フクロウの生息する高原・清里より

八ヶ岳と周辺の生き物を紹介

ワカクサタケ

2015-08-29 13:40:49 | Mushrooms
秋の始めらしく、カラフルなきのこが目立ち始めた。
ワカクサタケ
緑色の厚い粘液に覆われた美しいきのこだが、渇くと黄~橙色になってしまう。
(緑色は粘液の色であり、きのこ本体は黄~橙色なのだ)
ムラサキアブラシメジモドキ幼菌
ヒイロガサ
キイボカサタケ
ヌメリイグチ(?)
ハンノキイグチ
不明
ひょろ長いアオイヌシメジ

今週は毎日のように雨が降り、来週も雨がちの日が続く見込みになっている。
この時期に雨が多すぎると、松姫のように成長の遅い大物きのこが地中で腐ってしまう。

チチタケ

2015-08-22 14:25:21 | Mushrooms
山を歩くと、たくさんのチチタケが発生していた。
状態の良いチチタケは、軽く触っただけで乳液が吹き出してくる。
乳液は手に付くと、少しイヤな匂いがして、べたついて落ちにくい。

油で十分に炒めてから、茄子を加えてさらに炒め、酒・みりん・醤油で味付けると美味い。味噌炒めにしても良い。
クロチチタケ
コウタケ
今年見つけた4つ目のコウタケのシロ。
昨年までに何度か歩いたことのあるルートで、今までコウタケを見たこともなかった場所でコウタケが見つかるのだ。
今年はコウタケが豊作なのか、単にタイミングが良かっただけなのかは分からない。
コウタケ
ニカワハリタケ
カノシタの仲間?
普通のカノシタと比べて、傘は大きく(10cmほど)ぶ厚く、がっしりしている。
コウモリタケ
亜高山帯では、ハナイグチの幼菌がぽつぽつと顔を出していた。
ドクヤマドリ
ショウゲンジ
タマゴタケ
オオキツネタケとサンコタケ
ホウキタケ科のきのこ

シワチャヤマイグチ

2015-08-08 16:00:44 | Mushrooms
シワチャヤマイグチ
ヤマイグチ幼菌
ドクヤマドリ
夏の八ヶ岳の亜高山帯には、多数のドクヤマドリが発生する。
ヤマドリタケモドキ?
窮屈な場所に発生したアカヤマドリ
コウタケ
イボの落ちたベニテングタケ

ベニテングタケ

2015-08-02 15:08:43 | Mushrooms
ベニテングタケ
タマゴタケ
タマゴタケ
コウタケ
コウタケは針葉樹林(松など)に発生するものと広葉樹林に発生するものがあるようだ。
(昨日掲載のコウタケは針葉樹林のもので、このコウタケはコナラ林のもの)。
多くの図鑑では秋のきのことされているが、八ヶ岳では夏きのこのようだ。
ムラサキホウキタケ
チチタケ
アカヤマドリ
大型のきのこで美味しい。
パスタとの相性が良く、クリームパスタが定番のようだ。
http://green.ap.teacup.com/kinokosansai/323.html
キアミアシイグチ?
ニガイグチモドキ?
イグチ科のきのこ
オニイグチモドキ
ベニナギナタタケ
テングタケ科のきのこ?

コウタケ

2015-08-01 14:14:57 | Mushrooms
暑いのが大の苦手な私は、扇風機の前で猫のようにゴロゴロしていたい季節。
それでも、重い腰を上げて山を歩くと、多くのきのこたちが出迎えてくれる。

下界は猛暑であるが、八ヶ岳では適度に雨が降り、適度にきのこが発生している。
コウタケ幼菌(傘は1-2cm程度)
傘の表面の突起(ささくれ)が特徴的なきのこ。
まだ食べるには早い。
食べごろのコウタケ(傘は10cmほど)
とても香りが良く人気がある。
乾燥させてから戻して炊き込みご飯にするのが一般的だが、そのまま焼いても美味い。
食べごろを過ぎたコウタケ(傘は25cmほど)
内部にはかなり虫が入っている。
ハナビラタケ
アンズタケ
キアブラシメジ
アミタケ
イグチ科のきのこ
タマゴタケ
タマゴタケ
クサハツの仲間