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狭い庭に、赤・黄色と可憐なまぁるい実が成り、ひときわ目立つようになると、お正月も、もうすぐそこ・・・
植えた記憶もないのだが、我が家の庭に、ここ 2・3年 師走の声を聞くと律儀に、可愛い小さな実をつける千両と万両。
名前からなのか、実が多く成るからなのか、お正月の縁起物の花には欠かせないという。
千両と万両は、よく似た花だが、左側の千両は葉の上に実をつけ、右側の万両は葉の下に実が成る。従って、鳥の好物である実は千両の方が食べ易く、万両の実は年が明けても数ヶ月残っているという。
事実、昨日まで実っていた千両の赤い実が、今日 朝見たら消えていた、恐らく鳥の仕業と思うが・・・万両は健在であった。
この他、同じような花で、一両、十両、百両もあるという。
因みに、花言葉は
千両 : 可憐、富貴
万両 : 固い誓い、陰徳、慶祝
作品は、エンボス・水彩・加筆効果と混ぜ合わせ用いたが、画面が小さいこともあり変わり栄えのしない画像になってしまった。
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早いもので、今年最後の作品となってしまったが、ご愛顧いただきましてありがとうございました。
来年もよろしくお願いいたします。
本ツァーの最終観光地である知床五湖、アイヌ語では「シリエトク」といい、地の果てという意味とか。
5つの小さな湖を総称して知床五湖といい、それぞれの湖には、固有の名称がなく、時計回りに第一湖から第五湖までの番号で呼ばれている。これは冒頭に記載のよう、あまりにも奥地でアイヌの人々も名前を付けなかったからだという。
5つの湖を一周できる遊歩道の入り口に着いた時は、午後の4時をまわっており、天候も曇りで、肌寒く、また、知床半島はヒグマの生息地で、襲われないよう、鈴を持たされ絶えず鳴らせとか、歌を歌って行くようにとのことで・・・随分 大袈裟なことをと思えたが、途中 随所にヒグマの爪あとや、鹿の角研ぎあとなどが見られ、ビビリながら回ってきたのを思い出される。
作品は、原生林に囲まれて、たたずむ幻想的な第二湖を、エンボス効果を用い写画にしたもの。
当日はウトロ温泉に泊まり、翌日、オホーックと北斗星で、車中泊を含め、網走→札幌→上野を経て帰路に着いた。
観光としては最終日の五日目、前夜の宿泊地、屈斜路から硫黄山を経て神の子池へ
摩周湖の展望台から北へ 3km、斜里郡清里町の山奥にある周囲 220m、水深 5m の小さい池。
アイヌ語では摩周湖のことをカムイトー(神の湖の意)と呼ばれており、この摩周湖の伏流水の湧き水でできたため「神の子池」と付けられたという。
ここから1日に湧き出す水の量は、なんと 10,200tになり、この多量の湧き水で、冬でも凍ることがなく、更に水質が極めて良質であることから、池の底に沈んでいる当リは腐ることがないという。
澄んだ水は天候などによって、エメラルドグリーンや渋い青に変色し神秘的である。作品は水彩効果を用いその辺を表現したかったのだが・・・
流星の滝を観光後、三国峠→糠平湖→オンネトー→阿寒湖を経て、第4日目の宿泊地である屈斜路温泉へ。
作品は三国峠辺りで、バスの車窓から撮った白樺並木だが、白い肌をした長身の美人が、幾重にも重なり合って、これから迎える冬の厳しさを、寂しげに訴えているように思えるのだが・・・エンボスと水彩効果で強調できただろうか。