これはバンレイシ(蕃茘枝)。カンボジアに駐在していた時によく食べていた果物です。別名釈迦頭(しゃかとう)。そういえば、仏像の頭に似てますよね。
果肉は白いシャーベット状、クリーム状で、中に大豆ほどの大きさの黒い種子が入っています。味はとっても甘味が強く、ねっとりした果肉の中にジャリジャリとした砂糖の粒を噛むような食感があります。このジャリジャリした歯ざわりは、果肉中に梨と同じ石細胞が多く含まれているからだそうです。英名のSugar-appleはこの食感から付けられたとのこと。
今のような暑い季節になると思いだす味です。