昨日は、アメリカによる広島へ原爆投下から77回目の「原爆の日」を迎えました。
市の「防災無線」では、投下時刻に「黙祷」の呼びかけに、「黙祷」をし、亡くなられた方や後遺症で苦しんでおられる方へ思いを馳せました。
広島市の平和記念公園では、「平和記念式典」が開かれました。
広島市の松井一実市長は平和宣言で、ロシアのウクライナ侵攻をきっかけに核抑止論が勢いを増していることに懸念を表明し、核保有国のリーダーに対して、「被爆地を訪れ、核兵器を使用した際の結末を直視すべきだ」と呼びかけた。
一方、広島選出の首相として初めて参列した岸田首相は、非核三原則を堅持する考えを示しましたが、核兵器の開発・製造・保有を禁じる「核兵器禁止条約」には一言も触れませんでした。
国連トップとして12年ぶりにグテレス事務総長が出席し、あいさつで「広島の恐怖を常に心に留め、核の脅威に対する唯一の解決策は核兵器を一切持たないことだ」と訴えたこととは対照的です。
岸田首相は、核保有国と非核保有国との「橋渡し役」を自認しますが、「核兵器禁止条約」に向き合う考えを示さなければ「橋渡し役」は、言葉だけに終わってしまいます。
写真は、議会報告とアンケート配布中に伺った農家の様子です。
生姜の出荷準備に追われていました。
私にも「お裾分け」に預かりました。
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