カワガラスの巣作り＆引っ越し

一週間前、雪深い渓谷を歩いていると、遊歩道からわずか7-8mの岩に、大量の苔を使った30cmほどの巣が出現していた。
馬鹿でかいミソサザイの巣？と一瞬思ったのだが、すぐに中からカワガラスが飛び出してきた。
作り始めのカワガラスの巣だったのだ。
カワガラスは、滝の中などに巣を作ることが多いが、縄張り内に滝がなければ、このような場所に巣を作ることもある。

カワガラスはとても警戒心が強く、巣の近くを人間がうろつくと、巣を放棄してしまうことがある。
この場所で営巣するのは無理だろうと思いつつ、素早く巣を撮影して立ち去った。

そして今週・・・

巣のあった場所へ行くと、巣はわずかな痕跡を残して消えていた。
おそらく、近くを人間が通ることに気づき、巣材ごと引っ越したのだろう。
もっと良い営巣場所が見つかれば良いのだが・・・
周囲では、繁殖期に特有のカワガラスの囀り声が聞こえていた。

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雪の中のウソ＆アカウソ, Eurasian Bullfinch

雪の中で10羽ほどのウソとアカウソの混群が鳴いていた。
ウソは体が大きいのに、か細い声で鳴くのだ。

リョウブの実を食べている。

アカウソ

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アトリ, Brambling

八ヶ岳では、1,000羽近いベニヒワの大群が出没している。
しかし、カメラマンも群れをなしているので、撮影には参加せず、静かな場所で野鳥観察をしている。

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ベニマシコ, Long-tailed Rose Finch

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ダイサギ, Great Egret

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シロハラ, Pale Thrush

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コガラ, Willow tit

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ニホンジカ

雪の中の草を食べていたところ。

もう一頭やってきて、こちらを見ている。二頭ともまだ若いようだ。
少し痩せているように見えるが、餌が不足しているのだろう。
八ヶ岳山麓では、春先にかけて、餓死などによるシカの死骸が急増し、悪臭を放ち、カラスが集まるようになるのだ。
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ニホンカモシカ/雪の渓谷(1)

渓谷の急斜面を回り込んだところで、出会い頭にカモシカと遭遇した。
もう少し距離をとって、撮影することにする。

長い立派な角を持っている。年配の個体のようだ。

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ニホンカモシカ/雪の渓谷(2)

↑の個体とは、2kmほど離れた場所にいた別の個体。
角が短いのでまだ若いようだ。
近くでは、シカ狩りの銃声が響いていた。間違って撃たれなければいいのだけれど。

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