写画へのいざない

父のブログは2005年6月から2010年4月まで、息子のブログは2014年5月から、それぞれご覧いただけます。

奥入瀬の銚子大滝

2005-10-26 13:24:57 | 東北旅行より

    ・・・住まば日の本 遊ばば十和田 歩きゃ奥入瀬3里半・・・
 思わず声にして読みたくなるような、このリズム・テンモフ良さ、明治、大正時代の詩人で評論家、また紀行文や随筆の美文で知られる 大町桂月 が謳ったもので、刻々姿を変える奥入瀬を歩き、その景観の素晴らしさに感嘆したという。
 奥入瀬川の水源は十和田湖で、ここから流れ出た流水は、十和田湖町、十和田市などをとおり太平洋に流れ込む。
 奥入瀬は、この間の焼山から子の口までの 14.2 km(3里半)を、特に奥入瀬渓流と呼び、奥に入るほどに瀬が多くなることから「奥入瀬」と名づけられたという。
 作品はそんな渓流中にある、幾つもの滝のうち、幅 20 m、高さ 7 mと最も大きな滝で、水量の多さからも豪快な景観を作っている 銚子大滝 で、ウォーターカラー効果を用い写画にしたものである。

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奥入瀬渓流

2005-10-19 17:13:46 | 東北旅行より

 4泊5日の東北旅行への行程は、東京駅からJR新幹線つばさで新庄に出、バスでの男鹿半島めぐりから始まったが、現在なら、ここまで半日もあれば十分であるが、芭蕉の時代はどの程度要したのだろうか。
 「奥の細道」の紀行文の元となった奥州・北陸巡りは、5ヶ月にも及ぶ大旅行であったとか。
 作品は東北きっての景勝地の一つと数えられる、青森県の南部に位置する奥入瀬の渓流である。
 写真の画質を残したくないため、幾つかの画像処理効果を試みたが・・・最終的には、二つの処理効果を合わせて作成したものである。
 ☆ 画像をクリックし画面を大きくすると、より処理効果が高められます。

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千畳敷海岸

2005-10-12 17:43:54 | 東北旅行より

  ・・・行く春や鳥なき 魚の目に泪・・・
 今週から東北旅行した際の風景写真を題材に、数点の作品をお見せしたいと思う。
 東北旅行と言えば松尾芭蕉が、奥州の各地を行脚し、北陸の勝を探り、「奥の細道」の紀行文を残しているが、小生の意識の中で、これが重なる。
 冒頭の俳句は、芭蕉が旅立ちの地である 千住 で、送ってきた弟子、知人などとの別れの際に謳ったものだが、当時の(今から 316 年前)旅は、自分の体力と足だけが頼りのため、前途3千里の不安と惜別が去来し、離別にあたり、鳥も悲しくなき魚の目にも泪と、あらゆるものに泪をそそいだという。
 作品は青森県・日本海側にある深浦町の千畳敷海岸であるが、「奥の細道」での最北が山形県の象潟のため、芭蕉はこの景色を見ていないと思う。
 写画としては、極々平凡なものとなってしまった。

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更にビックに 藍ちゃん

2005-10-05 11:24:50 | 人物 今最も輝きの人















 ホットな話題を旬のうちに作品にし、お目に鰍ッたいということで、このニュースを逃したら我意に反すると、急遽とりあげ挿入した。
 ご存知、今週の日曜日、日本女子オープンで、最年少の数々の記録を塗り替え優勝した 宮里藍 である。
 今までのプレーからも判る通り、万人を惹きつける魅力・天性の勝負強さ・失敗を飛躍につなげる技能など、スターである要素は充分備えていたが、今回のトーナメントの最終ホール、過去最高の2万人余りのギャラリーを引き連れての、ビクトリー・ロードを歩む姿を見て、これが確証され、更に一段上のスーパスターに登りつめた感がする。
 次年度以降の、全米での活躍を応援する。・・・そして更にビックに!・・・
 作品は、ビックとはほど遠い、あどけない笑顔な 藍ちゃん を、ネットから抽出し写画にしたものである。

 月も変わり秋本番、旅行シーズン到来ということで、今週から旅行先の風景を題材にした作品を、予定していたが次週以降に繰り延べる。
 なお、8月最終週で既述したが、興味をそそる題材ということで、今後も「今 最も輝いている人」として随時導入していきたい。


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