父のブログは2005年6月から2010年4月まで、息子のブログは2014年5月から、それぞれご覧いただけます。
スーパスターの輩出・数々の逆転劇と、ドキドキと感動を与えてくれた、今年の高校野球も終わり、一週間以上が過ぎたが、未だに「ハンカチ王子」とかで、彼等が動くところ、マスコミ関係者、追っかけファンと異常な過熱振りで、熱し易く、さめ易い現代の社会現象が、こんなところにも垣間見られる。
初めてであるが一度は見てみたいと、甲子園は無理のため、神奈川大会の準決勝を横浜スタジアムで観戦する。
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云わば、未だ予選の試合なのに、スタンドは、ほぼ、満員の盛り上がり。応援団の歓声に合わせ、プレーに酔い痺れれば楽しいのだろうが、球児に知り合いがいるわけでなく、また、遠見で選手の表情が判るわけでもなく、この炎天下、4回で早々に引き上げてきたが、そんな中で、ビールメーカ各社 夫々のハデハデなコスチュームに装い、頻繁に行き来する可愛い売り娘の笑顔に救われた。
なんじゃ・・・これは !
3基のエスカーを乗り継いで、標高60mの江の島の頂上には、サムエル・コッキング苑がある。
名前からは何があるのか分かりずらいが、平成15年の展望灯台の建て替えを機に、開設以来の「江の島植物園」を改名したとのこと。
施設名は、この地に最初に(明治15年)庭園を造ったイギリスの貿易商サムエル・コッキングに由来しているという。
此処には、植物園の他、サンセットテラス、郷土資料館、カフェなどがある。
そんな植物園の中に、異様な大きさで珍しい葉の花があったので、カメラに収めたのが作品のアオノリュゼッランである。
メキシコ原産の多年草で、厚い葉を持っており、この根を蒸留してテキーラを作ることで知られている。
リュウゼツの由来は、根元から伸びている葉が竜の舌に似ていることからといわれ、漢字では「竜舌蘭」と書く。
花は生涯に一度咲くといわれ、50年前後鰍ゥるといわれ、本物は、未だ見たことがない。
作品はデフォルメ効果を用いているため、葉の形状は本物と異なる・・・念のため。
このあと、更に奥の道を下り、中津宮、奥津宮、稚児ヶ淵などを経て江の島岩屋まで行くことになるが、大分ページを割いたので、この先は次の機会に譲り、一旦、今週で江の島は終了とする。
この眺望、先週の御神木 公孫樹の傍から下を眺めたもの
東洋のマイアミビーチと呼ばれる片瀬東海水浴場、ここまで歩いてきた江の島と対岸を結ぶ弁天橋などが望まれる。
相模湾に浮かぶ、周囲5kmの江の島に最初に橋が架かったのが、明治24年という。
歌舞伎の「白波五人男」などで知られる、江の島生まれの弁天小僧菊之助は、行く行くは悪事が重なり、島を追い出されることになるが、その頃は、未だ橋がなく、何で渡ったのだろうか。
通常は船なのだが、人足に頼ることもあり、お咎めを受けた菊之助、案外、胸まで海水に浸かりながら歩いて渡ったように思う。
ずいぶん飛躍して考えたが、まだ、脳は若いということか。
作品は、弁天橋と海水浴場の形が損なわないように、いろいろ効果を試したが変り映えのしない画像になってしまつた。
小さい頃から、大ちゃんとは赤い糸で結ばれていま~す。 これからも仲良くしてね !
そして 神様お願い、今年中に一緒にさせてください。 ミイより
銭洗い池から、次のエスカーに行く途中に、作品の御神木のむすびの樹がある。
ご覧のように公孫樹 ( 銀杏の漢名で、老木でないと実らず、孫の代に実る樹の意 ) ですが、根元から枝分かれした幹が空を覆っており、根元で一つに繋がることから、互いに心が一つに結ばれるようにと、「むすび絵馬」が数多く奉納されています。
冒頭の言葉は、偶々目に留まった一枚の絵馬のメッセージを紹介したものだが・・・若いって羨ましい。
でも、若い頃に戻れたとしても、誰が見るかも知れぬ絵馬に、こんな歯が浮きそうなこと書けるかと思ってしまうが・・・夫々の性格か、又は、時代の移り変わりか。?
作品は、今まで使ったことのないコラージュ効果を用いてみたが、そのままの大きさではあまり変わり映えせず、画面を大きくして見て欲しい。