フクロウの生息する高原・清里より

八ヶ岳と周辺の生き物を紹介

エノキタケ

2017-09-30 20:24:17 | Mushrooms
ヤナギの倒木に発生したエノキタケ。
寒い時期にゆっくり成長するきのこだが、黄色いうちが食べごろと思う。味噌汁がとても美味い(栽培品とは全然違う)。
新しい倒木ほど、立派なエノキタケが発生するようだ(古い倒木に発生したエノキタケは小さい傾向がある)。
ヌメリスギタケモドキ。八ヶ岳山麓では、梅雨入り前から晩秋まで、主にヤナギの木(生木、倒木、枯木)に断続的に発生する。
エノキタケが発生していた場所のすぐ横のヤナギの幹に発生していた。
このきのこがヤナギを枯らせてしまえば、エノキタケが発生しそうだ。
ウラジロモミの枯木に発生したサンゴハリタケモドキ。
サンゴハリタケと違いがあるようには見えないが、針葉樹に発生するのはモドキのほうらしい。
キンチャワンタケ
クリタケ。背後に見える黄色い小さいきのこはニガクリタケ(毒)。
コウタケ
ニカワハリタケ
ベニテングタケ
アシナガタケ。木漏れ日がスポットライトのように当たっていた。
ツチスギタケ?
ハラタケ科のきのこ?ひだは黒っぽい。



ナラタケ

2017-09-23 22:31:05 | Mushrooms
枯木に発生したナラタケ。味噌汁に投入。
渓流の倒木に発生したヌメリスギタケモドキ(-1露出補正)
倒木の裏側から発生したヌメリスギタケモドキ
渓流の倒木に発生したフチドリツエタケ。20本ほど群生していた。
美しいきのこだが、渓流の中の石に乗って無理な体勢で撮影したので、あまりきれいに撮れなかった。
腐りかけの倒木に発生したエノキタケ。
今年は、きのこの発生順序がめちゃくちゃである(エノキタケは、八ヶ岳山麓では晩秋と早春に発生、平地では主に冬に発生)。
ハナイグチ。味噌汁に投入。
カラマツベニハナイグチ
キノボリイグチ
ヤマイグチ
ワタカラカサタケ
ツバフウセンタケ
ドクツルタケ?(猛毒)
ネズミシメジ(毒)
先週末の台風の通過で強風が吹き荒れ、森の中では、熟していないドングリや栗の実が大量に落ちていた。
動物や野鳥たちに影響がないか心配である。

ハナイグチ

2017-09-16 13:49:48 | Mushrooms
これまでに経験したことがないほど、きのこは不作である。
直売所をのぞいても、野生のきのこは全く並んでいない。
この3連休中の台風の通過でまとまった雨が降る見込みだが、今年はもう回復しそうにない。

今年はサンマが「今までにない不漁」だという。
スーパーへ行っても、新サンマは痩せていて、少ししか並んでいない。

山の幸も海の幸も乏しい秋。地球の未来に悲観的になってしまう。
ハナイグチは、八ヶ岳周辺では「ジコボウ」と呼ばれ、人気がある。
豊作の年には大発生するきのこだが、今年はとても少ない。3年連続の不作。
ヤマイグチ(不作)
オオキノボリイグチ(平年並み)
ベニテングタケ(不作)
カラカサタケ(平年並み)
ハナガサタケ
ホンシメジ?
スミゾメシメジ?(黒変する)
ノウタケ幼菌?
ホコリタケ
ハンノキイグチ?

ヒメベニテングタケ

2017-09-09 19:08:15 | Mushrooms
例年なら美味しい秋のきのこがザクザクと採れる時期なのに、相変わらずきのこの発生はとても少ない。
今年は、春きのこ、夏きのこが不作で、今のところ秋きのこも不作である。
温暖化が進めば、雨が増え、きのこの発生も増えると妄想していたのだが、雨の降り方が偏り過ぎているのだろう。
ヒメベニテングタケ幼菌
上品な色合いが良い。
ベニテングタケは不作だが、ヒメベニテングタケはやや豊作。
カバイロツルタケ
ハタケシメジ
美味しいきのこ。
アオイヌシメジ
アイシメジ(?)
アイシメジやキシメジの仲間は不作。1本だけ見つけた。
ツノシメジ
クリフウセンタケ
ショウゲンジ
キショウゲンジ
チシオタケ
ハナホウキタケ?(毒)



オオキノボリイグチ

2017-09-02 23:01:29 | Mushrooms
オオキノボリイグチ
ベニヤマタケ
ハナイグチ
ショウゲンジ
ワタカラカサタケ
オニイグチモドキ
サクラシメジ
ウスヒラタケ
ニガクリタケ(毒)
ギンリョウソウモドキ
きのこウォッチングをしていると、ギンリョウソウやギンリョウソウモドキ(どちらも色素のない植物)に出会う機会が多い。
発生時期からギンリョウソウモドキのほうと思われる。