写画へのいざない

父のブログは2005年6月から2010年4月まで、息子のブログは2014年5月から、それぞれご覧いただけます。

金木犀

2017-10-15 14:27:00 | ノンジャンル
ちょっと日本に帰ってきています。

キンモクセイの香りが町中で漂っていますね。
秋の夕暮れの、なんだか懐かしいような、
さびしいような気持ちにさせられます。
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菜の花や

2016-03-06 16:18:00 | ノンジャンル

菜の花や 月は東に 日は西に と詠んだのは、与謝蕪村。
この句は安永3年(1774年)3月23日に詠まれたとのこと。
菜の花が咲いて、東に満月、西に夕日が見えるのは、旧暦の3月10日~15日(今の暦で4月20日~4月25日)。
つまり蕪村は実際に目にしてこの句を詠んだのではなく、その10日くらい前に見た光景を思い出しながら詠んだのではないかといわれています。
春はもうすぐです。
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白鳥蘆花に入る

2015-09-20 07:52:00 | ノンジャンル

街歩き中に、皇居近くで白鳥を見かけました。
日本には越冬のために晩秋から初冬に渡来し、春には飛去するそうです。
学生の時に読んだ「次郎物語」の一節を思い出しました。
水面を覆う白い芦(あし)の花に白い鳥が入ると、姿はまぎれてしまいます。白鳥は蘆花に影響を及ぼしながら、自分はその中に入り込んで姿を消します。
鳥が羽ばたくと白い花のさざ波が広がります。結果的に羽がおこすさわやかな風だけが、静かに広がっていきます。
著者は、世の評価の有無にとらわれず、社会に必要な考えや行いを広げることを大事にしました。
こうありたいと願った気持ちを思い出しました。
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たそがれどき

2015-06-28 07:53:00 | ノンジャンル

たそがれ時の千鳥ヶ淵を散策。
暗くなって人の顔がわからず、「誰そ彼」とたずねる頃合い。
空の朱色と薄紅の空気が気持ちをそわそわさせる雰囲気。
最盛期は過ぎたが、多少は余力があり、滅亡するにはまだ早い状態といった意味もあります。
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100年続きますように

2015-05-09 08:32:00 | ノンジャンル

街歩きでよく見るハナミズキ。
日本の植栽は、1912年、当時の東京市長がアメリカ・ワシントンD.C.へ桜を送った際、1915年にその返礼として贈られたのが始まりとのこと。ということは、あれからちょうど100年。
薄紅色の花が好きです。今年も見ることができました。
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