愕の大豊作だった。
今年はどうだろう。
昨年は夏から秋にかけて雨があまり降らず、きのこは不作だった。
今月は3日と空けず雨が降っていて土が乾く間もない。
このまま気温がすっと下がれば良いのだけれど。
キナメアシタケ幼菌 ミズナラの幹から発生
カサヒダタケ
センボンイチメガサ
イヌセンボンタケ
ツノシメジ
枯木から発生したイグチの仲間 傘は1cm程度
ドングリから発生したビョウタケの仲間

シロジクキモジホコリ(Nannengaella mellea)と変形菌

2024-08-10 16:49:35 | Slime molds
シロジクキモジホコリの未熟子実体(落ち葉から発生)
変形体から子実体が作られつつある。
コシロジクキモジホコリの未熟子実体(落枝から発生)
アオモジホコリ(朽ち木から発生)
アオモジホコリの未熟子実体
サカズキホコリの仲間の未熟子実体(落枝から発生)
クモノスホコリ(アカマツの朽ち木に発生)
アミホコリ(?)(ウラジロモミの朽ち木に発生)
子嚢はとても小さく(0.5mm以下)、撮影が難しい。
アミホコリの仲間
今日は、アカマツ林の3ヵ所でこの変形菌が見られた。
子嚢はアミホコリよりも大きい。
柄は赤褐色で上部の色が濃い。
ヒメカタホコリ(?) 柄は黒い。
クダホコリ
マメホコリ
ツノホコリ
子実体が作られつつある。
タマツノホコリ

ダイダイガサ

2024-08-10 16:45:59 | Mushrooms
今週は毎日のように夕方以降に雨が降った。
ゲリラ雷雨もあり、降水量は多かったものの、夏きのこはあまり発生していなかった。
ダイダイガサ
傘が開くにつれて、オレンジ色が薄くなっていく。
カブベニチャ
ガーネットオチバタケ
チチタケ
ニカワハリタケ
サンコタケ
ヤマグリの雄花穂から発生した小さい不明きのこ

ジクホコリ(Diachea leucopodia)と変形菌

2024-08-03 16:57:50 | Slime molds
子嚢が虹色に輝くジクホコリ(落枝から発生)
落ち葉の両面から発生したジクホコリ
20-30枚の落ち葉と生草に広がった大群生が見られた。
落ち葉から発生したヨリソイフクロホコリ
変形膜が分かりやすい。若い子実体と思われる。
ヨリソイフクロホコリ
子嚢が密着している。
クラカタホコリ
子嚢は中央が凹む鞍型
同じ形で子嚢と柄が黄色いタイプが複数個所で見られた。
同種か別種か不明
カタホコリの仲間(ゴマシオカタホコリ?)
サカズキホコリ
ホネホコリ
ホネホコリとサカズキホコリ
この落ち葉には、コシロジクキモジホコリを含めて3種の変形菌が同居していた。
変形菌は、ひとつの落ち葉や朽ち木に3種以上同居していることが珍しくない。
ガマグチフクロホコリ
がま口財布のような形態

コシロジクキモジホコリ(Physarum cremiluteum)と変形菌

2024-08-03 16:43:20 | Slime molds
落ち葉に発生したコシロジクキモジホコリの未熟な子実体
宝石のようにきらきらしている。
朽ち木からも発生
成熟するとひび割れて胞子を放出する。
モジホコリの仲間 
ヤマグリの雄花穂にびっしりと発生
コシロジクキモジホコリに似るが、子嚢底部が暗い色で、柄が淡黄色。
未熟な子実体
朽ち木に発生したシロジクモジホコリ
ホソエノヌカホコリ
クダホコリ
ススホコリの仲間の変形体
黄色い変形体は、立ち枯れの木の樹皮の下に広がっている(単細胞なので黄色い部分は全て連結している)。
3日後に同じ場所を撮影
子実体が形成され、胞子を飛ばしていた。
朽ち木の裏側に2種類のヨコバイの仲間がいた。
左下の白いものは、胞子をほとんど飛ばし終えたモジホコリの仲間

ヒメロクショウグサレキン

2024-08-03 16:40:08 | Mushrooms
ヒメロクショウグサレキン
シワチャヤマイグチ
バライロウラベニイロガワリ?
ヒナノヒガサ
ヒイロガサ?
ウスヒラタケ
アラゲキクラゲ
チャワンタケの仲間 深い緑色の美菌
パイプタケ
1mmに満たない小さなきのこ
ヒポクレア フラボビレンス