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前々週の作品、臨春閣から更に奥の道に這入ると、谷川沿いに書院造りの「聴秋閣」がある。
臨春閣同様、季節になじんだ名前で、静かな佇まいの茶室から「秋を聴く」、まさにピッタリのネーミングである。
この「聴秋閣」、今から383年前に、3代将軍 徳川家光が上洛に際し、佐久間将監に命じて京都二条城内に造らせたもので、三渓園には大正11年に移築されたという。
作品は手書き塗りを加え写画にしたものだが、原版の原色と調和しない面も見られるが、反面 新鮮な感もする。
初開催のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で、奇跡の優勝を成し遂げた王ジャパン。いつも苦杯を強いられている宿敵キューバを下しての世界一、お彼岸のまっ昼間、日本中を沸かせた王ジャパンに感動!
テレビ・新聞などマスコミは、こぞって、これで野球界が盛り上がるというが、小生は疑問に思う。確かに一時的に熱気は上がると思うが、今回のWBCで最高の感動を味わったあとで、今までと同じように国内の野球に満足できるだろうか・・・興味度が半減するのではないかと不安である。
★ 本来なら、今週は三渓園の続きを記載する予定であったが、「今最も輝きの人」として、ホットの内にと割り込ませた。
作品は、名実ともに世界の王となった王監督の胴上げを題材にしたものだが、世界一となり、後光が射しているような不思議な写画に仕上がっている。
三渓園は大きく分けると、明治39年に一般に公開された外苑と、昭和33年の公開まで、原家の私邸であった内苑とに分けられ、四季の花が楽しめる外苑に対して、内苑では古建築で構成された瀟洒な庭造りが楽しめる。
題材は内苑の中で最も広い建物で、今から397年前に、紀州徳川家の初代 頼宣 が紀ノ川沿いに建てた、数奇屋風書院造りの我国に残る雄一の大名別荘建築という。
高殿から、春の気配を庭全面に眺められる、まさに季節にちなんだ建物の名前「臨春閣」にぴったりと言えよう。
作品はカメラの画質を消すのにいろいろな効果を試みたが、この程度が限度であった。
生糸貿易で財をなした豪商 原三渓が、「遊覧御随意」の札を門柱に掲げ、一般に開放したのが明治39年で、今年の春で開園100年を迎えるという三渓園。
この園は、みなとみらい同様 写画 の題材に豊富で、時たま思い出したように訪れる場所の一つ、今回は観梅会の期間中に訪れたが、この厳冬で開花が遅れており、残念ながら香ぐわしい可憐な花びらには、お目にかかれなかった。
作品は三渓園の南門の側にある、上海横浜両市の友好都市提携15周年記念として、平成元年に、上海市より寄贈された「上海横浜友好園」の中にある湖心亭であるが、屋根の形から明らかに中国的な感がする。
・・・やったぜ! シーちゃん・日本初の「金メダル」ありがとう ・・・
昨年の10月、「更にビックに 藍ちゃん」以来のカテゴリで、今 最も輝きの人 荒川静香。
なんと言っても、不振が続いた日本勢にとって初のメダルで、日本中に元気をもたらした功績大。
作品は、シーちゃんの得意技である「イナバウアー」を強調すべく、デフォルメ( 変形、ゆがめること) 効果を用いてみたが、必ずしも満足な画像は得られず残念。
因みに、五輪マークは後から描き加えたものだが、リングの大きさがマチマチなのが何ともご愛嬌である。