あたたかい
お茶
を
いただく
そんな
一日の始まり
を
いとしく
想う
ふと
湯呑みの底に
目をやると
知らぬまに
茶渋が
くっきりと
付いていた
あらら
毎日
洗っていても
知らず知らず
澱は
其処へ
少しずつ少しずつ
留まっていくんだね
どうせまた
汚れるから・・
そうやって
やり過ごしていくと
きっと
お茶も美味しく
頂けないし
お茶の時間すら
大切に出来なくなっちゃうかもね
ていねいにくらす
それは
当たり前のコトを
当たり前に
こなしていくコト
言い訳をする前に
後回しにする前に
憧れのヒト
が
バッサリ
髪を切ったのを
真似て
潔く
バッサリ
切ってきた
ムスメ
か、か、かっこいい
(ありがとう!ユッチャン♡)
眩しい時代を
生きる
カノジョを
羨ましく
想う
そして
カノジョの
行動力
を
誇りに
想う
無いモノや
失われゆくモノに
口を尖らせている
四十路半ば
なりたい自身
って
なんだろう
なりたい自身
って
なんだったっけ?
きっと
多くは望まない
なんて
嘯きながら
諦めきれない渦に
飲み込まれそうに
なった時には
誰かに
何かに
責任の所在を
お引っ越しさせて
いやしないだろうか?
なりたい自身
そう
それは
健やかでいるコト
他者に
気を取られず
他者に
振り回されず
軸が
ぶれない
健やかなる
自身
たった
それだけ
を
とても
むずかしく
してしまったのも
きっと
自身
さぁ
もういちど
廻れ
すべて
が
自身へ
還ってくる
そう
想い起こして