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節分の日の終わりに
駆け込みで
恵方巻
と
福豆
と
エビスビール
歳の数の豆を
頬張るのは
なかなかの
拷問だわ
なんて
言い訳しながら
ビールで
流し込む
今日も
いろんなお客さまが
いらっしゃったな
ほろ酔いかげんで
振り返る
鬼みたいに
赤い顔して
プンプンしてる方も
いれば
福の神みたいに
シアワセのおすそ分け
なんて
サラッと
笑顔をくれる
ヒトもいる
みんな
自身の中の
鬼と闘ったり
福を信じたかったり
ワタシは
神じゃないし
ワタシ自身にも
鬼と福が
居合わせている
前は
訪れたヒト
みんなが
帰る時には
笑顔に
なってくれるような
店づくり
や
おもてなし
を
目指すぞ!
なんて
意気込んでいたけれど
それは
驕りだと
気付かされる
喫茶店は
あくまでも
通過点
抱えた荷物の
一時預かり所
キチンとした仕事
出来るだけ
平常心での対応
一緒に
一喜一憂していたら
味も
カラーも
ブレちゃうよね
相手に流されない
と
いうコト
は
相手を信じている
と
いうコト
きっと
このヒトなら
大丈夫
このヒトなら
越えられる
そう
想えば
動揺したり
感情移入しないで
済むのかも
しれない
鬼も福も
飼い馴らせ
鬼も福も
愛してみよう
鬼も福も
自身が
招き入れて
いるのだから
きっと
鬼も福も
それなりの
覚悟を決めれば
案外
可愛いヤツ
かも
よ
案外
新しい自分に
出逢わせてくれる
かも
よ