昨日
職場
で
同僚
の
女のコ
と
話していたら
「今度の日曜、オレ暇やけん!って
お父さんから LINEが入って来るんですよ〜
たぶん、一緒に海に行きたいとやろうけど
ずっと喋りっぱなしやけん、マジ、うるさか」
と
カノジョ
は
面倒くさそう
な
台詞
を
すんばらしい
笑顔
で
スラスラ
話していたので
親子
の
仲良しぶり
が
とても
強く
伝わってきた
・・きっと
日曜日
は
アロハシャツ
着た
お父さん
の
お喋り
を
はいはい
と
テキトー
に
相槌打ちながら
カノジョ
は
波の音
を
聴くんだろうな
ニコニコ
しながら(笑)
羨ましいなぁ〜
と
想ったけれど
ワタシには
もう
父
は
居ないから
せめて
も
と
夕方から
父
との
想い出
の
海
へ
車
を
走らせた
父
が
亡くなる年
の
夏
一時退院
して
数日
体調
と
気分
が
良かった
ので
一緒
に
趣味だった
魚釣り
を
した
場所
何故か
鱧
が
釣れ
ビックリしたけれど
板前だった
父
は
あっという間
に
骨切り
して
小さな白い花
みたい
に
器用に
捌いてくれた
っけ
あれ以来
鱧
なんて
食べる機会
は
無いけれど
きっと
あんなに
美味しい
鱧の天ぷら
を
食べるコト
も
もう
無いんだろうな
感傷的
に
なりながら
も
淋しい
のは
ニガテ
なので
首
を
ブンブン
横
に
振り
またまた
シュノーケリング
雲間から光が
そう
其処
は
西の端
海面
から
見上げる
夕陽
とても
綺麗だったなぁ
ひとりぶん。
の
足跡
を
砂浜
で
振り返り
振り返り
帰り途
雨が
降り出したけれど
なんだか
代わりに
空が
泣いてくれた
気
が
して
少しだけ
救われましたよ
お父さん
に
そっくり
ね
と
幼少の頃
は
云われて
きたけれど
歳
を
重ねて
お父さん
が
大好き
だった
お母さん
に
似てきたね
って
云われる
のが
とても
うれしい
今日
この頃
来年の夏
には
父
が
亡くなった
齢
と
重なる
けれど
憂うコト
なく
悔やむコト
なく
また
笑顔
で
迎えられます
ように
きっと
此の
見上げた空
から
見守ってくれている
で
あろう
父
に
誇れるような
安心してもらえるような
日々
を
ジャブジャブ
泳ごう