させぼ moonlight serenade

自身の取扱説明書です
きっと

キット、ホシカッタ

2017-02-08 08:40:54 | 日々のこと


「上手に描こうなんて

想わないでいい。

塗り重ねていけばいい。

ただ

想うままに。」




時が経てば経つほど

沁み入るコトバ



そのヒト



くれた




時が経てば経つほど

そのヒト



そのコトバ



より

近くに感じるのは

如何してだろう







日めくりカレンダー



ように

日々を

やり過ごし

終えるコトに

夢中に

なっている

昨今



充実は

しているけれど

何処か

充足感を

捉えられずにいた



そんななか

近頃

気の合う

友人が

不意に

くれた

プレゼント








「ここ数年

毎年

ヒトツ

新しいコト



してみたかったコト



叶えているの


・・今年は

絵を描いてみたいな」



そう

先日

カノジョに

決意表明したのを

憶えていてくれて

虹のカケラで

創ったような

パステルカラーの色鉛筆



馴染みあるスケッチブック



与えてくれた




不意のプレゼント



でも



真意あるプレゼント





ヒトは

本来

自身で

答えを

決めたり

用意出来ちゃう

然りとした

生きモノ




その割に

自信を無くしたり

欲張ったり

迷ったり・・・

案外

厄介な生きモノ

でもある




そんな時に

導のように

差し出される手に

どれだけ

救けられ

どれだけ

掬われるか



他者との関わり



意味深さ



知る




この

きっと欲しかったモノ。





自身では

手に入れるコトの無かったモノ。





かの

小池一夫氏



おっしゃっていた




ヒトのココロの治療薬

には



「時間薬」





もうヒトツ




「人薬」





在るんだ






たしかに

たいした

傷口じゃなくても

場所によっては

ヒリヒリ痛む



また

痛みの感覚は

鈍くても

深く傷ついている時も

在る


そんな時に

不意に

触れてくれる

「人薬」





砂糖菓子みたいに

鮮やかな

きっと欲しかったモノ




その向こう



見えるのは

笑顔の

カノジョ




いつか

貴女を

描いてみたい





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真冬の夜の夢

2017-02-08 08:11:37 | 日々のこと


(沖縄で見つけたナポレオンフィッシュの
箸置き♡可愛いねぇ〜)




昨日

寝坊助の

末ムスコを

起こしに行くと

ココロなしか

顔色が悪く

汗を掻いていた



・・熱はナイ




どうしたの?

そう

尋ねると




「金縛りにあったっさ」






「・・そ、そう。まさか、何か見た?」



何食わぬ顔を装い

尋ねてみると



「うん・・・おじさんの後ろ姿。」





そう

引きつった顔で

応えた




何だか

一日中

気が気じゃなかった



感性が鋭い

友人に

相談しようかとも

想ったが

心配かけたくなかったので

黙っていた






自宅に戻り

家人に話すと




「(ワタシが)戦争遺構とか

歩き回るけん

連れてきたっちゃないと?」





半ば冗談ながらも

ワタシが

危惧していたコトを

ズバリ云われ

ドキリとした



いやいや

敬意を持って

散策させていただいたし

慰霊碑にも

キチンと

御詣りさせてもらったよね⁈



アレじゃ足りなかったのかな・・



献花とか

御神酒とか

あげれば良かったのかな・・



ヒトの好奇心は

時に

偉大なる発明をもたらし

時に

無作為に

誰かを傷つけたりもする



そんなコトまで

考え出したら

なんだか

すごく

自責の念に駆られ始めた




呆れたのか

飽きれたのか

家人が



「だいたい

疲れた時に

なるとよ

金縛りって。

気にし過ぎよ・・

もう寝るばい」





2階に

上がって行ったので



「あ!

末ムスコが

電気付けっ放しで

寝ているはずだから

覗いて見・・て!」




云い掛けた瞬間



「あっ!

昨夜も

末ムスコの部屋

電気消してくれた⁇」



そう

尋ねると



「あぁ〜消したかも・・」





ヤッタ!!




おじさんの後ろ姿

イコール

家人の後ろ姿



この図式でいこう!!




実際は

どうであれ

病は気から

恐れも気から




寝惚けた時に

天井の木目すら

ヒトの顔に

見えたもんだよね

子どもの頃は



一先ず

盛り塩は



施して

ムスコを

安心させて



今朝

尋ねると

昨夜は

何もなかったと

云ったので

ホッとした




真冬の夜の夢




現実は小説より奇なり




でも・・・そういえば

やたらに

ワンコが

ワタシを

不思議そうな顔で

眺めていたのは

アレ・・・何だったんだろう⁈




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