城郭探訪

yamaziro

下笠城 近江国(草津)

2014年10月22日 | 平城

お城のデータ 

所在地:草津市下笠町      map:http://yahoo.jp/Zvbetl

現 状:畑地

区 分:平城

築城期:南北朝期:宝徳四年(1452)

築城者:下笠信濃守

城 主:下笠高賀・下笠信濃守・三郎左衛門弼之

遺 構:微高地

戦 い:永禄九年(1566) ●下笠信濃守・三郎左衛門弼之父子 VS 〇 青地城主 青地駿河守茂綱

廃 城:戦いに敗れて滅ぼされた。その後の下笠城は廃城。詳細不明。

駐車場:路上駐車

訪城日:2014.10.21

お城の概要

 下笠地区は、旧草津川と葉山川に挟まれた平野にあり、下笠城はその間をいくつも流れる用水川の一画にあります。眼前を浜街道が通り、また真東に向かえば草津の宿に至ることから、交通の要衝にあったものと推測されます。

 城中や市場といった小字が残っていますが、遺構なし。微高地・竹林。

下笠駐在所裏手の、宅地および更地となっているあたりが下笠城跡とされています。周辺に対してやや微高地となっており、これが唯一の城の面影ということだそうです。

歴 史

 下笠氏の居城とされる。下笠氏の出自は不明だが、下笠城北東の老杉神社の社伝によると、宝徳四年(1452)に下笠高賀なる人物が社殿を造営している。したがって、このころまでに下笠に城館が営まれていたものと推測される。

永禄九年(1566)、笠信濃下守・三郎左衛門弼之父子は青地城主青地駿河守茂綱と戦い、敗れて滅ぼされた。その後の下笠城については不明である。

参考資料:滋賀県中世城郭分布調査、淡海の城、 日本城郭大

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