写画へのいざない

父のブログは2005年6月から2010年4月まで、息子のブログは2014年5月から、それぞれご覧いただけます。

パンジー

2007-02-28 20:45:24 | 花ばな


ひげを生やして色眼鏡     おひげを着けてサングラス    チョイ悪親父は仮姿        いつも通る公園で        子供が遊ぶ公園で         真は黄色のパンジーで       僕をじっと睨みます       いつもニコニコしています     皆んなの心をいやします            

 昨年の9月に掲載した、メ[チュラカの公園に咲いているパンジー、開花時期は11~5月だが、春を迎える今が盛りのようであちこちで見かける。
 葉の色によって、葉柄の濃淡はあるが、その向き・大きさ・形から、サングラスを鰍ッたひげ親父に見えるから愉快。
 冒頭の詩は、そんな光景を詠ってみたもの。

 パンジーはスミレ科の一年草で、原産はヨーロッパ、和名は三色すみれという。
 花言葉は、物思い、私を思ってくださいとか、
 ヨーロッパでは「この花を身につけていると異性の愛情が得られる」とされ、かの有名なシエークスピァの作品「真夏の夜の夢」にも、愛の妙薬として登場しており、こんなことから、「パンジーはバレンタインの花」とも言われている。

 作品は、フィルム粒子効果を用い写画にしたもの。


 
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横浜にぎわい座

2007-02-21 20:05:51 | その他

 寄席通いも最近は横浜近郊が多く、回数もめっきり減ってきたが、昨年の暮れ久し振りに、2ヶ所に出向いたので、その時の状況を・・・ 

「横浜にぎわい座有名会」 於:にぎわい座
 取りを務めた、古今亭一朝の「二番煎じ」で、なんとか帳尻をあわせたものの、此処に至るまではいたって低級で、特に、落語件p協会が初の女性真打とした右団冶の「湯や番」は、聞いているこちらの方が恥ずかしく、回りの客の反応を見ることが恐く顔が上げられなかった。
 当人は可愛く、ファンも多いらしいが、金を払ってまで聞く気になれない。
 落語は、企画・演出・演者と一人で全てが決まるため、能力によって格差は歴然と表れ、今の企業より厳しいといえるかも知れない。
 
「小朝・茂山・昇太の京極噺」 於:よこすか劇場
 京極夏彦 原作の落語二席と新作書き下ろし狂言「新・死に神」とのコラボレーシンということで、2ヵ月前からの前売りを購入し期待していたが、看板唐黷フ感で正直ガッカリした。
 小朝・昇太と、今最も生きのいい演者を並べたにも拘らず、京極噺という制約がつき、しかも、噺そのものもいずれも15分程度と短く、楽しむところまでには至らなかった。
 また、メーンが茂山千五郎家の狂言であったためか、脇役の小朝は、いつもの気概が感じられなかった。

 作品は、にぎわい座の入り口を、切り絵効果を用い写画にしたもの、なにか 寄席に相応しいのんびりした光景に仕上がっている。

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寄席の舞台と小朝

2007-02-14 20:09:26 | その他
                   


    今にも出囃子が鳴り、小朝が出てくるような寄席の舞台

 昭和30年代の初め、やっと 庶民の間でも、テレビが普及始めた頃から、寄席の番組は好んで見ているが、なかなか生を見る機会はなかった。
 ところが、昭和も終わり頃だろうか、甘納豆メーカが主催する春風亭小朝独演会の観賞募集に応募し、見事当たったのである。

 会場は、有楽町マリオンの 11F 朝日ホールで、演題は「明烏」他二席、たっぷりと笑い、堪能し、おまけに甘納豆をお土産に貰ってきたことを思い出す。

 それ以来、小朝事務所である「春々堂」から、独演会開催の都度 案内状が届き、最近こそ 体調の関係で出鰍ッる回数は減ったが、以前はチョコチョコ出鰍ッたものである。
 そんなことで、関東地区にある寄席の定席はおろか、歌舞伎座、国立大劇場、日生劇場、日比谷公会堂、博品館劇場などすべて出向いている。

 そして、いつの間にか、販売されている彼の落語テープは、全て備わっており、チョットした小朝シンパといえ、寝るときはタイマーをセットし、子守唄替わりに聞いている。
 毎日 聞いていたら、いい加減飽きるだろうと・・・思いきや、殆どが「まくら」の部分で寝ており、本題は未だにハッキリせず いつまでも新鮮を維持している。

 作品は、横浜にぎわい座の情報コーナーに展示されている寄席の舞台で、ラップフィルム効果により写画にしたもの。
 小朝の似顔絵は、歌舞伎座で独演会を開催したとき、イラストレータの山藤障二が描いたものである。

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東大寺 四点王≠Q

2007-02-07 20:17:19 | 寺社・仏閣
















      先週からの続きで、東大寺の残り 2名の四天王

 左:増長天(ぞうじょうてん) 
 南方世界を守護する。
 古代インド神話に登場する鬼神、Virudhaka (大きく育つ)という意味から、そのまま和名とし、増長天と名付けられた。
 ご覧の通り、口を大きく開けて叫ぶ明確な憤怒の相を表しており、一般的に長槍を持ち、邪鬼を踏みつけている姿で表されている。

 右:多聞天(たもんてん)
 北方世界を守護する。
 古代インド神話に登場する Vaisravana (広く名のきこえた)という意味から、多聞天と名付けられた。
 独尊像として造像安置する場合は「毘沙門天」と呼び、日本では俗に勝負ごとの神とされ、七福神の一つとして庶民の信仰を集めているのは、ご承知の通り。
 四天王の一体として造像安置する場合は、「多聞天」と呼ぶ。
 四天王の中では一番の知恵者という。

 作品は前週分も含め、スキャナーで撮り込んだ原版を基に作成したものだが、表情が克明だけに、用いる効果に制約を受けずに出来た。
 


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