「まゆみちゃんの顔見に来たよ」
そう
云いながら
店内に
入って来られた
その方
は
体調を崩されて
入院されていた
と
聴いていた
数ヶ月前
に
バッタリ
お遭いしたまま
だったので
どうされているのかな
と
折に触れて
気になっていた
すっかり
スリム
に
なられて
少し
ビックリしたけれど
血色の良さ
と
穏やかな物腰
は
変わらないよう
で
ホッ
と
した
すっかり
食が細くなったから
のどごし
の
イイもの
を
と
オーダー
された
オムライス
いつも
以上
に
作る手
と
意識
に
チカラ
が
こもった
ワタシ
に
見えないパワー
が
あればなぁ
なんて
小さく
祈るキモチ
で
「美味しいよ、食べやすくて。」
そう
ニッコリ
微笑んでくださって
ワタシも
うれしくなった
互い
の
近況
を
話し
つかの間
の
再会だった
けれど
とても
ゆたかな
ひととき
だった
クルマ
が
見えなくなるまで
手を振り合い
お見送りして
次
は
いつ
お逢いできるかな
と
ふと
過ぎったけれど
大丈夫。
どんな
僅かな時間
でも
これまで
にも
これから
にも
かならず
繋がる
し
その都度
キッカリ
完結させている
部分
も
あると
想う
から
どの
出逢い
に
せよ
どの
関わり
に
せよ
互い
に
相手
を
想い遣るならば
後悔
も
物足りなさ
も
きっと
この
キモチ
を
超えるコト
は
ナイ
から
そう
ただ
ただ
あぁ
出逢えてよかったなぁ
と
その
原点
に
感謝できる
から