フクロウの生息する高原・清里より

八ヶ岳と周辺の生き物を紹介

フクロウ, Ural owl, Strix uralensis

2014-01-11 12:26:01 | Birds
八ヶ岳山麓のフクロウの生息地域は、厳冬期には氷点下20℃以下まで気温が下がる極寒の地である。
しかし、厳冬期こそ、寝ているフクロウを見つけるチャンスである。
厳冬期のフクロウは、陽当たりの良い場所で、太陽に腹を向けて、体を温めるようにして寝ているのだ。

清里周辺には、フクロウの縄張りを通る遊歩道がいくつもあり、静かに歩いていくと、寝ているフクロウが見られることがある。
非常に警戒心の強い鳥であるが、爆睡しているときには、ほんの数メートルほどの距離まで接近できることもある。
http://blog.goo.ne.jp/kiyosato_001/e/b3b10bf05b883a75d75b01c141a500b1
10メートルほど離れた場所で寝ているフクロウを見つけた。
しかし、遊歩道はフクロウの北側に位置し、フクロウはこちらに背を向けている。
南側に回り込むことができないので、ここから観察することにする。
寝ているフクロウは、人間の足音にはそれほど反応しないが、一眼レフのシャッター音ですぐに目を覚ましてしまう。
消音モードにして電子音を消しても、ミラーをたたむ音が大きすぎるのだ。
最近はキャノンの一眼レフを使っているが、ニコンよりもキャノンのほうがシャッター音が大きいように思う(機種にもよるだろうが)。
首をぐるりと180度回転させてこちらを見た。

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