父のブログは2005年6月から2010年4月まで、息子のブログは2014年5月から、それぞれご覧いただけます。
早いもので、このブログを立ち上げてから3ヶ月となる。前週にも述べたが、この3ヶ月で画像処理効果のパターンも、ほぼ、一通り用いた感がする。
勿論、美的価値に目をつぶれば、幾らでもそのパターンを増やすことは可能だが、小生の本意ではない。
従って、これからの作品はカテゴリ別で、処理効果の似かよった画像が頻繁にでてくると思うが、ご勘弁願うこととする。
ただ、時々は、興味をそそる題材の選択とPCのもつ威力を画像に盛り込み、趣向を凝らした作品作りを心鰍ッていきたい。
そんなことで、今週は既述の主獅フ裏づけとして、「布袋サイコロ」なる作品を展示する。
おでこが長いがために単純に布袋としたが、本来の布袋は七福神の一人で、容貌福々しく、弥勒の化身と尊ばれたというが、作品の夢之介なる布袋はどのように写ったであろうか。
既にお気付きと思うが8月に入ってからは、ウオーキングに関連した作品を掲載している。
小生の場合、ウオーキングは全くの気まぐれで、その日の体調、天候、TVの番組、Video のたまり具合などにより、行ったり止めたりで、均せば週2日前後であろうか。
ウオーキングのコースは、30、45、60分で、ほぼ、決まっているが、いずれも、公園、団地敷地内の通路を一部含むことにしている。双方、木々の緑が多く、人どうりも少なく、特に、団地内は花壇が整備され、時季ごとに、さまざまな花で楽しませてくれる。
今週は、そんな団地の花壇から けいとう の花を選んでみた。
花の傍にある立札によれば、ヒュ科の一年草で、夏から秋に開花とある。
けいとうの由来は、帯化した花序の形が鶏冠(とさか)状のものがあり、これから鶏頭(けいとう)と名付けられたとか。
作品としては、今までの作品で処理効果を使いこなした感があり、変わり栄えのしないものとなってしまった。
春日神社から、更に鎌倉街道沿いを 200~300m 上大岡に向かって歩くと、右側に広大な日野中央公園がある。敷地面積が 5.1 ha あるという。
ha の単位を示されてもピンとこないが、a (アール 100×100m) の 100倍で、即ち、100×100mの広さが 510倍あるという。
敷地内には、野球場、テニスコート、多目的広場、駐車場などの他、池、小川を配した遊歩道が整備され、地域の人の憩いの場となっている。
作品は、そんな池と遊歩道を両側に配し、写画にしたもので、構図、色彩のコントラストなど、気にいっているが、何分、被写体が地域限定のマイナーのため、知名度の点から興趣に欠けるのは否めない。
ウオーキングの足をチョット伸ばすと、鎌倉街道沿いの小高い森の中に、日野郷四ケ村の総鎮守であったという春日神社がある。
京都仁和寺の僧都が、この地に錫を止め神祠を建立したという。建立後 900年を越える歴史があり、長い石段を登りきると、正面に横浜市の重要文化財に指定されている社殿があり、また、回りの社業林も天然記念物に指定されているという。
この神社には、ここ数年元旦に初詣に訪れるのを恒例としている。お正月は石段の上に提灯が吊るされ、上り下りともお参りの人で賑わっているが、夏の夕方、足を伸ばし来てみたが、社務所は閉まっており、人影も見えず、静かな佇まいだけがあった。
そんな森閑とした神社を、画像にしたかったが、サイケデリックな写画になってしまった。
遠くにバーズとダイエーの看板が望まれる、JRの港南台駅前通りである。
小生が東京から引越して来た当時は、この辺りは山の中で、一歩中に入ると森閑とし、耳にするものは鳥の鳴き声のみで、休みの日には子供を連れ、よく散策に訪れた場所でもある。
現在のこの発展振りを見ると隔世の感がする。
通りの傍らには、横浜彫刻展での受賞作品が、20~30mの間隔で10数基設置され、通る人の心を和ませてくれる。
そんな中の一つ、乙女が両ひざを抱え、首を傾け涙を流しているブロンズ像、「涙」の作品を前面に、30数年来通い慣れた駅前通りを写画にしたものである。
もう少し、画の要素を採りいれたかったが、肝心の彫刻が何であるか判らなくなるため、この程度に止めておいたが、それでも判りずらいため、下右に拡大原版も展示した。