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こんにちは浦田関夫です

市議30年の経験から私なりの視点で発信していきます。

同和予算補助金の大半が人件費

2010年10月24日 06時40分35秒 | Weblog
 2002年3月に特別対策法が失効してから8年が経過しました。

 しかし、唐津市は依然として、運動団体に要求されるまま関連予算を十分な精査と実績検証がされないまま予算が使われていることが決算特別委員会の質疑で明らかになりました。

 解放同盟唐津支部(417人)に2109万円。全日本会唐津支部(69人) に988万円を毎年補助金として支出しています。
 その補助金の大半が、会員の各種大会や研修参加費と人件費になっています。
 その支出内容はこの数十年ほぼ同額で推移しています。
 しかも、団体運営予算は約9割が唐津市からの補助金で賄われています。

 また、会員19人のために3人の専従者を配置していることも明らかになりました。

 全日本会「相知集会所」では、相知町地域の会員19人のために、嘱託の所長、指導員、支部長の3人が専従者として常時配置されています。
 同集会所の事業実績は、1年間に手話講座10回、学習活動9回、その他の活動10回と不十分な状況です。
しかも、支部長には毎月2万円の「車両借り上げ代」が支払われています。

 「心理的な差別が依然として残っている」と差別解消を述べながら、このような予算の使われ方では市民の理解は得られません。
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2 コメント

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事業の精査が不十分 (うらた)
2010-11-02 18:12:29
 予算の組み方が、団体のいうがままになっています。
 「昨年、いくらだったから今年も同額に」といった具合です。

 唐津市が主体的方針を持っていないために永久に続きかねません。終結の目安を持っていないのですから。

 私は、あらゆる差別のない社会を望んで活動しています。

 これからもご意見を寄せて下さい。
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そのとおり (唐津市民)
2010-11-02 12:30:24
同和問題はそろそろ清算すべきときです。いわゆる地区はもうそれこそ《普通の市民が普通に住んでいる町》になっています。ですから、これ以上国民・市民の税金をつぎむのはやめるべきです、国の予算の半分が借金(国債)だというのに!
 これ以上続ければ「利権」や「逆差別」の問題が大きくなってしまうでしょう。
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