あの時
たしかに
キミは
ボクを
見て
笑った
それは
愛情とは
少しずれた
親しみを込めたモノ
だったけれど
理由なんか
どうでもよくて
ただ
キミが
ボクにむかって
微笑んでくれた
という
事実だけが
ボクを
セカイの中心へ
押し戻してくれた
ボクであって
ボクじゃないような
日々を過ごしている
この頃の
ボクを
大丈夫だよ
振り返れば
すべてが
アナタの道と
なっている筈だから
と
知ってか
知らぬか
定かでは
ないけれど
認めてくれたんだ
背中を
優しく
撫ぜてくれたんだ
あの時
たしかに
キミが