2013年になった。
昇る朝日に変わりはなく、
「日和違い」のマクラ風に云う「お天気は日々お天気をやっているだけ」なのだが、
見る者はそこに意味を見出し、気持ちを入れ替え、「節目」とする。
それもまた、悪いものではない。
人生75年、と考えれば、
さらに生きて老醜を晒すのか、はたまたその前に濁世からオサラバできるのか、はさておき、
概ね半分を過ぎたことになる。
日々老い、記憶力は衰えていく中、
様々な経験や知識、ある種の「勘」で世を渡っていく必要がある。
その現実を踏まえ、思ったこと、考えたことを「還元」と称して発散していきたい。
正+反→合の繰り返しで認識が深まり、
社会が発展していくという弁証法的思考は、万能でないにせよ正しいと思うのだが、
右+右→さらに右、の繰り返しで徐々に権威主義化・右傾化しているのが現状。
ここに誤用的に「流れに棹を差し」、
猫だまし、足取り、無双を切っていきたいと思う。